いろんな営業観察記

 いろいろな「営業」があって世の中面白い。最近メールでは出会い系サイトの宣伝が質量ともに群を抜いている。「Re:先日のお問い合わせについて」「お詫び申し上げます」「ご存じですか?」「Re: Fw:お急ぎの件」など、とりあえず見てもらおうと必死のようである。専用のソフトでドメインで判断し、バンバン鯖で削除している。
 メールのように削除できないのが銀行の営業。投資信託を買ってくれとうるさい。連中は基本的に販売手数料で食っているから、ためしに意地悪く「販売手数料ゼロ円のはありますか」といってみた。すると目を丸くして、「そうした商品は一切ありません。お話ししている投資信託はオープン型でいつでも売り買いできますから」と、「~から」でつなげるには無理のある2文が帰ってきた。失笑するほかない。だいたい、以前投信で損をさせた客に、どのツラ下げてまた新規に投信を買わせようとしているのか。「以前買って損したものを、今のお客様のライフスタイルにあったよりよいものに替えてはどうかという提案です」「毎月分配型といって、毎月お小遣い感覚で現金が振りこまれます。お小遣い、お嫌いですか」ものは言いよう、か。紋切り型の営業トークが楽しい。「販売手数料ゼロ円、元本絶対保証の分配型を持ってこい」というものの虚しい。
 これは日経流通新聞で読んだのだが、レクサスというトヨタの新ブランドが面白い。全国各地に100以上の、レクサスショールームを百億以上かけて建立(こんりゅう)。床は大理石張り、クラシックが流れ、ホテルマンのように訓練された営業がメインの50代の顧客をもてなす。このトヨタの投資の腹は、バターのようにべっとりと「利益」を上乗せした鉄やゴムでできた動く環境破壊装置を、セルシオをヤン車にしてしまうような腐れ客種ではない、真に洗練された高額所得者に売るという算段だ。予想の倍売れていて今のところ大成功のようである。何しろレクサスといえば一台600万とかが普通の高級ブランド。営業も高級だ。
 ディーラー(スズキ)で今日、定期点検があったので行ってきた。電話がかかってきて点検が終わったからと言うから行くと、洗車がまだという。時間がないんで洗車はいいですと断ろうと携帯の時計を見ていると、「あ、ウィルコムですよね」と言って、「どうですかそれ、僕もウィルコムにしようかと思ってるんですよ」と、対応してくれた担当営業が言う(スズキではレクサスと違い、担当営業が洗車もする)。オタクな私は得意になって15分間、ウィルコムがいかに他社携帯と違い優れているか、や、新しい端末の話題についてしゃべり続けた。気が付いたら洗車は終わっていた。洗車している近くでの、寒風吹きすさぶなかでの立ち話。レクサスショールームではあり得ない話だ。途中、ホースの水も浴びて私の服も濡れたのだが、コレが不思議と腹が立たない。それどころか新型エブリワゴンについてあらかた吹き込まれる。これもまた、営業。
 電話もよくかかってくる。着物とか、お試し○○、教材、たたみなど。おばさんがすごいテンションでまくし立てるケースがほとんどだが、ひとしきり言わせたあとにこういうと驚くほど態度が変わってたちまち電話が終わる。「すいません、うち会社なんですけど」(別に会社でもなんでもないのにこういうと信じられないほどあっさりと切ってもらえる)。電話営業のターゲットは開くまで個人ということで営業のおばさんは仕込まれている。ところで昨日のはすごかった。いきなりテープの自動音声なのである。テープで、キャッチフレーズと社名を言ったあとにアンケートでございますと自動音声がいう。むろん瞬殺だ。
 電話といえば、捨て看板の物件の値段を聞いた地場の不動産屋がしつこいしつこい。捨て地だけを売ってくれ、建築条件ナシの、出たばかりの優良売り土地だけ教えろと言って困らせるのがいちばん。そういう土地は前者なら不動産屋が売っても利益がないし、後者は絶対不動産屋にわたらない。それでもそういう要求は無視して、ゴミのようなクソ新築戸建ての付いた激狭土地しか言ってこないから、「金もないしローンも大嫌いなのでやっぱ家なんてやめた」と言って切る。
 NHKスペシャルでイトーヨーカドーをフューチャーした回。ある店の店長が、何度も何度も鏡に向かってひとり笑いながら「いらっしゃいませ」を連発していた。総合スーパーは間違いなく立ち直れないだろうとの確信を深めるさせられた放送だった。
 弱々しく、なれない若者が持ってきた来たのは、国勢調査票。そういえばこの国では、営業とは生涯無縁の人々が、ずいぶんといい給料をもらっている。公務員だ。民間給与が景気回復を反映せずここ7年間下がりっぱなし、というご時世なのに。小泉が経済諮問会議で政府規模を半分にするといって、公務員もどんどん減らすとブチ上げているが、霞ヶ関はもっぱら「非現実的だ」との反応だというニュースを寒々しい思いで見つめた。
SALOのキャットスーツ(男性用)30975円での特価販売はあと1着で終了します(もちろん公務員のみなさん方にもお売りいたします)。
変態を「営業」する市川哲也
Alt-fetish.com
info@alt-fetish.com

