奥菜恵さんと渋谷の社長が離婚

 日本は明治維新、つまりついこのあいだまで、300年にもおよぶ長い期間、士農工商という身分制度であった。そのうち農民がもっとも人数が多かった。ほとんど農民である。江戸末期は武士が落ちぶれて商人が力を得て台頭。制度が大きく変わる原因はそうした身分間の力関係の変化が一因となっている。
 今回離婚した女優と社長の場合はどうなのか。もちろん私はこのブログで前世がどうのとかオカルトめいたことを言い出すつもりは毛頭ない。そうじゃなくて言いたいのはこうしたいわば私たちとはだいぶ遠いところにいるセレブレティの私的な不幸な事件が、なんでこんなに私たちにとってよろこばしく、また楽しく感じられるのかである。
 楽しいとか悦ばしいとはちょっと違う、こう、なんといおうか、胸がスカッとするような、胸のつかえが取れたような気分なのである。
 この感情というのは、ながいあいだ続いてきた身分制度、身分制の時代の方がいまのような平等社会の民主制度よりもよっぽど長かったために、骨身に染みついている日本人のメンタリティーにかかわる感情なのではないか、そんな風に思って、そのことを家族に話してみたところドン引きされたのでブログで書いてみました。
あれ日付がかわっちゃう市川哲也
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