ポッドキャスティングとは 

どうも先週末ラバーキャットスーツを着て興奮しすぎたために体力が低下、口唇(こうしん)ヘルペスという病気にかかってしまった。ヘルペスウイルスはあらかじめ体内の神経節にいるらしいが、疲れたりストレスとかでそれが暴れ出し、唇にプチプチッとできる「ふきでもの」の原因となる。
 これがうつるらしい。人に。感染力が強いらしい。怖。皮膚科に行ったらいろいろと教えてもらえた。強力な軟こうを処方してもらいすぐに治る予定。
 さて、本題、ポッドキャスティングについて。今、全世界でappleのiPodが数百万台売れているという。その数百万の新興メディアiPodに向けて放送するのが今日取り上げる「ポッドキャスティング」である。「放送」のブロードキャスティングと、iPodのポッドをくっつけた造語、それがポッドキャスティングという聞き慣れない言葉のなりたちだ。
 ポッドキャスティングはiTunesというソフトの機能の一つだ。iTunesはインターネットサイト上にあるMP3ファイルをパソコンのハードディスクにダウンロードして保存するためのソフト(MacもWinもOK)。appleのサイトからたしか無料で手に入れられる。もちろん、iPodを買ったりマックを買った人はCDから、あるいはプリインストールされて手に入れられる。
 ポッドキャスティングの使い方はこうだ。まず好きな番組(国内に数百、アメリカには1万局以上)をポッドキャストに登録する。するとポッドキャストは自動的にその番組を自分のパソコンのハードディスクにダウンロードし、後は好きなときに聞くことができる。iPodを持っている人は、パソコンにつなげるとパソコンに落とした番組をiPodに移して聴くことができる。iTunesは自動的に登録した番組の新しい回をダウンロードしてくれるから、毎朝通勤前にiPodをついでおけば、更新された回だけを持って出かけ、その日好きな時間に何度でも聴くことができるのだ。
 従来型メディアはプッシュ型(スイッチをひねれば勝手に情報が押し流されてくる)だった。必要とされるメディアリテラシーは非常に低く、誰でも簡単に情報に接することができた。
 プッシュ型情報の典型がプロ野球の「巨人戦」である。巨人戦の結果という情報なら街頭のテレビや安いラジオでホームレスでさえ知っている。一方プル型のメディアを活用するためには高いメディアリテラシーが必要だ。今でも何万かはするパソコンを保有し、毎月数千円払ってブロードバンドに接続し、電気代も払って、家でパソコンを適切に操作して、求める情報がどこにあるかを調べて……と、いくつものプロセスを経なければ情報は手に入らない。
 ポッドキャスティングは、プッシュ型とプル型の中間のようなものといえよう。
 そうなると、やはり一定のメディアリテラシーが要求される。高くてわたしすら持っていないiPod買わなきゃならないし。なんか液晶とか壊れ易いっていわれてるし、うじうじ。
 というわけで、ポッドキャスティング、いわれているように、爆発的に流行るとは思えないのが私の印象だ(もっとも巨人戦の視聴率低下が著しい昨今、案外流行るかもしれんが)。
 いま、J-waveのグルーブラインを大笑いして聴きながらこれを書いているが、このグルーブラインがポッドキャスティングに入るのなら私は考えてもいい。
SALOのキャットスーツ(男性用)30975円での特価販売は終了しましたが、予想以上のみなさまからのご支持をいただくことができ、感謝しております。10月いっぱいは正規の値段よりも安い33600円で販売させていただくことにいたしましたので、引き続きお願いします(ただし生地切れのため即納いたしかねます。申し訳ございません)。
市川哲也
Alt-fetish.com
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