ヤバイ、ブーツの季節がやってきた

車を運転していると、近所の大学生のブーツ姿が目立つようになってきた。危険なことこの上ない。ブーツ見で何度追突しそうになったか分からない。
 神様、どうか私をブーツから自由にしてください。携帯で運転中は「公共モード」というのが今度から登場するらしいが、ブーツについても公共モードというのはないんだろうか?
 茶髪の今どきの娘がブーツをはいているのを見ると、もう私の心は千々に乱れる。変態、市川哲也の業であり、血であり、非経済合理性でもある。わが娘がブーツをはくまでに一体何年かかるのか。それまでにかかる教育費とかいろいろ、払えるんだろうか? 不安になってきた。
 彼女たちのはくブーツは近年ヒラキなどの超激安業者の参入もあり、下落の一途をたどっている。このページは楽天市場に入っているホンコンマダムという業者。ブーツというビザールアイテムを売っているにもかかわらず、ビザールとは最も遠いターゲットに訴求しているのが何ともやるせないぞ。たとえばモデルをどんどん使うとか。うちは新しい女性用キャットスーツを販売しようにもモデルひとり集められないというのに。ぐすん。
 ブーツを見てそわそわする変態のみなさん、一緒に励まし合いましょう。
SALOのキャットスーツ(男性用)30975円での特価販売はあと1着で終了します。
市川哲也
Alt-fetish.com
info@alt-fetish.com

ラバーコスチュームSALOの展開

 9/17に日本史上初めて、国産のラバーキャットスーツを売りだしたAlt-fetish.com。しかしおととい、生地が足りなくなり、ウリだった納期の短さを実現できなくなってしまった。生地の薄いTシャツはできますので。
 期待されていたみなさんにはたいへん申し訳なくお詫びする次第である。
 BUNさんやキャットライダーさんはじめ多くのラバーへの熱いこだわりを持つ人たちからメッセージもいただき大いに励まされた。今後も発奮していきたい。
 日本発のラバーファッションブランドSALOのデザイナーから直近の展開についてコメントが寄せられているので紹介しよう。
「現在SALOではレディースラインと、メンズのバックファスナーバージョンの準備を進めています。レディースについては5サイズ展開で、幅広く日本人体型に対応しています。特に華奢な方には嬉しい日本人サイズです。
 レディースのバスト部分には胸の膨らみに対応する為の切り替え線が、脇の少し下からバストラインに沿って入ります。
 バックファスナーについても、メンズ、レディースともに準備を進めています。バックファスナーというとかがんだ時に少し窮屈になりますが、前面にファスナーがこない分身体の美しさが際立つというところが魅力的ですね」
 SALOのXSは世界中に存在するラバーキャットスーツ既製品の中でもっとも小さなサイズである。これほど小さなサイズのものはこれまで世界のどこを探しても存在していなかった。それだけにXSへの注文は際だっている。
 あまりにもサイズが合わないと鬱血したりして危険なので、いくらギチギチ拘束がいいからといって無理をしないよう。
 今後もAlt-fetish.comとSALOは世界に先駆けて、ラバー素材ファッションの革新を続けていきたい。
※Youさんから写真をいただきました(投稿ページ)。ありがとうございました。
市川哲也
Alt-fetish.com
info@alt-fetish.com

