パートナー選びで成功するには

 ほぼ10年ぶりに大学の知人たちの集まりに出かけてみた。女性ばかり10人ほど集まった。みんな元ワセジョ(早大OG) である。世間一般では優秀とされる彼女たちがどのような20代を駆け抜けたのか、その結果がいろいろで、まさに人生いろいろの感を強めた。
 全員が就職したものの、3人は退職して結婚していた。結婚しても仕事を続けている人がいる。
 仕事を続けている人たちは非常に優秀で企業でも嘱望されているキャリア志向となっている。こうした人たちはとくにめずらしくない。
 しかしひとりとんでもなく不幸に見回れているひとがいた。結婚したものの、ダンナと馬が合わず、離婚調停を計画しているというのである。離婚している人がこの十人のうち2人もいたのには驚いた。また、結婚しても仕事が忙しいなどの理由から子供を持てないで悩んでいる人もいた。専業主婦を謳歌していたのは1人しかいなかった。
 彼女たちを観察してひとつ思ったのは、彼女たちの幸不幸を決めるのは彼女たちが選ぶ、あるいは選んだパートナー(配偶者)にかかっているということだ。どんなに優秀で人も羨むきらびやかなキャリアがあっても、パートナー選びで失敗するととんでもないことになる。
 男選びは年齢を重ねるごとに困難になってくる気がする。筆者に言わせれば、日本は相変わらず女性は税金や世間体から婚姻したほうが独身よりも有利なようになっている。だから彼女たちの今日の話題も、自然に男の問題となるのであった。
 ところで筆者は十代のうちから、自分は変態だけれども幸せな家庭を築きたいと願っていたので、こだわってパートナー探しに奔走したため、まずまずの満足な結果を得て今日に至っている。パートナーをさがそうと思っている人は、ぜひとも「本腰を入れて」頑張ってもらいたい。まずはこんな男はイヤだというのを紙に最低十個、列挙して信用できる友人や親に見てもらうことからはじめるべきだ。バカらしいと思ってはいけない。何となく、自分の希望とはあわない、イヤだなと思うところがもしパートナーにある場合、婚姻関係を結ぶと必ず失敗する。そういうケースを多々見ている。
 そもそも幸せで問題がないのならば自覚されない奥さんとダンナの問題。病気もそうだけれど、かかってみてはじめてそのありがたさが分かる。
 とりとめもないが人生いろいろだと思った。
 ところで今日いちばんショックだったのは、彼女たちの誰ひとりとしてFPという資格に関心を持った人がいなかったことだ。ふうんって感じ。
 お金の問題は男の問題と同じくらい重要なんだけどね。は~あ。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com

フェチと服装倒錯の分類

ウェブサイトを徘徊していたら、「カウンセラーユアサの性心理講座」のなかに、服装倒錯についてのページを見つけた。
 このページでは服装倒錯について説明がしてある。服装倒錯は異性の格好をして性的興奮を得る行為のことだそうだ。その診断についてユアサ先生は次の4要件をあげる。
服装倒錯者の診断
1.ヘテロの男性が女性の衣服に性的興奮を覚え、それが6ケ月以上継続していること。または女装して性交する人。
2.女装が性交と関係する場合その行為後しばらくは女装したい気持ちが消滅する。女装しないときは、はっきりと男性を意識する。
3.完全に女性として生活する人ではないし整形や性ホルモンで女性化しない(それは異性願望者となる)。
4.年齢とともに機会があれば女装し、その回数も時間も増える傾向にある。
(出典「カウンセラーユアサの性心理講座」
 上記診断の要件で「女装」を「ラバー装」にすればまんま当てはまる。2の要件はけっこう味わい深い。何しろラバープレイのあとはそうしたい気持ちが失せるし、普通に女の人とセックスする場合はラバーへの欲望はあまりなく、単なる男として機能する。
 オルタ・フェティッシュという名称が示すように、私たちは自分の服装倒錯(ラバーコスチュームへの熱狂)はフェティシズムだと思っていたが、このユアサ先生によると服装倒錯とフェティシズムは違うという。
 フェティシズムは対象がものであり、そのものを触ったり臭いをかいだり凝視することで興奮するのに対し、服装倒錯はある種の服を身に着けた自分に対して興奮するという。対象が変身を遂げた自分であるところが服装倒錯のフェチと異なる顕著な点だ。
 ラバーを身に着けた美女を見たがるのは、鑑賞があとで「反射的利益」として帰ってくるからといえる。
 服装倒錯者は治療の必要性を自覚しないから治療も何もないらしい。しかし加齢とともにラバー装の機会が増えるというのは家族がいる場合トラブルの元になることがあるだろう。
 まあしかしクリエイティブな工夫によって服装倒錯というある種の病、異常を人生の滋養に変えることがきっとできるはずだ。ポジティブなAlt-fetish.com読者は間違いなくそうであると信じる。
【注意】ある日突然「最終通告」と朱書きされた物々しいハガキが届く。あなたの「不良債権」について、後日裁判所の立ち会いのもと、弊社顧問弁護士と差し押さえに自宅へ直接伺うというような趣旨の文章が書いてある。連絡をしなければ、という条件付きだ。そこで連絡先を見ると株式会社○○債権管理センター(○○は普通、地名)などという差出人で、連絡先は、080ではじまる携帯電話番号が複数個印字されている。最近はやっている詐欺なので相手にしないよう注意を喚起したい。連絡したら最後、ろくなことが待っていないのでこうしたハガキは受け取ったら速やかに断裁後破棄処分すべきだ。詐欺というのは引っかかって損害を被っても法的にはだまされるほうが悪いという扱いしか受けられない。ところでこのハガキは次の瑕疵をもって法的に根拠がないことが分かる。まず「不良債権を裁判所が差し押さえにやってくる」という表現がペケ。携帯電話番号だけで加入電話がないところもペケ。会社所在地と投函された場所の相違もペケ。弁護士とか裁判所などポイントとなる単語の使われ方もペケ。どうペケかは利敵になる恐れあるので教えない。ひとつ言えることは、このハガキの文章は、受取人に何らの義務を法的に設定し得ないことはもとより、いかなる具体的事実も伝えていないという点だ。仮に借金がある人でも、この手のハガキを相手にする必要は一切ない。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com

