トーチャーガーデンリポート

今日の話題
[ 1 ]6.28トーチャーガーデンリポート
[ 2 ]18歳の現役女子大生kikiがラバーキャットスーツモデルに初挑戦!
[後記]ラバーで初外出
[おわびと訂正]マイさんの「店長」の件
[ 1 ]6.28トーチャーガーデンリポート
 スピリチュアルブームといわれています。自分でコントロールできる領域、つまり自分の体をはじめ、体の外部にあって自分が直接働きかけられる領域、つまり日常生活や仕事、家庭、人間社会そいうったものを越える、自分ではどうしようもない領域への渇望にも似た志向性が私たちの心のなかに芽生え始めてきています。
 人々は、自分の力の及ばない領域、ここでは超越領域と呼ぶことにします、を体験したいと思ったら、宗教とか、占いとか、そうした、もろもろの、精神に作用するサービスを、対価を払って受けることができます。もちろんドラッグや各種犯罪行為など、合法性を欠く手段を選ぶ人もいるかもしれません。
 トーチャーガーデンは、超越領域を体感するのにふさわしい、いまや貴重な選択肢のひとつとなった厳格なドレスコードのあるクラブイベントです。
 英国由来のこのイベントでは、著名な出演者による、ピアッシングやダンスなど、やや常軌を逸した過激な「身体ショー」が用意されています。本人はもちろん、観る者をも、一瞬で超越領域へと浮遊させられます。参加者たちがしている服装も、超越領域にふさわしく、ボンデージや、サイバーパンクふうのキンキーでビザールなコスチュームばかりです。カジュアルな普段着姿の者は一人もいません。
 厳格なドレスコードと、ここでしか見られないショー、暗いなかで大音響で響くテクノ音楽が現出するのは、紛れもなく、参加者一人一人が神的体験を得られるよう慎重に緻密に計算されたサンクチュアルインフラストラクチャー(聖域の装置)でした。思えば、人類は有史以前から、超越領域を象徴する存在としてもっとも保守的なイコンのひとつである、神を求めることにより、超越体験をしてきたのです。神は、儀式のなかで、あるいは、聖域に存在するとされています。地域には、教会が置かれ、人々はそこで儀式をしてきました。じつは学問というのも、神の存在が起源です。神と学問科学はまったく相容れないように感じられるでしょうけれども、すべての学問の起源である「哲学」は、最初に、神とそれに対峙する「自己」を究める学問として出発したのです。哲学科だった私は、何で大学に入ってこんなに「神」のことばかり勉強しなきゃならんのか、無神論の私はうんざりした思い出があります。
 私がラバーキャットスーツを着て、割と神妙な面持ちで、このイベントに参加したのには、以上のような背景があったからです。人々のせっかくの超越体験を邪魔しないように、私は慎重に、参加者に取材中である旨を伝え、被写体になってもらいました。そうして得られた写真の数々ですが、なにぶん、季節はずれの全身ラバーキャットスーツときついコルセットのせいで数が少ないのが残念です。今回、すばらしい写真を撮ろうと、アシスタント(声かけ係の若い女の子=全身ラバーキャットスーツにサイハイブーツを着用、と、レフ板持ちのサロのデザイナー渋谷くん=サロのラバーTシャツとブリーフを着用)をともなってプレスで参加させていただきました。ご協力をお願いした方の全員から撮影のご承諾をいただくことができました。本取材にご協力いただいた皆様、主催者の皆様には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。なお、撮影時には掲載サイト名をご案内のうえ、撮影させていただきましたが、事情が変わり掲載を止めてほしくなった場合はいつでもご連絡ください。すぐに掲載を取りやめます。掲載中止のご連絡先はinfo@alt-fetish.comです。
[ 2 ]18歳の現役女子大生kikiがラバーキャットスーツモデルに初挑戦!
