「ショールーム」カテゴリーアーカイブ

ニコ生もすなる会議といふものをALT-FETISH.comもしてみむとしてするなり

5月から、5千円以上お買い上げのお客様またはラバー製品をお買い上げのお客様に、今は活動休止中の貴重な赤根京氏が表紙の、クールな「ALT-FETISH.com zine」というフリーペーパーを商品と同梱しています。

一ページ分まるまる、ラバー製品の取扱説明を掲載。つまり、従来同梱していた「ラバー製品の取扱説明書」を兼ねています。従来のものは紙ペラ一枚で、およそ読む気もしない素っ気ないものでしたから、少しでも牛耳を集めたい(何しろ死ぬぞ、気をつけろって書いてある)のでフリーペーパーの体裁にしたんです。

それで、刊行から3ヶ月もたち、新しい号を作成しようと、先日8/30にチの夜、東小金井駅最寄りの公共スペースにて編集会議を開催しました。

取材用のパソコンや、撮影ができる簡易スタジオも用意して待っていたのですが、結局一名もおいでになりませんでした。

悲しいので、会場の寒すぎる様子を掲載しておきましょう。是非、次回、来て下さい。無料です(支払いもありません)。

第一回 ALT-FETISH.com zine編集会議会場写真

何日も前から会場を予約し、使用料を支払い(900円)、車を借りてストロボ機材などを運搬し(1620円)、バックペーパーに至ってはヨドバシカメラにわざわざ買いに行った(34000円)にもかかわらず、来場者ゼロ。

たしかに、告知は午後8時の開始のおよそ6時間ほど前でしたからね。しかもこの日、夕方まで台風の影響で豪雨(そのさなかに私は吉祥寺のヨドバシに買いに行ったんだが)。

このように、4万円弱のコスト、大の大人一人の労働時間が、一ミリも成就することなく終わりました。

ふーんだ!!

もっとも、私、今日、撮影のため夜新宿に出かけて、また東小金井に帰ってきたんですが、何この中央線の帰宅ラッシュの鬼混雑は?

これじゃ誰も来ないのも道理だな、と思ったよ! こんなのに乗って、わざわざ夜、東小金井まで来る人なんてどうなのかと。普通いないっしょ。しかしそれでもショールーム時代はよく来たよのう。4年で100人以上来たからのう。

というわけで、懲りずにまた、来月やるかもしれないから、今度こそ来てほしい。もちろん、来たらラバーを着たり、撮影したりできまっせ。話も聞くよ。ラバーを最近着てないなーと言う方、ラバピカとパウダーを用意しておくから、是非是非、来て下さい!

マジで、一人でも「行く!」という方がいたら、もうその方のために日程を合わせる覚悟です。

こういう子は絶対に来ないんだがな。今度うちで手がけるロムのモデルせりなちゃん。
こういう子は絶対に来ないんだがな。今度うちで手がけるロムのモデルせりなちゃん。

女装図書館というのがあった

今年の6月で閉館してしまったんですが、台東区に「女装図書館」というのがありました。

公式ウェブサイトによると「女装をする人が、気軽に使える居場所。女装して本を読んだり、勉強したり、お話ししたり、ただ、ぼーっとしたり。様々な人・もの・情報が集まる図書館という施設を女装する人たちのために作りたいと考えました」(公式ウェブサイトより)

これいいですね。ALT-FETISH.comのショールームにも、ただ話したい、ただラバーが着たい、そういう人たちが全国からやってきてました。

東京の東側はいろいろ、それこそデパートメントHとかもあるし、楽しいそうなんですが、西側は何もない。そこにぽつんとあったALT-FETISH.comのショールームも今ないです。残念ですよね。

女装図書館のラバー版、ラバー図書館て作ってみたいです。

ラバー着るとなるとすぐ風俗とか、性的満足に走りがちですが、最終的には一人でラバープレイする際のインセンティブになるのはかまいませんけど、ラバーフェチの人たちがお互いのラバー姿を見るのはとてもすてきなことですよね。私も、「試着」して勃起してしまっているショールームのお客さんの姿を見るのは密かな楽しみでした。

私も、他の皆さんも、風俗にはいかないし、あまり酒を飲んだり、ラバーほど熱くなれる趣味を持っている人は多くありません。それでいて、まじめな方も多く、妻帯していてラバーご無沙汰状態になる人が多いのです。私もそうだが、ラバーフォトのスタジオにもなっていたショールームがなくなってからというもの、ラバーを着る頻度が目に見えて減ってます。これはいかん。

