地下壕探検のフェティシズム

 普通のオナニーでは一向に萌えない私の変態性追究の旅路。その途上ではさまざまなほかのフェティシズムも浮かび上がってくる。薄暗い性癖を照らすひとつのヒントになるのだ。
 地下壕が好きで萌える。誰もいない真っ暗闇。いつ誰に掘られたかもどこへつながるかも、最近誰かがいたのかも一切分からない地下壕。懐中電灯の光がおよばない先に誰かいるのかも知れないしいないかも知れない。恐怖が通奏低音のように頭の中をめぐる。
 筆者の地下壕との出会いは、三鷹のICUの地下壕だ。野川公園(武蔵野公園)からアクセスした記憶がある。いまから二十年くらい前に探検に行ったがその時の地下壕の様子はいまでも容易に頭の中に想起できる。とてもワクワクして興奮したものだ。
 最近では地下壕で遊んでいた中学生が、崩れて生き埋めになって亡くなったり、住宅地が突然陥没し、調べたら原因は地下壕だったなど、悪名高い厄介者となっている存在。天井を補強するなどして、面白いエンタテイメント施設にすりゃあいいのに。せめてどこに地下壕があるか、各自治体は公表するべきだろう。不動産取引での重要事項説明が義務づけられているが、地下壕はその中に必ずしも入っていないし、そのことで損害を被っても国の補償は得られないのが現状のようだ。まったくひどい話である。
 ひどい話ついでに、日本の国民の半分くらいのひとが小泉首相の靖国参拝を止める必要はないだとか、憲法改正するべきだと思っていると朝日の世論調査でみた。つまりそれだけ多くの人が、残念なことに、まともな教育の機会も得ることなく成人して社会にでているということである。空恐ろしい世の中だ。
 話を地下壕に戻そう。地下壕と同じ暗闇つながりで押入も好きである。近年、押入のある家というのは大分少なくなってきたように思われるが、むかしは私の家にも押入があった。結局地下壕も押入も暗闇だから、容易に想像力の翼を羽ばたかせられる。
 その想像力の翼に載って、私は妖しい妄想の海の波間に身を浮かべるのである。
 押入や地下壕によって醸し出される闇、暗さ。怪しさ。そういうのに癒されることがある。東京ディズニーランドに行って必ず入ることにしているアトラクションがある。それは、カリブの海賊だ。入り際の入り江が何ともいえず好きだ。ブルーバイユレストランを過ぎたあたりで左手をみると、アメリカの開拓地だろうか、入り江脇掘っ建て小屋の戸の前で、老人がタバコをくゆらせながらロッキングチェアに座ってこっちをみている。まわりは深く草が生い茂り蛍が舞っている。あの辺の雰囲気が最高にいい。マジでリアルだし。
 あの老人を、私は85年、95年、2005年と節目節目で眺めてきた。私は老人を訪ねるごとに成長し、当初母親だった連れ合いも、恋人、そして娘へと変わる。次は誰を彼に見せることになるのか、ちょっとした人生の楽しみのひとつだ。
 
ディズニーランドも地下壕も押入も好きな変態市川哲也
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オナニー抗ガン作用で吉

 アエラの記事で以前読んだんだけれども、オナニーやセックスで興奮したり感動するとなんでも内分泌が刺激されて、抗ガン作用をもつ働きの物質が体内で活性化するようだ。
 したがってその記事ではセックスやオナニーは結局抗ガンにつながるから積極的に楽しんだほうがいい、みたいな結論なのである。
 前々から私も、これほど気持ちのよいことなんだから体に何かプラスでないはずがないと思ってきたが、それが今回科学的にも立証された。学生時代はセックスできれいになるみたいな特集がアンアンというマガジンハウスの雑誌にでてはよく部数を伸ばしていた。セックスを前向きにとらえる(それも正攻法で)ととてもよいことがあるのである。
 私のオナニーは二刀流だ。ひとつはフェチオナニー。フェティッシュなアイテムを身に着けて内部から勝手に興奮する変態オナニーと、一般の男性と同様、AVを見るという外部刺激に頼る普通のオナニー。前者はオナニーPro、後者はオナニー普及版といったところである。両方同時にやるのが最高なのだが、なかなか条件が整わない。