本日終了の出品の思い出

 台風の影響か、東京上空の空は低いうなりを上げている。なま暖かい風が休むことなく吹き続けている。なにか恐ろしいことがやってくる前兆のようである。
 今ヤフオクに出品しているラバーグッズの数々。どれも私たちの「秘蔵っ子」とも呼べる逸品ぞろいである。説明ページには書かなかった思い出を語りたい。
 セイラーショーツ。このアイテムのインパクトはかなりなものである。ショーツにしては厚い生地、0.6mm。ボタンで留め、ベルトも通せる。しっかりした造り、そして期待を裏切らないはき心地。大きめのファスナーはグローブをはめた手でも容易に扱える。長年私たち日本の男の子は、「社会の窓」といえば、中央を一本に走るYKKのファスナーしか知らなかった。しかしこのヨーロッパから来た「欧州のあらぶる海の男達」のズボンは違った。二本のファスナーを開けると、そこからは狭苦しいファスナーとは違う世界が大きく開け、喜ぶ自分自身が顔を出すのである。俺がはきたかったのはこういうパンツだよ───自分よりも先に自分のチンポが喜ぶ、そういうパンツである。ただし、ベロの部分が邪魔になって、出したチンポがやや上向きになってしまうのはどうなのだろう。上向きに出してすることといったら……。排尿とは別の意図を感じる妖しいパンツだ。
 ウエストベルトやトップハーネスは、フルボディーハーネスによって最初から淘汰されていた。フルボディーハーネスがあれば、要らないのである。これは完全なる失敗である。しかし、トップハーネスはコルセットと合わせれば何とかかたちになるのではないだろうか?
 コルセット、このデマスクのコルセットは本丸かも知れない。キャットスーツを買った人なら誰でも直面する、物足りなさを、このコルセットが解決する。キャットスーツ姿に「平原」は禁物だ。平原があるともじもじくんのように見え、ビザール度が下がってしまう。腹は、その平原が生まれる最大の場所である。そこにこのコルセットを植えてしまうのである。金属やラバーで描かれる複雑な線や造型は、平原を肥沃なビザールの森へと変える。コルセットはデマスクのブランドタグがくっついている。このデマスクというオランダ発の世界的フェティッシュコスチュームブランドはじつはくせ者だ。伝票類や日頃のやりとりからそれなりのIT化が図られているのだろうが、異様に時間がかかるのである。季節が変わるほどの時を経て日本にやってくるデマスクのコルセットが破格の安値で今競り落とされようとしている。
 本稿の最後を飾るのはいうまでもない、デマスクの錨打ちラバーマスク、ミラーレンズ仕様のカスタム品。デマスクのカタログにでていて、どうしても日本で販売してみたくて取り寄せた。しかしこのマスクの最大の欠点は、かぶった姿が見にくいという点だ。もちろんミラーになった目のレンズから外を見ることはできるが、目の悪い人は鏡に映った自分の姿をおぼろげにしか見られないだろう。目の穴自体も大きくはない。もちろん、品としては確かなものである。何十個も穿たれた鋲が、今までにはなかった攻撃的な変態性を呼び覚ます。もはやこれさえかぶればなんでもできる、そういう変身を成し遂げられるマスクである。
市川哲也
Alt-fetish.com
info@alt-fetish.com

ラバー製のTシャツ登場&ヤフオク出品中

 本日からAlt-fetish.comではラバー製のTシャツを販売している。まずは商品を見てください(←リンク先は3サイズ)。全部で8サイズ展開という驚くべき充実ぶり。ゆったりめに着るもよし、ピッチピチに着るもよし。ラバーキャットスーツのしたに着るも、ヨシ! 制服の下に着るのもよすぎる。授業にならないほどドキドキ。
 さて本日より、今週三連休アーンド、ペイデイの極上週末に向け、ヤフオク出してます。もちろん好評の格安スタートです。独自に仕入れた一点もののデマスクのラバーマスクや、販売終了品の処分などが中心です。特にデマスクのラバーマスクは筆者がどうしてもかぶって見たーいと思って、超面倒くさい発注をこなし、超長い納期を耐え、ついに手に入れた逸品です(じゃあなんで売るんだという話もあるが……)。これは狙い目だと思う。
市川哲也
Alt-fetish.com
info@alt-fetish.com