 最近、モデルさんが多数、このシリーズに応募していただけるようになりました。ほかではあり得ない高品質な写真、エロでも、アートでもない、第三の(まさにオルタナティブな)ビジュアル、そして、ラバーキャットスーツ着用に一貫してこだわった姿勢が、モデルさんと読者の皆様から一定のご評価をいただけたものと、不肖イチカワテツヤ、たいへん喜んでおります。
 次回作を撮っているのですが、今度のモデルさんはなんと18歳です。法律で風俗営業従事を禁止された年齢を卒業した1年目の、まさに新鮮そのものの女性です。合法新人、1年目、フレッシュ、そうした言葉がふさわしい彼女、なんと驚くべきことに、スタイリッシュなビザールファッション撮影のあとのおまけ動画の収録時に、かなりハードコアな演技をしてくれました。内容は秘密ですが……。ヒントは、私たちラバーフェティシストが女性に、ラバーキャットスーツのままでやってもらいたい行為のうち、自分で××してラバーの悦楽に浸る行為です。もちろん動画では、演技であり、メインはあくまでラバーのスタイリッシュなファッション写真の作品なので、それ目当てでのご購入はおやめください……。
 それはそうと、この18歳のkikiちゃんは(そうです、名前はキキ、です。以後お見知りおきを)ややぽっちゃり系です。ビジュアルも、キュートで明るく、よく笑うキャラクターも相まって、かわいらしさ満開ですが、モデルを張れるというタイプではありません。ラバースーツも私が普段着ているような男性用のこのタイプをご着用いただきました。キキちゃんは顔出しNGなので、「証明写真」のようにばっちり顔かたちが誰と分かる画像は今回ありません。もちろん私としてはビザールビューティーを表現するのに顔出しNGが障害になるとは考えていないので、問題ありません。マストアイテムである、男性用立体成型ラバーマスク黒1.2ミリ厚 サイズ2で頭部顔面をビッチリ覆いました。そうしたところ、このマスクの効果でしょうか。まるっきり顔が変わってしまいました。輪郭もほっそりして、彫りも深くなり、人間の皮膚にはない妖しい黒光りの光沢が凛然と。すばらしく淫靡で、魅力的なラバーガールに変身です。こうしてデビューしたキキちゃんの、デビュー前ビフォー写真と、ラバーマスクデビュー後のアフター写真をこのページでご覧いただけます。ご覧いただければ、きっと皆さん喜んでいただけるのではないかと思っております。ラバーフェチでよかったというか。まあそんなところでしょう。だって、わずか2万数千円で、整形でもしたのかと思うほどに化けられるんだから。
 kikiちゃんの写真集は「市川哲也オリジナルデジタル写真集シリーズ005(予定) キャットスーツガールkiki」として、DVD版で販売する予定です。もうしばらくお待ちください。
[後記]トーチャーガーデンの会場で、不肖、私、市川に声をかけて、「ALT-FETISH.comで買ってます」とご申告いただいた方が何名かいらっしゃいました。しかもなかには、このメルマガ(=ブログ)を読んでいるという方も。ありがとうございます。光栄です。今回同伴したサロのデザイナー渋谷くんも私の「指導」によりブログを書いていますが、こうしたこともあるから下手なことはかけないぞと戒め合いました。今回、会場では、池袋のクラゲさんの作品を着ている方が多く見受けられました。私も、何着かよく拝見しましたが、なかなか立派に作ってあって感動しました。こうしたパーティー会場で着るのには、やはりクラゲさんとか、サロさんのようなファッションよりのところで作ることをお勧めします。私はファッション用途というより、完全に「一人で××」用途なので、安い自社商品ですが。そんなあなた、○○にウン万円もかけられませんよ。必要ないし……。
 ところで今回、生まれて初めて、ラバーキャットスーツを着て公道を歩くという体験をしました。公道では、上下とも、うえに、カジュアルウェアを着ていたのでまわりからは分かりませんがイベント会場では結構皆さん私の姿を見ていたのではないかと密かに思っています。思ったよりもラバーキャットスーツを着ている人は少なくて、目算ではわずかに5人(うちらを含む)程度です。会場で私の着ているスーツをご覧になり、かっこいいと思った方、ぜひ、こちらでお買い求めください。おそらく日本で手に入るラバーキャットスーツとしては、現在最安値だと思います。ただし、先ほども申し上げたとおり、どちらかといえば外で着るおしゃれ用途というよりも、夜、自室にこもって着る○○用ですが……。
[おわびと訂正]写真集シリーズ最新刊「キャットスーツガールマイ」(このタイトルはSEO対策でこうなっているだけで、他意はありません)。前号で、歌舞伎町のピンククリスタルで一日店長を毎週木曜日する旨ご案内させていただきましたが、7月以降ということを申し伝え忘れました。まことに申し訳ございませんでした。6月中に行かれてしまった方にはこの場を借りまして、深くお詫び申し上げます。この情報の詳細は、当該ウェブサイトBlack Crystalをご覧ください。
市川哲也/ALT-FETISH.com
ALT-FETISH.comはラバーキャットスーツ、ラバーマスク、ラバーグローブなどのコスチュームや、ラバー関連の海外書籍・雑誌を販売するラバーフェティシストのためのオンラインセレクトショップです。
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