 AVオナニーの場合に見るのは、本来ならばMARQUISのビデオとかいいたいんだけど、不思議と抜けなくなってしまった。最近はもっぱらDMMという信頼できるオンラインのサプライヤーにお世話になっている。私が好きなのは立花里子という女優。痴女、淫乱系。何百といる女優の中から気に入るのを見つけるのは年々難しくなっている。私の好みが次第に固まってきて融通が利かなくなってきたからだろう。DMMはとても安いので、あたり女優を探すのが私の隠れた趣味となっている、イッヒヒヒ。
 それにくらべてフェチオナニーは準備、後かたづけなど考えるとおいそれと簡単に、日々できるものではない。「健康のため」のオナニーだが、フェチとAV、なるべくバランスよく取り組んでいきたい。
 私のような変態の場合は、抗ガン物質の量も変態オナニーとAVオナニーとでは違うような気がする……。
 さて、Alt-fetish.comだがDemaskを常備ブランドにすることにし、まずはガスマスク、コルセット、シリコンバストを常備在庫とすることが決定。実際に販売をはじめるのは大分先だろうがお楽しみに。
 シリコンバストについては、ラバーを着てコルセットを付けるとどうしても男性の場合胸が寂しいので。みなさんそうは思いませんか? もし、ラバーを着て胸もあれば、まさに好きなAVの痴女ものの女優と名実ともに(?)一体化できる!素晴らしいぞきっとそれは。ワクワク。
変態オナニーのエバンジェリスト、市川哲也
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ラバーにコンプリートという考え方

 先日投稿ページにアップした「横浜ゴムゴム」さんからのメールと写真をご覧になっただろうか?
 彼が来ているのはたぶんDemaksのキャットスーツとコルセットである。このキャットスーツは胸の部分に空気を入れて膨らまし、疑似オッパイを楽しむことができる。また、コルセットはラバー製で、7本ものベルトが拘束感を盛り上げる。キャットスーツもコルセットも取り寄せることができるので希望者はメールで問い合わせて欲しい。見積もります。
 横浜ゴムゴムさんは「ラバーはコンプリート化して初めてその存在があるのであって一部のファッションデザイナーのものでは無いはず。 マスク、グローブ、コルセット、キャットスーツ、そしてブーツ この完全なラバーコンプリタ-こそラバーリストと思います」と言っている。ファッションデザイナーがラバーをコンプリートで(完全に、全部ひと揃えに)起用することはなかなか難しいものがあるかも知れないが、ラバリストにとってはやはりこのコンプリートということが最も重要かも知れない。
 私がアズロ(昔、四ッ谷・青山にあったフェティッシュカルチャーショップ)に教えられた言葉のひとつに「トータル・エンクロージャー」というのがある。辞書でひいて調べたなあ。エンクロージャーとかいって。完全密閉、みたいな意味である。要するにラバーであらゆる皮膚の露出をなくして密閉することで、ラバーと一体となり、身体内の意識に潜行する、そういう試みのことをトータルエンクロージャーというわけ。
 その場合、頭はマスクで覆い、ガスマスクなどで呼吸も制御する。自分の呼吸の音を聞いて独自のトランス状態にはいるためである。爪先から頭のてっぺんまですべて覆い尽くすことを、横浜ゴムゴムさんはコンプリートという言葉を使って表現してくれた。これはなかなかに画期的だ。
 私など、キャットスーツを着た時点でもう感じてきてしまって、毎度のことだがいってしまうことも多い。しかしそうではなくマスクもきちんと、後ろの紐まできっちり締めて、ブーツも履いて、コルセットもベルトをひとつひとつ全部締めて、グローブも付けなければ、真のラバリストの至福に到達することは難しいのである。
 もっともそれだけのアイテムを揃えるとなるとざっと5万は軽く超えてくるところが恐ろしい。庶民にはなかなかオススメできない、私ら変態貴族のみの特権なのかも知れない(オススメできない理由はなにも金銭的なことに限られないが。笑)。