国産ラバーキャットスーツ、その理由

 SALOという独自ブランドでラバーキャットスーツを販売しはじめたAlt-fetish.com。これまで私たちはラバーキャットスーツと言えば3~6万円払って外国産を手に入れるほかなかった。しかもサイズが合うかどうか分からない。壊れたらそれっきりという有り様で、消費者の権利の保護はこと、ラバーキャットスーツにおいてはなおざりにされてきた。
 私をはじめラバーフェティシストのマストアイテムはしかし、ラバーキャットスーツであることは変わりない。フェティシストにとってラバーキャットスーツはひとつの到達点であった。ラバーキャットスーツで起てばラバーフェティシストの世界へENTERだし、そうでないならLEAVE、そういう試金石でもある。その重要なアイテム、ラバーキャットスーツを国内で生産していない、それは、世界第2位の経済大国、日本にあって許される状況ではないと思ったのが国産化しようと思った理由のうちのひとつだ。
 今日の朝日新聞で、国産品についてのコラムがでていた。戦後、日本製といえば安い粗悪品と相場が決まっていたが、進駐軍からの需要をきっかけにものづくりが始まり、高度経済成長とともに日本製品は世界市場で評価を高めていく。しかしバブルでコストが高まってアジアへと生産拠点が次々移されていき、日本製はいまや絶滅危惧種のようになってしまった。
 そうした中で、いま、シャープ亀山工場の事例(店頭の液晶テレビに「亀山工場製」というシールを貼って販促するほど日本製が優れた商品の証になっているというケース)のように、日本製であることをあえてアピールする家電がでてきている。キヤノンもデジカメの工場を大分に作って話題となった。
 シャープ亀山工場の担当者は朝日の取材でこういう。「技術的に枯れてコスト競争だけになった製品は、アジアに生産移転すればよい。一方、液晶事業はまだまだ技術革新と生産が不可分な状況にある。必然があっての国産なのです」
 必然があっての国産、もっぱら液晶に限った話ではないと強く思った。キャットスーツだってそうだ。顧客の要望にきめ細かく応じながら生産を伸ばすには、国内で企画、製造、販売を集約することがもっとも効率がよいのである。 SALOキャットスーツは、きめ細やかなサイズに対応していることをまずアピールしているが、しかしこのブランドのこれからのラインナップを決めるのは他でもない、日本のフェティシストのみなさんだ。バックファスナー、女性用、これはわりと早い時期に登場することだろう。
 ちなみにTシャツがリリースを待つばかりの段階となっている。
市川哲也
Alt-fetish.com
info@alt-fetish.com

キャットスーツ、広がるバリエーション 

このあいだの総選挙で小泉自民党が圧勝したこと触れたイギリスのガーディアン紙。日本は前近代的な体制へと逆行しようとしているとあきれ果てていた。小泉のような、郵政だけ叫んで、他のことはまるで成果のないダメ宰相に熱狂する有権者が多数派とは。アメリカのゲイカルチャーを引き合いに出すまでもなく、私たち性的マイノリティーは基本的に左より、とされることが多い。私としては左右関係なく、少なくとも護憲で平和主義でありたいと思っている。そしてもっと法律のことを勉強したい(それ以上に寝たい)。
 それはそうと昨日から販売をはじめたキャットスーツ、国産ブランドSALO。このブランドが投入されたことにより、Alt-fetish.comでは光沢のあるピッタリした素材でボンデージを楽しむフェティシストのためのバリエーションが大きく広がった。
 価格と気軽さでPVCの、従来からあるオリジナルキャットスーツ。ドイツ製の定番ブランドBLACKSTYLE。そしてサイズの面できめ細やかに日本人の体型に対応しようとする新ブランドSALO。ラバーキャットスーツだけで言えば、サイズは全部で10以上になる。
 この秋、日本のキャットスーツの市場が熱い。
市川哲也
Alt-fetish.com
info@alt-fetish.com