ラバーフェチは、着ない状態が一定の月日を経ると精神的に不安定となり、ラバーを着ざるを得ない状態になってしまいます。結局、何をしてもラバー着る以外の行為では充足感を得られなくなります。性的な、という意味だけでなく、生きる張り合いみたいなものがなくなってしまうんです。ラバーフェチとはそういうものです。万難を排して、なんとしてでもラバー着たくなる。

そういう場としてのラバー図書館を作りたいですけど、皆さんどう思いますか。図書館長としては不肖私、市川哲也が奉職させていただきます。司書は、北見えりか赤根京、生粋のラバーフェチモデルにお願いしたいですな。常駐は無理だろうけど。

本当はラテ様や大谷様のようなプロラバーフェチにどーんといていただき、たまに含蓄あるこんな話を開陳してほしいんだけれども。

そういうわけで、まあどうしてもラバー図書館を開いてみたいなーという願いを皆さんにいったん投げ、リアクションがあればどんどん進みますが、スルーされたら時間がかかるけどそれでもやると思います。

ちなみに、ALT-FETISH.comのオリジナルラバーキャットスーツですが、現在工場の都合で著しく供給が不安定となっております。より品質のよいもので、納期も短く確実なプレタポルテを、オリジナルラバーキャットスーツよりも値段を安くすることで、こっちに切り替えを促しています。

ぜひとも、プレタポルテシリーズをご注文下さい。サイズが微妙に違うので、よく確認して下さい。ラバーの厚さ0.6mmは見積もれますのでお問い合わせ下さい。

日常と非日常を行き来する旅のおとも

昨年末に閉鎖したリアル店舗ですが、最近片付けを終えてしみじみと振り返りました。

私は、おそらく日本で最もたくさんの男性愛好家の皆様と、この建物の中でお目にかかることができた、唯一の日本人だと思っています。

2010年代の前半の五年間に、おいでいただいたのはおよそ120余名。そのうち、女性はわずか3名程度です。ほとんどの方が男性でした。

全国から、ご旅行や出張のついでのおいでになりました。

皆様がおいでになるのは商品の正確な把握と確認という目的でしたが、皆同じような「寂しさ」を抱えていたはずです。もちろん、そのことを具体的に言及された方もいらっしゃいました。つまり、同好の士と出会うことはもとより、カミングアウトすらできないという問題です。

はばかりながら言う人もいらっしゃれば、あけすけに何とかならないのかと単刀直入に言ってくる人もお見えでした。残念ながらどうにもできませんでしたが。

近年では、諸々敷居が下がり、デパHゴム祭りやTGで「デビュー」ができる人も増えています。しかし、私たちのお客様の多くは、そうではありません。

私たちは繰り返される達成感の得にくい日常のタスクにすっかり疲弊し、倦んでいます。そうした中で、たまたますり込まれたこの愛すべき対象に時間と情熱を注ぎ込むことで、一時日常から自由になり、そしてまた日々の暮らしに戻る活力を得るのです。

そういう意味では、私といえば、日常と非日常をみなさまが往復される鉄道の車掌のような役回りだったといえるでしょう。

非常に重要な役割です。皆様の旅の続きを、また近いうちに再開し、お供させていただけるよう意努力していく所存です。

 

ALT-FETISHヤフー店について

2015年は、ECインフラをヤフーショッピングに移行する、イノベーティブな年になります。

2001年にALT-FETISH.comを始めたときは、perlで書かれたcgiという技術でカートシステムを実現していました。ショッピングカートシステムは、専門書のサンプルファイルをカスタマイズしたものでした。デザインは、アメリカの老舗書店のオンラインショップを真似しました。BANES & NOBLEだったかと思います。

2008年頃に、さすがにセキュリティーもないのはマズいんじゃないかということで、ネットショップオーナーというシステムに移行しました。このシステムは、いったん3万円ちょっと払って購入したアプリケーションソフトウェアをローカルにインストールしてしまえば、あとはそのソフトがサーバ上のシステムを動かしてくれる便利なものでした。デザインもテンプレートがそのソフトにいくつか入っていたので、ひとつ選んでちょっとカスタマイズして、使えました。2015年1月現在もALT-FETISH.jpドメインで稼働中です。

そして、2013年か、2014年に、ヤフーショッピングが出店手数料を無料にするということが発表されました。すかさずこれに申し込みました。昨年末からポツポツ商品を登録して、とりあえずそこではセールの現品処分的位置づけで試運転しています。