 私もお金がないときは想像を絶する高さ(当時)のラバーアイテムを、年月をかけてひとつひとつ買い求めたものだ。最初はグローブだった。まじめな私はこんなものにお金を使っていいものか、親バレしたらどうしよう、みたいなことで非常に不安になったものである。グローブをはめてオナニーして、ああやっぱりこんなもの買わなきゃよかったと思う。しかし数日たつとまたぐローブが気になる。そして今度は、グローブだけじゃ物足りなくなり、ストッキング、マスクと、あれこれ身体が求め出すのである。
 コンプリートを達成したあとは今度はバリエーションの快楽へと移行する。色を変えたり、かたちを変えたり。コーディネートを楽しむのである。
市川哲也
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skypeに留守電メッセージ機能が登場

 skypeについて以前ふれたことがあったが、今回このskypeに留守電機能が備わったという話題を。機能の正しい名称は「ボイスメール」という。
 じつはこのスカイプの留守電機能、かなり画期的。サラリーマンならば会社の電話回線がパソコンのモジュラージャックにつないでも使えないことを知っているだろう。個人的に留守電を持ちたいと思っても、会社勤めの人や、あるいは家にホームテレフォンを導入している人は無理なのだ。
 じつは私の家もそうで、家はビジネスフォンになっているため、世の中にあふれる多種多様な電話機が接続できない。もちろん留守電もない。
 どこかにボイスメッセージを受けられるところがあればいいなーと思っていたところに、スカイプのこの機能。最高にタイムリーで喜んでいる。
 skypeに3月に出会って以来、最近はそれほど使うことなく、「パソコンを起動時にskypeも立ち上げる」というチェックを外していたほどだ(トホホ、だって誰もかけてきてくれないんだもん、グス)。それに、四六時中わたしとてパソコンの前にいるわけじゃないし、パソコンだって電源を落としていることも多い。そういうこともあってskypeとは縁が遠くなっていたのである。
 でも、留守電機能さえあればこっちのものだ。相手はいつでも、こちらに用事があるときはメッセージを残せる。しかもメッセージを残すほうは無料である。ちなみに、スカイプの留守電機能を使うには、3ヶ月5ユーロをクレジットカードであらかじめ支払う必要がある。また、スカイプのバージョンが1.2以上じゃないとダメのようだ。もちろん、skypeの載るOSじゃないとそもそもダメなのはいうまでもない。
 さっそく友人へメールを送った(とはいえ2人しかいないのだが、さみしーっ)。
 さて、具体的な流れだが、誰かが私へスカイプ電話する→(私のPCが立ち上がっていない)留守電が出る(英語)→メッセージを残すとスカイプのサーバーに保存される→私がPCを立ち上げ、スカイプにログインすると、ボイスメールが入っている旨表示される→クリックして聞く。そういう流れだ。メッセージはサーバーに保管され、一度聞いたら自分のPCのスカイプの発着信履歴に残る。何度でも聞ける。
この機能もどーせすぐ飽きる市川哲也
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ビジネスになっていない日本映画

 一瀬さんという映画プロデューサーがテレビ番組日経スペシャル「ガイアの夜明け」で、日本映画は現場が貧しいからビジネスになっていないといっていた。プロデューサーも報酬は収益の3~4%しかもらえず、ハリウッドの30~40%とは大きく隔たりがあるという。
 クリエイティブな産業の現場が貧しい←ビジネスじゃないと一蹴し、ハリウッドで活躍する一瀬さんの言葉は、実際貧しい現場体験のある筆者の胸に響いた。そうなのだ。正にその通りだ。もちろんハリウッドだって厳しい弱肉強食の世界かも知れないが、才能のある人ならそれに見合った報酬を受け取ることができる。日本はそうはいかない。才能があっても報酬はそれに見合うとはいえない。