マスミ・マックス大好き

最近韓国ドラマが流行っていて、ある日本人女性は飯も喉を通らないくらいはまってしまってどうしたらいいものかと韓国大使館へ手紙を出したほどである。
 一目惚れというか、現実でも架空の世界でも、すごいはまってしまって、コミットメントして、妄想もとめどなく沸いてきて、それこそどうしようもなくなってしまうことが、この筆者にもまれに訪れる。
 このあいだ、すごい地方の、場末の某アミューズメント施設併設のプールへ出かけてみた。そうしたら、そのプールにいるスタッフの女の子たちがほとんど高校生くらいの超若い、それも美女ばかりで、コスチュームもピタ、ボーンの肌テカテカ夏だフェチだわっしょいって感じで超エロイ。
 エーなんでこんなところに、こんな夢みたいな若い美女ばかりそろえてるんだろうーって仰天。そのうちのひとりがもう信じられないくらい美女。それがじつに貧乏くさくバイトをしている。面倒くさそうにチケットのもぎりをしている。ほとんどデビッドリンチの映画かと思った。
 今はもう数日経って、いったいどんな顔だったかすらはっきり思い出せない。その子はあくまで他人だし、わたしゃ妻帯者。したがってどうしようもないから忘れる一方のままにしておいたけれど、何気なく美女を見ると本当に落ち着かなくなる。切なくなると言おうか。
 さて毎日暑い日が続くがAlt-fetish.comにMARQUISとBLACKSTYLEから続々と入荷している。
 今日は2人のクライアントが頼んだユニークなキャットスーツを発送した。
 ひとつはストッキングとグローブが付いている薄手のキャットスーツだ。なるほど、四股の先が「筒」になっていない分、見た目的にかなり拘束感がアップしている。
 もう一つはメタリックブルーのキャットスーツ。この色は梱包を解いてみて驚くほど美しかった。何も付けていないのに美しい光沢を放っている。ラバーの中に細かいパール素材の粉末を練り込んで、メタリックな光沢感を実現している。こんなきれいなキャットスーツを着られたAlt-fetish.comのクライアントは幸福ものだと思う。筆者もすごく欲しくなってしまった。
 Alt-fetish.comに自分オリジナルのお気に入りキャットスーツを頼んだ場合、通常2ヶ月でお届けとうたっているが実績としては一ヶ月から一ヶ月半である。価格も4万円を切る場合が多くお得だと思う。
 Alt-fetish.comがこしらえたこのささやかなフェティシストのためのラバー輸入販売システムを、ぜひ利用してもらいたい。
 さて、MARQUISから届いたのは、
『フェティッシュ・モデル・ディレクトリ2004』……世界ではじめて、MARQUISが刊行することになった驚くべき「電話帳」。電話といっても連絡できるのはメールとサイトオンリーなのだが、世界のフェティッシュモデルカタログである本誌は画期的だ。フェティッシュ・モデルという職業カテゴリーはすっかり定着した。
『MARQUIS No.31』……筆者がもっとも好きなフェティッシュモデルは、今号の表紙でホワイトラバーをキメるマスミ・マックス。この子(アメリカの下着メーカーTrashyの仕事より)です。プルンとした、ぶ厚ーい、エロイくちびる。イタズラっぽい瞳。美しい歯茎と小さくならぶ歯。そしてボディは文句無くゴージャスでヴァンプだ。マスミ・マックス大好き。マスミマックスは最高だよ。みんな絶対このMARQUISは買い。いやマジで。確かにただの、よくいるメーク濃すぎの、ポルノ女優に過ぎないなーんていうむきもいるかも知れないけど、筆者はそれが好きなんです。
『ヘヴィーラバーマガジン No.14』……おなじみ。美女がラバーを徹底的に着込む。着込む着込む着込む。ぎしぎし。ピチピチ。
『MARQUISフォトスペシャル サマー・カミングス』……巨乳美女サマーカミングスのラバープレイ満載
の4誌。購入希望者はメールをくれれば価格を連絡するので気軽にどうぞ。特に常連の方はMARQUISとヘヴィーラバーマガジンについては内容は分かっているはずなので。
 ウェブへのアップロードはしばらく時間がかかると思われる。
 毎日暑すぎてラバーを着るのにも汗疹とかいろいろたいへんだが、やはり健康で規則正しく暮らすことが大事らしい。
 というのも、フェティシストにとって「肥満」は大敵であることは周知の事実だ。フェティシストが気分的に盛り上がるには、自分のエロティックな美しい肉体も少なからず寄与するからだ。
 テレビで医者が言っていたけれど、規則正しく暮らさないと、食べる量が増えていないにも関わらず太りやすくなると言う。
 夏は早起きしてラバーを着よう!
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com