同じ「ものを売る」ということを実現するのに、今日ほど敷居が低くなっている時代はない、と一見みえるのですが、じつは、敷居は逆に上がっているというのが実感です。もちろん、お金は無料だし、誰でも、個人でも、ネットに店を出せるということは間違っていません。しかし、それを実行に移すのに必要な資源は、たいへんなものがあります。

結局、写真を撮って、適当に画像を処理し、魅力的に飾って、そして検索ロボットにもしっかり訴求するキーワードを適切に登録する。この手間たるや。ワークライフバランスなんて言葉はすっ飛んでしまいます。一日中パソコンの前に座り、集中しなければ、あっという間に他店に抜かされてしまいます。

それでもあたらいいシステムに乗り換えないことには、経済合理性の観点からも、顧客サービスの観点からもそもそも競争の土台に居続けることすら出来なくなってしまいます。

この数年で、非常に多数の若者が、従来はパソコンを買っていたような層でも、スマホだけ買って、パソコン購入には至らない状況が加速しています。指ですーっとなぞるだけ。読むべき物はなるべく短く、写真やビジュアルで直感的に意思決定をしてもらえるよう、サービス提供者は血のにじむような労苦を絶え間なくしていかなければならなくなっています。

さて、目標は今年いっぱいとたいへん遠大ではありますが、上述の通りヤフー店に移る作業を進めています。ALT-FETISH.JPのポイントが、移行後は使えなくなってしまいますから、早めに買い物して下さい。ポイントを使い切らないで失ったとしても、長い目で見ると、ヤフー店移行後のお客様側のメリットは、計り知れないでしょう。カードで決済しても、特にそのために手数料がかかりません。Tポイントもたまりますし、私たちサプライヤーはヤフーからしょっちゅう販促企画をやれと尻を叩かれている状況です。皆さまにポイント還元セールをしたり、単に値引きセールをする機会は非常に増えると思います。これが、人口減少社会における、小売り事業者の貧困への競争です。

何か便利で、どんどんサービスが洗練されていくようにみえても、収穫は減り続ける一方なのです。ローカルサービス産業に従事されている方なら、共感していただけるかと思います。

今日も長いこと、愚痴めいた告知を読んでいただいてお礼申し上げます。私がフォトショップの練習で作った作品をご覧に入れましょう。モデルは北見えり。二枚目の画像は、ショールーム閉鎖後の「ミニマルスタジオ2.0」のALT-FETISH.com版予告編です。そう、スタジオを復活させようと思っています。ミニマルスタジオのときのほうが、フェチのショールームよりも、収益率は全然よかったんで。

北見えり合成、森

ラバーを作品作りに。ラバーキャットスーツのあるスタジオ。ALT-FETISH.com
電話番号は今は使われていませんのでご注意下さい。

 

 