 その代わりになんの才能も技能もない高卒の工員でも、へたに大卒でクリエイティブ産業の見習いなんかになってしまった人より、生活はよほど安定する。昔地味なメーカーで正社員をしたことがあるけれども、そこには、地域の雇用を支えるしっかりとした歴史あるビジネスの仕組みが成り立っていた。つまり、学歴や才能がなくても、そこそこ健康で働ければ採用し、工場内には保育園も作られていて、食堂もあり、社員一丸となって家族主義でやっていくというシステムだ。きちんとした就業規定や福利厚生の恩恵はもちろん、給与も労働に応じて支払われているのである。こうした非クリエイティブ系の産業では、ビジネスがきちんとできているのが日本である(それもまあ最近では揺らいでいるらしいが……)。
 私はアホだったので、自分のやりたいことはこんな地味なメーカーにはないっとばかりに退職し、ひどい労働条件(安い、不健康、キツイ、低未来)のクリエイティブ産業へ飛び込んだ。
 それがいま思い返してみてどうであったかは書かないが、とにかくエディターとかライターカメラマン、デザイナーといういわゆる「花形」の職業というのはろくでもない低賃金で雑巾のようにこき使われて捨てられるのである。それが、冒頭の一瀬さんは「ビジネスになっていない」という話で、とにかく貧しい現場、その犠牲のうえに、日本のクリエイティブ産業というのは成り立っているのだ。
 たしかに、地味なメーカーのサラリーマンよりはよほど刺激に満ちあふれた、愉快な日々を送れていたことは認めよう。しかし私は思う。そろそろ成熟した文明社会。先進国なんだから、愉快でやりたいことをする仕事だからといって、若者から、低賃金と引き替えに時間を奪うのはやめた方がいいんじゃないか。
 弟の彼女が有名私大法学部の4年生で今年就職活動中だが、ゴールデンウィークが終わってもいまだ内定がない状態。「やりたいことをやろう」病が発症したらしく、どこかロハス系雑誌の編集部で安いバイトからはじめようなどと言い出した。去年は公務員試験を受けるとか、世界をまたにかけて活躍したいとか言っていたのが、いざ大手メディアや商社、コンサルなど一通り受験してダメ(内定がでない)となるとこれ。得意のやりたいことを仕事にしよう病だ。そういう選択肢の順番からして、すでに弱みを握られているのである。もはや彼女は低賃金で使いたいクリエイティブ産業の経営者の意のままだ(もちろんそうはならないよう忠告するつもりだが)。
 こうした経緯(安くていいから私を使って、お願い)で若者がどんどんクリエイティブ産業に入ってくるのだから、あいかわらず現場は貧しいままで当面いくんだろう。まさに悪循環だ。
 それを断ち切ってビジネスに転換するには、収益をきちんと関係者に配分するハリウッド型の成功報酬システムをクリエイティブ業界に入れないとダメ。
 そうはいってもこの日本である。トヨタ自動車がどうも過去最高の純利益をあげたとかいっているけれども、そんな1兆円も剰余金がでるんだったら社員に分配したらどうなんだと思う。トヨタからしてこれだ。個人個人ではなく、会社、ひいてはその業界という目に見えないものにお金を留保していく社会、それが日本にこびりついた体質といえる。成熟した産業でもそうなんだから、クリエイティブ産業においてはなおさら、個人の待遇は軽視されざるを得ないだろう。
 日本社会の悪口になってきたからどんどん脳味噌からアドレナリンがでてきたぞ。
 ついでにいうと、国というのも悪いと思う。何が悪いかというと、稼いだ会社、才能ある個人から国が税金でもっていく。国、都道府県、市町村それぞれが儲けにハイエナのようにたかる構図だ。そうしたハイエナどもは自分たちが好きに作った法律でどんどんおいしい汁を吸っている。ホントにもうあきれるばかりだ。国がこれだから企業もダメだし個人もダメなんだ。
 とにかくビジネスになっていない。
 就職活動に不安を感じた弟が私に訊いてきた。「起業したいが最初に何やればいいか?」
 でた。この質問。資格学校なら喜んで答えるだろう。しかし私はそういう質問がでてきた時点で起業はやめたほうがいいといわざるを得ない。起業したい人というのはなにか熱いネタがなきゃダメなのだ。ネタが大事で、ビジネスは二の次なのだ。……あれ?