センターGUYとフェティシズム

「黒いマンバが好き。強い感じがいい」あるセンターGUYは自身の奇抜なヤマンバメイクの動機をそう説明した。「黒」「強い」そういうものへの憧憬と、男性のメイクによる女性化。オルタ・フェティッシュのフェティシズムとよく似ている。
 ヤマンバのような女の子と仲良くなりたいから、自分が男であるにもかかわらず彼女と同化するために女性のメイクを施す=女装する。それは、私たちフェティシストが、永遠のど皆にあこがれてどうかを目指すために、ラバースーツをまとい、目と口だけが外部に露出するエロティックなマスクで頭部を覆うのと同じだ。
 場所が渋谷センター街という日本有数の繁華街で、しかも十代の男性がこのような大胆不敵な性の越境行為をしている事実は、とても喜ばしく、この日本の平和で自由な状況を祝福したい。
 こうした行動がフェティシズムを知らぬ若者たちによって行われた。フェティッシュプレイが男女だけでなく、年齢すら問わない、真に人間の性欲求に普遍的な特性である事がまたひとつ証明された。
Tetsuya Ichikara
Alt-fetish.com

9年付き合った男に振られセックス依存症に

高校時代は美人で有名で、毎年数名の男がその子に告白した。卒業後、結局彼女が付き合ったのはひとつ学年が上のバンドをやっているロッカーだった。9年後の昨年、彼女はその男に振られ(結婚してもらうことに結果として至ることなく)、31歳になった。
 筆者は彼女と同級生で、異性ながら変態だったために逆に安心されてとても親しく今でも親交は続く。最近は、寂しさからか、彼女は驚くほど簡単に知り合って間もない他人と性交渉を持つという。
 少子高齢化が進む日本で、いま増えているのが「一人世帯」だ。前述の彼女もまた一人世帯。世田谷のアパートから都心にある職場へ通っている。日本の世帯の3割が一人世帯であり、2割が二人世帯である。つまり日本の5000万世帯のうち、半分が二人以下の世帯ということになる。
 少人数世帯が多数になり家族との関係が希薄になるなかで、性だけが取り残され、人々にある病気がもたらされた。セックス依存症である。
 セックス依存症の患者のうち、最も有名人なのがクリントン前米大統領だろう。とにかくセックスしていないと不安で、セックスをすることのリスクなど眼中に入らなくなり、ついにアルバイト嬢に手を出した。この病気では、セックスから得られる快楽はどんどん少なくなるのに、セックスしないではいられない。厄介な病気で、カウンセリングやら薬やらで治療する。
 冒頭紹介した筆者の高校時代の同級生はもちろん、セックス依存症の病気と言えるほどではない。ただ、長年の絆を失った喪失感から、とてもさびしく悩んでいるという点では、一定のケアが必要なこの病気と背景は似ている。
 満たされない思い。寂しさ。どうしたらこの空虚を埋められるだろうか。筆者なりの解答は、もちろんきついラバースーツを着てみることである。彼女にラバーのキャットスーツを着てみてはどうかと薦めてみた。
 ラバーキャットスーツなら、そのきつい拘束感から、ぎゅーっと抱きしめられているような気分となる。キャットスーツを着て満たされた思いになるのはとても容易だ。これはもちろん男女を問わず普遍的である。
 実際、ラバーを着るには至らなかったが、ストレッチ素材のオリジナルキャットスーツは着てくれた。それが先日のブログでも紹介した写真だ。
 彼女は、もし必要ならラバーのモデルもやってくれるという。顔出しはダメだとかいいながらも、こんな変態スーツを着てもいいという彼女。
 高校時代は、話すことすらドキドキするような、高嶺の花だった彼女の面影は、もちろん健在だ。むしろ手に入れた最新のメイクテクニックにより、いっそうの美しさをかもし出している。その高校時代のヒロインに、ラバースーツを着せることができそうなポジションに、私たちフェティシストはいる。
 なにしろそういうとてつもない作為を、高校の同級生たち、とくに彼女に告白した自信のある面々が知ったらどんな顔をするか。想像するだけでも最高ではないか。クラスでも最も美人とされる彼女に告白したのは、もちろん体育会系の部活動に邁進する日焼けしたナイスガイたち、自信満々の男らに他ならない。もやしのように色白で女顔の、なおかつ変態なうえに体育は常に2の筆者など及びもつかない、超かっこいい男どもが、どんどん告白を拒否られていくさまは痛快だった。筆者にたっぷりコンプレックスを植え付けた連中への復讐として、連中の憧れの的だったヒロインを、今夏、ラバードールに改造する。 なんとも愉快な話しじゃありませんか、明智君!
Tetsuya Ichikara 
Alt-fetish.com