国産ラバーキャットスーツを発売

  唐突だが、本日、国産キャットスーツの販売をはじめた。これまでAlt-fetish.comはラバーキャットスーツとしてはBLACKSTYLEのものを取り扱ってきた。BLACKSTYLEの商品にとりたてて不満はでていなかった。しかし価格や、納期、サイズといった部分で改善の余地がなくはなかった。
 そこで今回発売したオリジナルブランド「SALO」のラバーキャットスーツでは、価格は安く、納期は短く、サイズはより日本人にあったもの、ということで訴求している。「SALO」はAlt-fetish.comがデザイナーと共同で立ち上げた、日本発のラバーファッションのブランドだ。
 さて、価格だが、当初3万円を切る値段で、ということをアナウンスしていた。だがたいへん申し訳ないことに、税込で30975円となり、しかもその価格では先着10着しか販売できないことになってしまった。その後は税込で35000円程度になる予定である(あくまで予定です)。
 購入の意思決定にあたっては、サイズ表をまず詳細に検討していただきたいと思う。BLACKSTYLEのほうが体型によっては合う場合もある。
 本日、同時に、BLACKSTYLEから仕入れている、ラバーを接着することのできる接着剤なども販売をはじめたから、お持ちのキャットスーツの補修にぜひご利用いただきたい。
 キャットスーツは近々バックファスナーにも対応する予定だ(時期未定)。また、SALOブランド(Alt-fetish.comのサイトでのみの独占販売)でラバーTシャツ、女性用のキャットスーツなどぞくぞくと新アイテムを投入するので、そちらも期待して欲しい。
※本日から受け付けている注文の数次第では納期が長引くことがございます。何とぞご了承くださいますようお願い申し上げます。
市川哲也
Alt-fetish.com
info@alt-fetish.com

ドラゴン桜「勝手にあきらめてしまう人生」

 TBSで放映され今日最終回を迎えたドラゴン桜で冒頭とてもよい台詞が聞かれた。元暴走族の弁護士という設定の教師が、東大受験の前日、生徒に向かってこういう。
「東大に受かってえばり腐るやつがいる。相手が東大だと分かるととたんに卑屈になるヤツがいる。みんなゲスだ。どうしてそういうヤツばかりなのか分かるか? それはみんなが勝手に東大を難関だと祭り上げ、最初から勝手にあきらめてしまっているからだ。自分なんてどうせダメだ、うけたってうかりっこないと思いこんじまっている。受けようとする前にあきらめてしまうんだ。そうやってコンプレックスの殻に閉じこもった狭苦しい人生を送るほかなくなってるんだ」───たしかこんなようなことをいっていた。
 私はこういう受験ネタというか、受験ならではの根拠なき励ましがすごく好き。なんだか生きようっていう気分が盛り上がるでしょ?
 それにしても、この「最初からあきらめている人たち」「無理だと思いこむ人たち」ってホント多いと思う(もちろん自分を含めて、ハイハイ)。今年は行政書士の試験を「勝手にあきらめちまっ」たし……。あきらめたほうが、やめたほうが、チャレンジしないほうが、チャレンジするよりも断然ラク。そこがポイント。人間ラクなほうに流れるから。でもそうやって流されていくと気が付くとすっごくきつい、選択肢のない、制約だらけの長い人生に填り込む。パートタイムジョブ。リストラ。少ない年金。勝手に変えられてしまう憲法。低賃金。声を出させられる研修。「バカな」上司。痛勤電車。こういうのはぜーんぶ、若いときにどんどん、勝手にあきらめた人たちの末路以外の何ものでもない。
 実際まわりにいるあきらめていない人たちを見ると、こういうのとは無縁の人生をそれぞれでどんどん楽しんでいる。
 どんなことでもあきらめないでやってみよう、より困難な道を選ぼうというのはこのドラマからあらためて教えられた大切な人生訓。
元予備校オタク市川哲也
Alt-fetish.com
info@alt-fetish.com