 結局弟には筋トレを勧めることにした。学歴は十分立派。あとは頭でっかちのひ弱人間にせいぜい見られないようにということで。
※BUNさんから投稿画蔵いただきまして、アップしましたのでぜひみなさんご覧ください。
http://www.alt-fetish.com/cnts/post/index.htm
BUNさん、ありがとうございました。
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ニート考

 NEET(Not in employment, educational or trainning、たぶん)すなわち、働かない、勉強しているわけでも、訓練しているわけでもない人たちがこの日本に85万人いるという。
 ガイアの夜明けでもやっていたが、番組としての結論は「ニートは、年金問題、赤字国債など大人たちがこれまで先送りにしすぎたつけが回ってきた。これからの日本が心配だ」である。私も正にその通りだと思う。ニートを支援するNPO法人の理事がこの番組で語っていたが、「大人の働き方が貧しすぎた」こともニートの一因になっている。親が会社の奴隷状態で残業残業で家庭と接する時間もなく、気付いたらリストラされていることはめずらしくもない。会社都合で振り回されて親は人生を台無しにされた、と子供は了解するだろう。そんな子供が、どうして「給与所得者」「正社員」になりたいと思うだろうか。
 政府がニート対策で数百億円規模の予算を付けたというらしいが、それは私に言わせると無駄に終わる。なぜならニート対策ということ自体が、問題の対症療法に過ぎないからだ。企業の経営者の意識や、社会システムを何とか変えない限りは、ニートは増え続ける。「企業の経営者の意識」「社会システム」を変えるのが、これまた不可能に近い。企業といっても数百万社あって、その経営者を一度に洗脳するなんてあり得ない話だ。また、社会システムはいまの縦割りの、保身を旨とする行政システムではとうてい変えようもないだろう。
 番組に登場するニートたちを見ていると、彼らはまったく機能を損なっているとか、そうしたこともない、じつにまともで折り目正しい好人物である(もともと取材を受諾するほどのキャラという底上げはあるにしても)。彼らをしかし励まして働くようにしても、その受け皿はたぶん相変わらずの「貧しい働き方」を社員に強いるような会社が大部分に違いない。または低賃金、低未来、肉体労働の派遣とかパートに限られそうだ。
 ニート→国力低下→円安といったヤバイ状況にならんと経営者の意識や社会システムはかわらんだろう。もっともそうなるとやばすぎて現行の経営者や官僚機構は滅びて、まったく新しい人たちが代わりに台頭する、そういう劇的な代わり方になる気がする。
 当面のニート対策をしたいのならこういうのはどうか。あるニート対策の学校が、ニートに便所掃除をさせたり、料理を作らせたりしているのにヒントを得たものだ。まず、ニートを抱える親の勤め先企業は、その親とニートの息子を1年だけ交代させる。親は家でニートとして過ごすのではなく、便所掃除をしたり料理を作ったりしながら「社会復帰」をめざし、アルバイトなどに出かけなければならない。ニートの子供を迎え入れる企業は、その親が社員としてやっていたことができるよう、何人かのスタッフを専属で付けて補佐する。しかも奴隷社員としてではなく、お客さんとして丁寧に扱う。
 そういうことをすると、ニートの子を抱える親は会社に逃げることができず、それどころかニートそのものの気分を味わうことができる。また、子は、スムースに社会参加ができるのである。このプロジェクトの趣旨は、親子のコミュニケーションの復活だ。
 まあ冗談にしても。
 なんでもものは中庸でないといけないと中国の故事は教えている。ところが日本社会というのは、特に高度経済成長を通して、またバブル後の不景気を通じて、メチャメチャやりすぎたんだろう。最初に戻るが、そのつけが回ってきて、ニート、ニートというのは結局親がいて、その親の子供であるわけだから、原因は親、ないし親の世代にあるというほかはない。
夏休みはニートだった、市川哲也