金持ち対貧乏人

金持ち対貧乏人の対決がアメリカで鮮明になっている。一言でいうとそれは共和党対民主党である。保守層から支持を集める共和党、ヒスパニックなどリベラル層や貧困層から支持を集める民主党。
 ほとんどの人が、ある映画鑑賞をきっかけにケリー候補への投票を決定的にするという。マイケル・ムーアの華氏911だ。
 私は見ていないけれども、アメリカの共和党が、先日のNHKスペシャルによるとキリスト教右派、ユダヤ層、農民など、日本でいうところの経団連や創価学会とくっついている自民党みたいなことになっているらしく、そういう点からは共和党への支持は首肯しかねる。また、あのブッシュ、アホのブッシュをよくもマアあと4年も大統領をやらせられるものだと、共和党支持者にはあきれている。世界最大の軍事力をあのアホにゆだねるのは恐ろしい話である。その恐ろしさは北朝鮮に対する恐怖と近いものがある。
 筆者の価値観に強く影響を及ぼしている社会的事象が二つある。
 ひとつは、少子高齢化。日本のみならず世界の先進各国で加速している。日本や中国などは高齢化社会への突入が欧米諸国に比べて遅い一方、高齢化進展のスピードが異様に早い点も看過できない。そしてもうひとつの注目点は、結構大きな戦争がここ数十年と起こっておらず、平和が続いている中での各種制度疲労である。
 年金破綻や地方財政の破綻、行政国家現象(三権分立のはずが行政ばかりが国家形成・運営で重い役割を占めるようになる現象)、所得格差の広がりなどがその症状である。
 華氏911を見た人の多くは、悲しくて悔しくて、泣くという。大統領のひどさに対する、自分らの無力さも泣ける要因ではないか。給料を貰ってどこかに雇われていたり、あるいは非正社員として働いている限り、御かみがどんなひどいことをしてもどうしようもない。
 その場合はでもじつは手段がある。たとえば最近、財政難から合併を余儀なくされた町長が、任期が80日しかないのに、数十万円の公金を支出して、欧米へ「視察旅行」へ行った。国と地方の借金が700兆円で、しかも地方税収が景気回復状況下でも回復しないにもかかわらず、町長が公金で奥さんと海外旅行(奥さんは自腹)。それって絶対に許せない。住民監査請求をすべきである。それがとりうる手段だ。そうすればマスコミは取り上げ、すっかり町長らをへこませることが出来るだろう。孫などが「おじいちゃんの事新聞に書かれているよ」などとなれば、否が応でも効果は出てこよう。
 さて話題を米国ドキュメンタリー映画に戻そうと思う。華氏911に並んでヒットしているユニークなのが「スーパーサイズ・ミー」だ。監督のモーガン・スパーロック氏は、自ら30日間、朝昼晩とマクドナルドだけを食べ続けてどうなるかを記録した。結果、マックなくしてはイライラしたり落ち着かなくなる、マックなしではやっていけないマック依存症となり、体重はひと月で14キロ、体脂肪は11%増えた。マックの広報部は毎日食べればなんだって偏食になると反論するが、問題は、マック依存症は低所得者層に多いという点だ。低所得者は忙しくて金が無いから、マックに頼らざるを得ない。結果、肥満になってますます社会的に落ち込んでいく。
 日本のマックに勤めた経験のある友達が言う。社員はマックを食べるには、普通に金を払わなければならないという。彼女はマックの昼休みに、マックを食べた事は一度もないと言った。「きもい」というのがその理由である。ちなみに彼女はさっさと「マックジョブ」から足を洗って今は専業主婦をしている。子供を連れてマックへ彼女が行くことは、もちろんない。
 最近、マクドナルドは再び多額の経常利益を上げはじめた。アップルの日本法人の社長を迎え、今の日本の景気の波にうまく乗ったのだろう。
 マックにしても共和党にしても(さらにいえば、社会保険庁やら、日本の官僚組織、大企業、政治家ら)、貧乏人からどんどん金を吸い上げて、彼らを問題の本質から目をそらし続ける戦略にかけて右に出るものはいないだろう。一見、堅牢に見えるこの構造だが、最近のいろんな現象を見るにつけ、次第に壊れ始めているのではないかと、内心ホクホクとして見ている。最も心躍るのは、巨人戦視聴率の低迷振りだろう。あんなくだらない野球の試合に国民の大半が熱中する国など、正直ずっと薄気味悪さを感じていた。ところがそれが下げ止まらないのである。筆者としては、他の代替エンタテインメントが、ロリコンゲームとかでないことを祈るだけだ。
Tetsuya Ichikara 
alt-fetish.com

