新たな性対象の発見

 先日ひょんなことから「くれいちろう」という漫画家の『黒淫』という単行本を買いました。この作品の詳細はまずはこちら。
http://stack-style.org/2008-05-08-07.html
 要するに褐色の肌(小麦色の日焼け肌)をしたギャルの痴女プレイをテーマとするエロ漫画です。オタクの男の子を、ギャルがこれでもかこれでもかと犯し倒します。「テメーもう逝ったのかよ」という男言葉で男を恫喝し、男のチンポを上の口と下の口でむさぼり尽くすギャルの描写に、秒速で勃起。
 皆さんご存じの通り、出来損ない男の私は、黒くてケバイ女いわゆるage嬢(昔でいうところの「コギャル」)が大好きです。人は、自分にないものを求めるわけですが、私は色白で少なくともギャルのような奔放な下品さを持ち合わせていません。そこで私は色黒の下品なギャル、セックスにどん欲な動物のようなギャルがたまらなくツボ落ちしてしまいます。結局、黒くてツヤのあるキャットスーツにこだわるのも、それが、ギャルの日焼け肌がエロくツヤ光りしている様に似ているからだと思います。キャットスーツを着て、シリコンバストを入れ、ラバーマスクをかぶってギャルウィッグをかぶり、ageメークを施すのはまさに自分のギャル化、ギャルへの変身を成就するため。もはやギャルに生まれ変わりたいわけですが、果たせないところを、こうして即物的な手段で一時的に叶えるのです。なぜそこで射精に到るかがまた不思議なんですがね。
 日本におけるギャルの地位はこれまでもこれからも、たとえば三浦展あたりがいう職業分類でいうところの一流大卒女に較べて低いままでしょうが、私のなかではギャルの地位は限りなく高いんです。
 で、冒頭のくれいちろうのようなギャル作家、彼は褐色フェチを公言していますが、そうしたジャンルがエロ漫画で登場したのは、私のようなのが一定数いるということだと思います。みなさんはどうでしょうか? ラバーフェチと思っていたら実際、じつはギャルフェチガングロ茶髪のコギャルフェチでもあるのではないでしょうか。