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すごい!携帯IP電話の衝撃

 最近はラバーフェティシズムのハブ空港と化している、Alt-fetish.comであるが、そこでコンテンツを書くよう命ぜられている私でも、むかしは自分が相当変態的な行動をしないと性的な興奮を得られないことに驚き、自分自身にひいてしまうことはよくあった。
 すべての途はローマに通ずにならって言えば、すべての変態はオナニーに通ずである。20代の後半になるまで、私は最大の効果を得られる、自分の変態スタイルの構築にはまっていた。そしてラバーに行き着いたわけである。しかしこれが終点だとはとうてい思えないのである。先人たちのさまざまな試みに接するにつけ、そう思う。果たして私のローマに至る途は、今後どのような風景を見せてくれるのか、いまから楽しみでワクワクだ。生きる目的にすらなりそうなほどだ。
 さて、先日PHSをドコモからウィルコムにした話題を開陳した。携帯端末としてははじめて、PC用ウェブサイトを見られるという点で画期的、しかも(いろんな割引を適用後なら)4000円弱で定額だという点でも驚き、そういう趣旨であった。
 しかし、その後あれこれ調べてみて、まだまだな点も発見した。
 その最大の弱点。それはこの端末(京セラのAH-K3001V)は、ブルートゥース(なおかつPDAに入っているウィンドウズOS)に何ら対応していない点だ。ブルートゥース(なおかつポケットPCに入っているウィンドウズOS)対応だともっとすごいことができることがわかった。
 「もっとすごいこと」それは、ズバリ、通話料無料携帯IP電話だ。ここからは現在は未対応の架空の話。念のためお断り。また、無料というのは正確に言えば、ウィルコムに払う月々のさっき述べた4000円弱を含まない、純粋に通話料(しかもスカイプ同士)が無料という意味だ。通信料についてはつなぎ放題のパケット方式で通信することを前提とする(PIAFSだと時間ごとに金がかかる)。おまけにブルートゥースができないからこれは現在架空の話なので恐縮だが、どんなことができたのかというと、まず、ブルートゥース対応の「未来のAH-K3001V(仮題)」に、同じくすでにブルートゥース対応となって久しいHPのPDAを接続。そしてそのPDAには、ポケットPC対応の我らがスカイプがインストールされている(あと、いまは未対応だがポケットPCのOSにキャリア端末の通信用ドライバインストーラが対応している必要もある)。おなじくブルートゥース対応のヘッドセットを付ければはい、ハンズフリーの無料携帯ip電話のできあがりというわけ。私はこんなことができるということを知った瞬間、新宿駅南口の甲州街道の横断歩道からいつも眺めているあのドコモビルが廃墟と化している様子を想像し、ひとり楽しんだのである。ちなみにUSBでつながるし、PDAではなくノートパソコン(ウィンドウズXPとか2000のようなメジャーなOS)とキャリア端末はブルートゥースである必然性は無線だという以外に特にない。
 これはドコモやauのようにいちいちパケット代がかかる携帯電話にはできない芸当だ(最近は定額も出てきたようだが高いし遅い)。パケット代がかかるキャリアでこれをやったらたちまちパケ死になる(ついでに電磁波リスクも、携帯はPHSより高いので気になるぞ)。あとは、どっかのメーカーが、AH-K3001V対応のブルートゥースアダプタを出してくれるのを待つのみ(ポケットPC対応のドライバを京セラが出す必要もあるが)、である。
 そうすれば、そのアダプタとヘッドセット(たぶんあわせて10000円くらい?)+PDA(30000円くらい?)+AH-K3001V(6090円)の合計4.6万円の初期投資で、夢の定額制、通話料無料携帯IP電話がわがものとなるのだ!(ただしそのアダプタはヘッドセットとPDA、PDAとAH-K3001Vの同時接続ができるものでないとダメだな)
かける相手のいない寂しい市川哲也
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PHSをウィルコム(京セラAH-K3001V)に替えたぞ!

