ラバーフェティシズムをシステム思考する

 ALT-FETISH.comは今年の夏前より、撮影会Replicant Laboを展開する荊城チカさんの撮影会にラバーキャットスーツを貸し出しております。撮影会に参加するモデルさんの方々で、ラバーを着てくださる方は、まったくなんの気負いもなく、単にかっこいいから着てみたいという動機で着ていただいています。
 もちろん、撮影会に参加しているカメラマンさんは、基本的にはラバーが目的ではありません。よい作品を残したいということ、モデルさんとのコミュニケーションをはかりたいなどといった目的が、ラバーを見たいというものに優先することは間違いないでしょう。Replicant Laboの歴史は長く、数年前からやっているようです。
 そうはいっても、ラバーを着る実物の人間を、それも一度に3人も4人も見られるというのはめったにない機会です。私のような根っからのラバーフェティシストにすればこれは夢のような体験です。
 システム思考という方法論を、MITのある教授が何十年も前から研究していて、欧米の大手企業もこの思考方法を研修に取り入れるなどしています。システム思考とはなんぞやというのを一言で説明するのは難しいのですが、その対極(というか、システム思考との違いを顕著に示すものとして)にあるのが分析的思考です。ある現象が起こる、その因果関係を調べて、解決策を探るのが分析的思考です。たとえば、人が暑いと感じる。暑いからクーラーを付ける。解決した。これで終わりです。これに対し、システム思考は、暑い、クーラーを付ける、その先にあることを探ります。たとえば、電気代の高騰で家計が圧迫される、地球温暖化を加速させるなどです。こうした部分は、人が本来は、快適さを追求してクーラーをかけたことの結果のひとつとして、その人に将来降りかかってくる、快適ではないことです。快適さを求めた行動が、じつはあとあとの、不快のスイッチだったというわけです。
 私はラバーが大好きですから、ラバーを着てオナニーするんですが、これだと、何となくそれだけで終わってしまいますし、ひいてはラバーに飽きてしまうといったことになりやすいのです。ですから、最近では、こうした撮影会に時間的・金銭的コストを投じて参加し、人がラバーを着ているのを目の当たりにしてみたり、あるいは、妻を拝み倒して自分だけラバーを着て夜の夫婦生活を試みるといったことをしています。そうしますと、ラバーを着たいから着る、ハイ終わりではない、もっと広くて深遠なラバー快楽を味わえます。システム思考を使ってラバーフェティシズムを実践しているつもりです。
 最近ではラバーを作る人も増えている模様で、接着剤やラバーシートの引き合いが多数寄せられます。作るということもまたラバーを楽しむ上で欠かせない局面でしょう。私は作るとまではいきませんが、シース付きラバーブリーフという人気商品(商品ギャラリー参照)を改造して楽しんでいます。タマとシース部分をまるまるハサミで切り落として、タマとペニスが露出するようにします。男一般に取り、タマの袋とか、ペニスというのはたいへん敏感です。人にもよりますが、この部分だけを露出させて、あとは全身頭の先からつま先までラバーでギチギチに装着すると、普段の何倍も敏感になる気がします。真っ黒な中から、性的な「器官」だけが露出している物体に自分がなっている様を鏡で見るだけでも相当に味わい深い。みなさんもいろいろと試して、体験してみてくださいね。
【おしらせ】BLACKSTYLEのラバーキャットスーツは12月5日までのご注文でしたら0.6ミリ厚の商品で46,050円(本体45,150円+送料900円)です。表示されている価格\55,650よりかなりお求めやすいので、これを機会にご検討下さい。銀行振込前払いのみの対応となります。また、お届けは来年の1月中下旬頃を予定しております。メールにてお問い合わせまたはサイトよりご注文下さい。
市川哲也/ALT-FETISH.com
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