ガスマスク越しに怒る瞳

 ダンサーやモデルといったことをプロとしてやっている女性は、身体を見せることになれているためか、カメラを向けるとじつに素晴らしいポーズをしてくれる。
 今日Alt-fetish.comのギャラリーに、予告公開したnanaもそうだ。
 nanaの本格公開は今月下旬から8月初旬を予定している。ぜひ楽しみに待っていて欲しい。
 ところで、22日新聞に載った話題で気になることがあった。それは、アメリカのオッサンが日本の政治家に、憲法9条は日米間の安全保障上邪魔だから何とかしたほうが良いと言ったというもの。
 それにともなって朝日系のメディアで行われたアンケートでは、9条の改正反対をする国民は55パーセントしかいないし、また自民党議員のほとんどは憲法改正に賛成しているという。
 筆者は確かに、左寄りである。まずチンポ(右手で長年こすってきたから左に曲がっちゃってるだけ……)、つぎに政治思想が。中学時代、朝日ジャーナル、高校時代、週刊朝日、大学時代、アエラ、そして新聞はもちろん、ずーっと朝日だ(今は日経流通新聞、他意はなし)。ただし、共産主義とか、各種宗教思想、労組、もちろん公明党などとは一切無関係な、リベラルな左。
 憲法はアメリカが作ったから、もともと英語である。それを日本語に訳したのが今の憲法である。作った張本人たるアメリカが、自分たちの都合のいいように、せっかくの平和憲法を骨抜きにしようとしている。
 これには黙ってはいられないよ。
 というか最近の自民党、アメリカ、そして日本のマスメディア。どうかしていると思う。自民党は国と地方の借金700兆円というとんでもないことになっているのに、目先の選挙で汲々としていて、なんのビジョンもない。結局先送りだよ。アメリカはブッシュでアホぶりが露呈されたけど、まあ最近は民主党が優勢ということで、華氏911とかも出てきてまあさほどではないけど、憲法変えろなんてひどすぎる。日本のマスメディアは構造的にひどくなる宿命になっているんだけれど、もっと憲法を守ろうとか、平和が大事だとか言ってもらっていいと思う。大事なことをどんどん、分かりやすく国民に伝えていかないといけないのに、マスメディアは、どうしても視聴率が気になるみたいで、志が見えてこない。
 だから筆者はこのすごい吹けば飛ぶようなメディア、ブログで、声を大にしていいたいけど、日本国憲法、絶対に変えてはいけないよ。もっとも簡単にはかわらないんだけどね。ただ、マスメディアの煽動具合や、アホの自民党、なびく公明党などの様子次第では、改正もあながち非現実とはいえない。
 僕がいちばんにいたいのはこういうこと。つまり、憲法改正なんて、今、取り組むべき問題じゃないんだよ。
 取り組むべき問題は、なんといっても少子高齢化、それによって起こる地方の廃れ(すたれ)、年金保険財政の悪化、雇用情勢の悪化、そういうことへの対策だよ。あと、AFP資格の宣伝(笑……食えないんですけどー>日本FP協会さん)。
 繰り返すけど、いまは(もちろん将来も)憲法改正している場合じゃないよ。みんな、目を醒ましてよ。55パーセントなんて少なすぎる。憲法改正には絶対に反対してほしい。だいたいみんな時間がないからしょうがないんだろうけど、憲法を改正するっていうのはホント、最悪の行為だよ。それはパンドラの箱を開けるようなもので、マスコミとか政治家がいっているような屁理屈なんて一切耳を貸すべきじゃないんだよ。憲法というのは時代を超える普遍性を持つ、変え難さでは最強という意味で唯一の日本人の持つ法典、まさに日本人のアイデンティティがそこに乗っているわけで、将来だってそれがあってこそだ。
 毎日憲法9条を少しずつ読んでいる。読めば読むほど、身にしみてその内容の重さ、尊さが伝わってくる。前文なんて鳥肌ものだよ。憲法は99条しかない。だから暗記しようと思っている。憲法を暗記している政治家が何人いるんだろう。よってたかってないがしろにしやがって、人が暗記しようとしているのに。覚える前に変えないでくれよ!
 アメリカのように、日本をなにかの「パーツ」みたいにしか考えていない国、国民をバカな消費者にしかとらえないマスコミ、いまだに道路作ろうとする自民党(ひどいオッサンがよくもまあここまで結集して政党を成しているもんだと呆れ果てる)そういうのに、僕たち変態の未来をメチャメチャにされてたまるか、そういう怒りをみんなでもりあげていこうよ。今日はまず、怒りを感じて欲しい。このガスマスクのレンズ越し睨みつける瞳に。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com