 昨日、7年もの長きにわたり世話になったNTTドコモのPHSをやめて、ウィルコムのに替えることにした。
 NTTドコモからは、新規の受付はしない、今後PHSのサービス自体を終了する可能性があるという通知が送られてきていた。そんなPHSに後ろ向きな会社のサービスである。イヤだと思った。そこへきて、ウィルコムが、他社のPHS契約者の長期割引サービスを引き継げる&初期事務手数料キャッシュバックというキャンペーンをやっているというではないか。
 私が毎月ドコモへ支払っているPHSの料金はたかだか3000円弱。この安さにうっとりしていたのだが、これにわずか数百円追加するだけ(私の場合。A&B割り、年間契約割り、長期割引適用後)で、なんとウィルコムではメールもネット(しかもパソコン用ウェブサイト)も見放題という。もちろん通話については、携帯とは比較にならないほど安い70秒10円くらいだ。
 パソコン用のウェブサイトが見られる、というのに私はひどく心を惹かれた。もちろん、それができる端末は限られていてしかも品薄だという。そりゃそうだろうと思う。やっと、定額で、携帯電話で普通にインターネットができる時代がやってきたのである。私が買った機種は京セラのAH-K3001Vというもので、本体価格はなんとたったの6000円ちょっと。ブラウザはなんとあのオペラだ。もちろん10万画素のカメラもついている。
 ウェブブラウジングにあたり、プロバイダと別途契約する必要はまったくない(もちろん、130社程度になるが現在使用しているプロバイダ経由の接続も可能だ)。こうなると、わずか6000円で、月々4000円前後を支払うことで、パソコンをもっていない人でもモバイルインターネットが気軽にできるようになったのである。
 私は、携帯電話でバカみたいに高い金を支払ってウェブブラウジングしている人たちを心の底から軽蔑していた。なぜならそんなんに金を使っても得られるリターンはマイナスに決まっているからだ(消費だから当たり前なのだが)。同じ数百円を情報消費に費やすなら、週刊誌をキオスクで買ったほうが大分ましなコンテンツが得られるというものだ。
 しかし、そうした批判もウィルコムのつなぎ放題[1×]プランの前にあっては力を失う。定額で、あらゆるパソコン用のウェブサイトが見られるのだから。
 というわけで、さっそく近所のPCデポで品物を抑えて、契約しいまその感動が手元にある。本体と一緒に、アスキーの「私が京ぽんを使う50の理由」という本がもらえた(非売品)。「京ぽん」とは京セラAH-K3001Vのことで、分厚い取り説を見る前にこの本を見れば、はるかに簡単にこの素晴らしい多機能の端末を活用できる。それにこんな無料本を付けるところを見ると、ウィルコムがいかにこの端末の販売に力を入れているかを知ることができて小気味よい。
 実際の使用感についてちょっとリポートしよう。まず電話。ドコモでは圏外だった家のあらゆる場所で、アンテナがガシガシっと立っていることに感動。つぎに、カメラ。ろくな写真が撮れないが、撮ったものをボタンひとつでメールで送れるというのは、なんだか生活が楽しくなる予感。そして肝心のインターネット。確かに見られるのだが、遅い、画面が小さい(日頃筆者が使っている19インチのモニタに比べ)というのにかなりいらいらさせられたが、携帯用に作られた軽いページを見れば問題ない。それではパソコン用ウェブサイトが見られる意味がないという指摘もあろうが、私のようにネット熟練者で家にパソコンが何台もあるような人間から見れば確かにそうかもしれんが、一般人にとってはこれはそれでもひとつのエポックメーキングな商品であることは依然として間違いない。
 この端末では、PCとUSB接続しての充電や各種データのやりとりが、付属の専用アプリケーションをPCにインストールすることで簡単にできる。今後はこうした機能も試して、モバイルライフを楽しみたい。また、Alt-fetish.comはこれまで、携帯電話経由での閲覧はかなりのご不便を強いていた。しかしこうした端末が出てきた以上は、テキスト版のサイトを作るなどの対応を迫られることになりそうだ。
 PCデポでは、「ケッ、ピッチかよ」みたいな顔で私を見ていた学生風の若い女性がドコモの携帯をうれしそうに受け取っていたが、アホだなーと思った。学生ならこの程度のピッチで十分なはずなのに……。「ドコモ」「090」にいえることはただ一つしかない。それを使っている以上、決してこれからお金持ちになることはできないということだ。
物欲番長なフェティシスト、市川哲也
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大学ではアメフトをやってたんだ

 タイトル、もちろん私ではない。J-WAVEのソウルトレインのナビゲーター、りゅうさんともうひとり、私の浪人中の友人、U君である。