常設ショールーム終了のご案内

1950年代の終わりにアメリカのフォード社が「エドセル」という車を売り出しました。この車は、鳴り物入りで売り出したものの販売不振で大赤字となり、わずか二年で生産中止に追い込まれました。フォード社は、何年も前から実施した緻密なマーケティング調査をもとにこの車を開発したのですが、想定していた顧客が、期待通りの購買欲を持つにはついに至りませんでした。巨額の広告予算、営業予算をつぎ込んだにもかかわらずです。
エドセル開発陣は、購入者層に、当初エリートの白人層を設定しました。彼らは車を買うことによって、自分が他人とは違うエリートだったり、あるいはほかと違うものを知っているというひけらかし欲求の満足感を得られる、だからエドセルは売れると思ったのです。しかし、そうした消費者のありがちな自己満足は、何も車を買わなくてもかんたんに満たすことが出来ます。エドセルよりもはるかに安い、エリート白人層向けの雑誌や、デザイン品質で少しばかり差別化された日用品の買い物体験で十分満たされる──つまり、何百万もする車が、日用雑貨店で売っている数百円の雑誌と競争しなければならない事態を自ら設定してしまったということが彼らにとって盲点でした。
自分たちが、こんな層に向けて、こんな商品を打ち出せば、必ず消費者が付いてきてくれる、気がついてくれる。これが間違いです。そもそも、人間を「層」などというグループにまとめること自体に無理があります。結局、モノやサービスの善し悪しを決めるのは、その作り手、供給側ではなく、消費者なんだというのが、エドセルが残したひとつの教訓です。
ALT-FETISH.comの小金井ショールームもまた、消費者が王者の風格でひとつの結論を出すのに長い時間はかかりませんでした。日本初、ラバーキャットスーツを試着できる店ということで、もちろん、一定の評価はいただき、全国各地からお客様が絶えない状態ではありました。しかし、その数があまりにも少なく、経営的な持続可能性、健全性はかならずしもよくありませんでした。
こんな店があったらいいなという私の誤った思い込み、エドセル開発陣たちと同じ落とし穴に私も陥りました。独りよがりではじめても、世間にいかなるインパクトも与えることはできませんでした。
私はアスペルガー症候群(今は、医学上は自閉症スペクトラム障がい)を軽く患う人間であり、ものごとを情動や共感ではなく、数字やシステム的視点から観察するのが好きです。ですから、このショールームにおいでになったお客様がたと、すばらしいひとときを過ごし、お客様も大満足で帰られたのはまことに結構ですが、そのことよりも、経営的な数字がやばいというのを深刻に受け止めます。このラバーフェティッシュのカテゴリーでは、2009年頃、ちょうどショールームをオープンした頃を頂点に、売上が減り続けています。しかし、日本国内のあらゆる小売業の売上の前年対比割れが続いている昨今、このこと自体、めずらしいことではありません。問題は、ショールームが売上アップに寄与するどころか、何の影響もせず、逆に私の時間が削られてしまうというところです。時間も金も、もっとも効率のよい投資先に投資しなければ(うちの場合は要は商品なんですが)、ビジネスを続けることは出来なくなってしまいます。
場所も最悪でした。ハブとなる新宿から30分以上かかるこの場所に利便性を感じる人は、すべての客の1パーセント未満でした(ゼロではなかった、という意味です)。建物もまた、人々の期待を裏切りました。これだけ不便なところに来たんだから、建物にはなにかしら期待が高まるのも無理はありません。ところが、肝心の建物こそ、もっともひどい。築50年近く経った、倒壊寸前の古アパートで、風がちょっと吹くとグラグラ地震のように揺れます。たった2階で。そして、断熱は一切ないため、光熱費がよけいにかかります。最近では水漏れもありました。いくら家賃が安いとはいえ、それ以外にいいことがひとつもないとしたら、それは店の建物としてもはや資格がないということ以外、評価のしようもありません。
結局、4年間で、およそ100人程度の人がお見えになったと思います。100名のお客様には心から感謝御礼申し上げるとともに、ショールームのサービスを継続できなかったことについて、この場を借りてお詫びして取り消します。こんなショールームでも、中にはたびたび足を運んでくれる方もいらっしゃいました。今は私はひとりひとりのそうしたお客様のお顔を思い浮かべながら、そうした皆様に向けて、この文章を綴っている次第です。
今後は別の場所を借りてもっと利便性のいいところで、イベント形式で定期的にキャットスーツ試着受注会を実施していく所存です。

【重要なお知らせ】ALT-FETISH.jpのポイントが使えなくなります
2015年中に、ALT-FETISH.jpの全商品をALT-FETISHヤフー店に移行することが決定しており、鋭意作業中です。ヤフー店はとりあえずセール品や在庫処分の意味合いが強いですが、来年以降すべての商品をヤフー店で扱うことになることが予定されています。ALT-FETISH.jpのポイントはALT-FETISHヤフー店のポイントに移行したり持ち越すことは一切出来ません。年内中にALT-FETISH.jpのポイントを使い切っていただくようお願い申し上げます。

ショールームの地図を更新

ALT-FETISH.jpのラバーキャットスーツを試着したり注文できる、東京ショールーム。場所はJR中央線の東小金井という駅から徒歩7分にあります。

この東小金井という駅。大学が数多くあり、学生街となっていますが、最近、JRが高架下を再開発し、見たこともないようなおしゃれな街に大変身しています。

郊外型ショッピングモールや、駅ナカともちょっと違う、もっと地元にフューチャーしたコンセプト。「コミュニケーション」や「回遊性」を大切にしています。

ALT-FETISH.comのショールームも、この駅の北口から、以前に比べて断然来やすくなりました。まずは、改札を出てまっすぐそのまま、高架下のショッピングモールを進みます(夜9時以降は左側の北口出口を出て、高架下の側道へ進んでください)。

歩くこと6分ほどで道なりに大きく左に曲がります。右手にJR、武蔵野運送、次が、ショールームのある建物です。

地図をアップしますから、ぜひ見て、予約の上、おいで下さい。

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