男女差を超越するツール

 それがラバー。ラバーについて、これほどまでに丁寧な筆致で描かれたブログ上の文章はほかにないと言っていい。
 chikaさんのディープキスとゴムくさい唾液の交換が出来たら───ラバーマスクをかぶったふたりは、全身「性的興奮器官」と化す。
 筆者のBLACKSTYLEキャットは、何度も何度も光沢潤滑液を塗ったおかげで、もはや塗る必要もないくらいにテカテカになっている。0.6ミリの厚さのラバーはやはり着ごたえがあって、重厚感がそのまま安心感になる。
 chikaさんが好きだという「関節に浮き上がる数筋のラバーによる皺。」。このシワは筆者もすごい好き。なぜかというと、このシワは、ラバーの密着度を表しているから。もしラバーがゆるゆるならば、ラバーは間接にくい込むこともないので、シワはできない。
 このシワによって、面は断絶される。この断絶がフェティッシュな美しさには欠かせない要素なのだ。ラバーフェティシストのシワ好き、これはラバーフェティシストがそうであるゆえんと言っていいかも知れない。
 というのも、隣接するフェティシズムである全タイフェチ。全タイにおいては縫い目や区切り、切り返しといったすべての断絶は徹底的に排除される。
 断絶に美しさを見いだすことができるかどうか、それはラバーフェティシストであるかどうかの踏み絵のようなものだろう。
Text by Tetsuya Ichikawa
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格安で家を建てる法

 今日はテレビ(快適住まいるナビ、テレビ東京、毎月よる10時)を見ていて、安く戸建て住宅を建てる方法のひとつに、施主直営方式、別名コンストラクションマネジメント方式(CM方式)というのがあるのを知った。
 この方式はアメリカでは主流だったが、最近は日本でも建築発注に慣れている大手企業などで広がってきているようだ。
 いちばんのポイントは、施主が現場に入る専門工事会社と直接契約を結ぶ点。従来は、施主が工務店と契約を結び、工務店が大工や住宅設備施工会社、水道屋、左官屋など専門職掌ごとに工事を契約するパターンが主流だった。この方式は一括請負方式と呼ばれる。
 一括請負の場合、施主は、工務店がどの業者を、どういう基準で選び、果たしてそのコストは適性か、いくら中抜きするのか、そういうことは一切分からない。
 それに対し、CM方式ならば、施主は自分で業者を選ぶわけだから基準も自分が自由に決められるし、価格も直なので分からないということはあり得ない。
 建材などは、たとえば建材市場のように、建材のアウトレット店も出てきており、価格破壊が進んでいる。施主直営方式ならば、建材についてもどんどん安く自由に仕入れることができる。工務店によっては、建材に思いっきり乗っけてふっかけてくるケースもあるので、建材が安いだけでも大幅なコストダウンとなるはずだ。
 CM方式では、契約と現場管理、進行面で施主は死ぬ思いをすることは間違いない。しかしそれで数百万円安く家が建つのならば、進んでやるのが今の自己責任時代にはふさわしい。
 契約さえしっかりしておけば、金を払うのはこっちなのだからどんどん言えばいいのである。この方式にたいへん魅力を感じる筆者、そのわけは、筆者が去年体験した、工務店を通じてしたリフォーム工事の苦い思い出にある。
 工務店を通したのに、必ずしも工務店の現場監督の仕切りは完璧ではなかった。もちろん非常に複雑怪奇で凡人には理解不能なリフォームだったために、彼なりに精一杯やってくれたが、2度ほど施主が切れる場面があり、また請求書も金額が不当だったため、プロの仕事であるはずの工務店というのに、不信感を持ってしまったのである。もちろん、地域の中規模の工務店だったということもある。また完璧な仕事をするからと、大手の建築会社へ頼むほど財布に余裕はない。
 電話帳にはいろんな工事業者がたくさんある。正しいリーガルマインドと、ねばり強さ、丁寧な日本語口語表現を持つ常識人ならば、きっとこの施主直営方式で安く家を建てられるに違いない。
 最後に、安い戸建てを立てる必須条件、安い土地。戸建ては土地もぜひ所有権を持ちたい。そこで悪条件で2割3割安くなっている土地を見つけてはどうだろう。たとえば狭小。旗竿。
 こういった土地は都心には少なからず安値で放置されているに違いない。
 家を建てるのは、一生の買い物であるだけに、つねにアンテナを働かせて雑多な知識をどん欲に吸収しても損はない。
 なおこのブログでは、FP有資格者市川哲也が今後も住宅関連のネタを不定期ながら継続して取り上げる予定である。
 住宅関連の雑誌って、本屋で何時間見ていても飽きない。よく世間には、「クルマ好き」の男がいるけれど、筆者の場合は「住宅好き」これは間違いない。
Text by Tetsuya Ichikawa
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男なんだけど、女