 アメフトをやりたがるような男と私は、基本的に友人になるということはあり得ない。のびた(それも変態の)とジャイアンが友達ではないように。うぷ。うぷ、とか言わないし、ジャイアンは。
 学生時代にアメフトをやる(やりたがる)タイプの男と私は、金輪際まるでタイプが違う。しかしそうした違うタイプの者どうしても、深い絆を感じることがある。それは互いを思いやっているということがわかった瞬間である。浪人中のU君はよく私のことを気にかけてくれた。彼から見ると私など命はかない海辺の生物のようなものに見えるのだろう。しばしば干からびそうになっている私を励まして潤してくれたのである。彼はいつも、私の目をしっかりと見て、体の一部を必ず触れながら私を励ました。彼は商社マンを父にもつ帰国子女だったからスキンシップも外国人並だと私は当時思っていたが、それ以上に、いいしれぬ親しみが沸いてきたものだ。
 彼と私の関係は、私が従、彼が主。私が弱、彼が強、私が下、彼が上、そういう優先順位のある状態で最も安泰だった。その後彼は、合格した上智大を卒業して商社へ。商社に勤めて海外をバタバタと行き来し、最近はついにどっかへいったまま音信不通となってしまった。私はといえば、そんな彼を、ただまぶしく眺めるほかない、あいかわらずしがない「水際のイキモノ」のままなのである。最後に彼に会って十年近くたつが、今でも、私に「大丈夫だって、いっちは」といってくれたのを、彼の強い視線とともに思い出すのである。
 きょうのネタはちょっと意味不明でしたね、あはは。いやちょっと、リュウさんが、リスナーにやたらに「俺、学生時代にアメフトをやってたのね」と繰り返すもんだからつい。それに対して(心の中で)「はあ」しかいえない自分が悔しいもんだから、ネタにしてやったのさ。ちなみに私は、「学生時代はミニコミ作ってました」。暗っ。
 さて。電車で人が大勢亡くなったのについて朝日のコメンテーター加藤さんが報道ステーションで「ハインリッヒの法則」のことをいっていたのが印象的だった。はじめて知ったのだが、この法則では致命的な労災は300もの小さなひやり体験が隠れているという。ひとつひとつは怪我もなく大したことはないものの、看過すると結局積み重なってとんでもない災害につながるというわけだ。致命的労災=戦争勃発に置き換えると、自民党の憲法調査会だったか、改憲派政治家連中の怪しげな動きひとつひとつが、300のうちの確実な1をなしていると、つくづく思った。
Text by Tetsuya Ichikawa
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萌え市場がバターと一緒の規模!?

 萌えキャラという、アニメのキャラクターやゲームコンテンツにはまる人たちが買うマンガやアニメなどの市場規模が900億に迫る勢いで、何でもそれはバターとかバットに迫る規模だという。
 筆者は萌えキャラに「萌える」ほどオタクではないので残念なのだが、ひとつ心配なのは、彼らがラバーフェチとしてAlt-fetish.comのお客さんになってくれるのかどうか、という点だ。実際、萌えキャラの多くはヒラヒラフリルの少女コスチューム、ロリフェミニンのモードをまとっていることが多く、ハードで真っ黒いラバーフェチとは相容れない雰囲気を感じるのである。ヒーローものとも相容れない気がする。萌えるというのを一言でいうと、巨乳の美少女が犯されるということである。年端もゆかない、無防備な少女がなぜか異様な巨乳で、あくまで犯される(受身)である点がポイントだ。つまり現実社会ではあり得ない、あくまでフィクションの世界だ。
 私のようなラバーフェチの場合は、女のほうが積極的にこちらを犯してくれるようなシチュエーションがむしろ望ましいと思っている。それに、日々ラバーを着て自分のをあれこれまさぐるときの気持ちは、非現実的な妄想に狂うというよりも、もっと身体的で現実的なものに思える。
 もちろんチンポの起つ対象は千差万別で結構だが、巨大な市場に成長している萌えキャラの受け手たちが、ラバーを振り向いてくれる日は来るのだろうか。キャラはたいてい、変身することが多い。変身した先が意外に戦隊ものの系譜を継ぐデザインであることが多い。それがラバーで簡単に、自分自身で実現できると知れば、彼らもこちらへやってきてくれると密かに踏んでいる。そのためには、ラバー素材によるコスプレ衣装を製作し、廉価に販売するのがひとつの方策だろう。まあそんなことはなかなか難しいんですがね。普通のキャットスーツですら四苦八苦しているっちゅーのに……。
 話変わるが笑える記事。ある学者が「○○じゃないですか」という表現は文法的には「○○じゃん」のですます形だと。
Text by Tetsuya Ichikawa
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