 性同一性障害という病気を背景に、法律によって戸籍や住民票など公で身分を証するものにおける性別表示を、一定条件の下で変更できるようになった。超党派の国会議員が法案を提出し、可決成立したものである。
 今日もまた、ウィッグをつけてラバーマスクを被って鏡を覗き込んでみると、目元、唇、どう見ても女のそれにしか見えない。ラバーマスクは目と口の部分しか外部に露出していない。目元やマスクからのぞくウィッグの、ブラウンのストレートヘアがエロい。どう見ても、外観は、変態女がラバーを被ってうっとりしているようにしか見えない。
 本来の「筆者」=男は雲散霧消し、女が、鏡の向こうから物欲しそうにこっちを見ている。
 そういう状態でかなり安堵し、また日常を送っていても、このような格好を心のどこかでいつも求め、ついには夜中誰もいない部屋でひとり、化ける、この筆者は、もしかして、性同一性障害なんじゃないかという疑念がわいてきた。
 疑念、最近、chikaさんの発見が非常に筆者のアイデンティティーに揺さぶりをかけ続けているのもこの疑念を裏付ける証拠の一つだ。ふつう、chikaさんをみて、あー、珍しいなで終わる。筆者は違う。ああなりたいし、うらやましい。気になる。
 もちろん性転換手術をしたりというのは、ペニスも好きな私としては抵抗があるというか絶対に困る。いやだ。ブーツフェチ=ペニスフェチとか言う分析もある位なのである。
 しかし少なくとも胸を持ち、女性のようにふくよかになり、ひげも生えず、受動的によがる状態にはなってみたい。もっと、変態女として生きる時間を持ちたいと思う。
 残念ながら婚姻関係を持ち、法的責任を少なからず負う身分である筆者は、それはかなわない。しかしだからといって、この不本意な男として現実に忙殺されるうちに、歳をとってしまうのはやるせない。おそらく本当にその病気である人から言わせれば筆者は境界例と見なされるだろう。だが分からない。もし独身で、暇をもてあましていたら、家庭裁判所に足を向けていたかもしれない。
 ラバービザールプレイで確認される疑念、筆者は自分の性別に充足していないという消えることのない認識。この認識を持ちながら、これから親として、夫として生きていかなければ行けない(法律は、婚姻している人を適用除外としている)。
 ここで展開としては、家族への説明責任というものだろう。実際には筆者はここまでは思ってはいないんだけど、こんなケースも考えられる。「お父さんは、体は男だけど心は女なんだよ、体も心に合わせて女にしたいって思っているんだ、でも君ら家族がいるせいで、法的にはずっと男でしかいられない。こんなお父さんだけど、どう」
 ありえない。だから法は婚姻者を除外したんだろう。さてところで、日本人て、実体と言葉の乖離が著しい国民性を有する。実体はどうあれ、言葉ではなんとでも言いつくろえばよいのである。あーよかった、日本人で。
Text by Tetsuya Ichikawa
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本のフェティシズム

 筆者の父は猛烈な読書家で、職業は歌人。親(筆者の祖父)がまあそれなりに金持ちだったからできた芸当だが、生涯定職に就くことなく「歌人」で通した。
 唐突に彼が死んで2年経った。筆者がこうしてキーボードに入力しているヨコの本棚をふと見ると彼が20代のときに読んだコリン・ウィルソンの暗黒の祭りだとか、万葉集なんかが置いてあって、いい感じを醸し出している。
 筆者がいるこの部屋は彼が残した1万冊近い蔵書の半分以上を収容する巨大本棚が四方の壁を覆う壮麗な書斎である。そこで日夜、さまざまな本たちからの言葉にならぬインスピレーションをウケながら、こうしてキーボードに向かい続けている。本に囲まれて暮らしたいと願った父の血を引いた筆者は、リフォームで床から天井まで、壁全部を本棚で覆ったこの部屋を特注した。その部屋の居心地は何とも言えずよいものである。
 しかもその部屋で、家族全員が寝静まったあとにラバースーツを着込み、自分との対話をはじめる。それはまるで禅の修行のようである。
 芥川賞が発表され、これまたユニークなモブ・ノリオさんという人が受賞した。昨年の女の子ふたりといい、今年の受賞者といい、やはり作家になるような人は、生まれた境遇からしてそのようにできあがっていた面が少なからずあるだろう。
 残念ながらふぬけで変態気味な筆者、そして筆者と同様怠惰だった父も、作家になることはなく、生涯を終える宿命がみえる。
 もっとも、筆者はまだ生涯は半分も終えていない。だからこうしてかすかな希望を膨大な本に抱かれつつ、フェティシズムの妄想の開発に神経をとぎすましているところである。
 ところで、昨日のブログのタイトルは「エロと妄想」。この文字にひかれて新着でクリックした人が過去最高に達した。
……みんなったら。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com

エロと妄想

 今日は収穫の多い一日だった。モデル志望の女性と面談をした。彼女は26歳の女性で、Alt-fetish.com的なフェチに対するストレートな関心はないものの、キャットスーツはかっこいいと高く評価してくれている。
 日頃いかにハードに、いかにエロティックに、いかにビザールに入り込んでいくかばかりに腐心している私としては、キャットスーツはかっこいいという女の子の評価はむしろ新鮮だった。
 そもそもエロとはなにか。何に対して人はもっともエロさを感じるのか。ラバー好きの筆者が、全身ラバーをズバリ着込んでフラッシュぴかぴかで撮った写真、そう、調度MARQUISとかヘヴィーラバーマガジンに盛んに出てくる写真たちの───に必ずしもピンと来ない。むしろ、町中で、ふと目にする、ちょっとヤンキーっぽい男が運転するバイクの後ろにタンデムでまたがる、ブーツを履いた、茶髪をなびかせる女の子のほうがかなりいいと思う。顔なんかほとんど確認できず、サッと通り過ぎるのみなのだが、その全体の雰囲気、ポイントに利いているブーツ、男のバイクにワイルドにまたがる、部屋に帰り着くなり、ヘルメットもブーツも脱がずに男とはじめてしまう、若いセックスへの渇望。そういう全体の物語に興奮してしまうわけである。
 常磐響が『デジカメ・スタイル』(河出書房新社)でエロ本と妄想について語っている。
「今の実用的なエロ本みたいに、内面よりも、ポーズ主体、ボディ主体で撮るんだったら、人形やCGでいいんじゃない? だいたい現実世界では、そんなきれいな照明の下でストロボたいて女性を見るわけじゃないしね。それじゃ、あまり妄想が生まれにくいんじゃないかな。妄想してこそなのにね。」
 常磐響にラバーガールを撮ってもらいたいのが理想なのだが、彼はちょっと敷居が高そうなので、仕方なく筆者が撮る。
 衣装も照明も女の子もばっちりなのにエロくない写真、それだけにはならないよう、研究している。町中で見かける、普通の子が何気なく採用したフェティッシュアイテムがもたらす強烈なイマジネーション喚起力、日常に強烈に存在しているフェティシズムをうまくすくい取りたい。
★今回のモデルとのフォトセッションは来週木曜日を予定しています。それ以降の公開まで楽しみにして待ってください。また、ご希望の方には例によってポストカードにしてプレゼントする予定です。それは追ってご案内します。
Text by Tetsuya Ichikawa
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新生銀行9月から6回以上は振手有料

 インターネットを通じて操作する場合の他行振込の手数料が無料ということでFPとして強く推奨してきた庶民のための銀行、新生銀行。ところが残念ながら、それを逆手にとって、ひとりで毎月膨大な数の振込をする人がいるからといって、9月から、6回以上の振込については有料となることになった。
 しかしよく考えると5回はこれまでどおり無料で振り込むことができる(預金残高1000万円以上の人は30回まで無料)。
 それで十分だと思う。もしそれ以上、毎月振り込む必要がある人は、
・自動引き落とし
・クレジットカード払い
 これらの代替支払い手段もある。特にクレジットカード払いの場合、ほんの些細な日用品でも、大手のドラッグストアの寡占化がすすむ昨今、たいていの店でクレジットカードは使える。クレジットカードは年会費永年無料のカードも探せばいくらでもある。
 いずれも、通帳とか、明細にきちんと記録が残るし、たいてい、引き落とし前に、「いついくら、どこから落とすから準備してねー」という通知が来るようになっている。
 毎日暑い日が続くが、銀行に出かける用事は極力減らしたいものだ。もちろんその分、家でコスチュームを着込んで、ムフフその先は言わないでおこう……。
Text by Tetsuya Ichikawa
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受動喫煙放置過失の判決

 公務員が受動喫煙でひどい目にあったとして、勤務先の区(特別地方公共団体の特別区)を訴え、東京地裁は、区に、慰謝料5万円を支払うように命じる判決を下した。
 昔筆者が勤めていた会社はマスコミに属する業種だったため、当然のように社内喫煙がまかり通っており、ひどい目にあった。筆者はタバコを吸わない。
 役員が、出先から帰ってきてうまそうに紫煙をくゆらす。煙が、末端事務作業に忙殺される私の目や喉を容赦なく攻撃する。
 もちろん止めてくれとも言えず、まさに人権侵害禍だと思って苦痛だった。
 じつはこういう筆者も昔は喫煙者だった。学生時代に女友達がもってきたタバコを吸って好きになった。しかし、ある時から吸うと胸が痛くなるという意味不明の現象に悩むようになり、吸えなくなってしまったのである。そんな、肺の痛みが起こらなければ、自分に甘い筆者のことである。今でも吸っていたことは間違いない。
 筆者の場合は親しい友人知人に喫煙者が多い。しかし親族に喫煙者はほとんどいない。喫煙、非喫煙を理由に人を判断するようなことは一切するつもりはない。むしろ喫煙者の居心地が、今日どんどん悪くなっている気がしている。
 公共施設や飲食店などでの受動喫煙を巡っては、管理者が防止措置をとるよう定めた「健康増進法」が昨年5月に施行され、官庁や自治体が喫煙室以外を禁煙としたり、首都圏の私鉄各社が駅構内を全面禁煙にしたりしている。
 また、今回の判決のようなものがでると、喫煙者と非喫煙者は対抗関係にあることが、社会的にますます認知される。
 喫煙はラバーフェチと同じように、本来不必要な、快楽目的のアディクションといえる。平和な状態が長期にわたって続くと、細かなこと、従来はたいして問題とされてこなかったものも、問題にされるようになってくる。それはそれでいいと思う。そうした細かな問題ひとつひとつに、真摯に向かい合っていくことが必要だしそれをするチャンスだろう。
 そうすれば社会が一歩前進することができるのではないかと思う。
 ジェンキンスさん、私らはあなたが北朝鮮政府から、特別待遇者向けに配られるという外国製タバコを喫煙している映像を見て、なんだか複雑な心境でした。
Text by Tetsuya Ichikawa
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