改憲9割に迫る衆院の驚愕

 憲法改正に賛成する議員は9割。消費税増税に賛成する議員は7割。今回の総選挙で衆院はこういう割合になった。
 福島さん(社民)が繰り返しいっていた。「社民党が議席を増やさなければ、憲法九条はなくなります」
 今回自民を選んだ多くの国民。なくなってもいいのだろうか? 9条が。郵政があったから多少はかすんでもやむを得ないと思っていたが、自分たちの憲法を、変えてもいいと思っているような輩に票を入れる「国民」がこれほど多いとはどういうことだろう?
 この国の平和と民主主義と人権を根底から支えている憲法。これを変えるということが意味するのは端的に言って次のような事態だ。
・世界中で起こっているブッシュの戦争に貧乏人から順に行き、大義(ほんとうはアメリカの大金持ちのエゴ)のために死ぬのも当たり前の事態
・政府、与党が自分たちの都合のいいように非政治家・非官僚を管理統制できる事態
・所得格差、希望格差がますます進展、固定化して、そのための社会保障コストを消費税で支払うためにモノやサービスが異様に高くなる事態
 つまり改憲とは詰まるところ国民にとって最悪の事態をもたらす。だから、今回の衆院選の結果、改憲派がたくさん選ばれたということは、国民の多くがもはや「マゾ」化したかまたはある種のリテラシーが著しく壊れちまっているとしかいいようがない。
 憲法を変えることがどれほど危険かを、とにかくひとりでも多くの人に知ってもらい、将来ヤッテクルかも知れぬ国民投票のときに間違わないようにいまからがんばる覚悟である。まずはこういうサイトがあるからぜひ見よう。さらに、今回の選挙の総括としてうまくまとまっていたので、社民党のサイトから引用する。「この選挙戦、小泉首相と与党は郵政民営化の是非を問う国民投票だとして、空洞化する年金制度の将来、サラリーマン増税や消費税の値上げ、そして憲法改悪などの重要課題を争点から隠し通してきました。唯一の争点とした郵政民営化についても、公社職員には税金が投入されていないにもかかわらず、職員を民間人にしなければ「重税国家」になるなどの「マヤカシ」を押し通してきました。与党が過半数を大幅に上回る議席を得る結果になりましたが、社会保障の破壊、増税や憲法改悪などの重要問題を徹底的に隠してきた小泉内閣の政治が、有権者の皆さんから手放しで信任されたとは考えておりません。過去最大に広がった所得格差の上に、増税と負担増で次々と暮らしを疲弊させていく政治。雇用や社会保障制度を壊し、将来不安を募らせるだけの政治。そして米国に言われるがままに自衛隊を海外に派遣し、やがて武力行使を可能とする憲法9条の改悪を目論む政治。これら小泉内閣と自公連立政権による「平和と暮らし」の破壊を何としてもストップさせるため、社民党は国会の内外で、さらに奮闘していきます。」
 Alt-fetish.comはこのフェティッシュジャーナルを通じて今後も護憲を訴え続けていきたい。そして読者が政治に対して盲目にならぬように訴えを続ける。今回の選挙ではいかに、国民が簡単に自民党のウマイまやかしにコロッと逝ってしまうのかを如実に示した。保守政治家の本当の狙いにつねに用心深く注意してみていないと、本当にアホな時代へとさかのぼってしまうのである。そうなったらみなさん、キャットスーツなんか言ってられません。
 さて憲法力という本では、憲法を変える変えない以前に、政治に参加する力自体を持つ必要があるんじゃないのか、という問題提起がなされている。国民にも政治家にも憲法をいじくる力がないままに、事態はどんどん改憲へと突き進んでいる。これがいちばん危険であると、著者はいう。私も同感だ。しかし著者のように政治家や国民にそんな力を付けるなどもはやファンタジーなので、それなら憲法は変えない、絶対に変えない、それでいいと思う。
変態セクターにおける護憲派代表、市川哲也
info@alt-fetish.com
Alt-fetish.com

ゴム製!五本指ソックスを発売

 巷では5本指ソックスなるものが流行っているらしい。私も買ってはいたことがあるけれども、なんか違うなと思って捨ててしまった。
 ところがBLACKSTYLEからなんとラバー製の5本指ソックスがでた。これは面白いと思って今日から販売しています。ぜひどうぞ。
 履き心地ですがなんだか自分が水際のイキモノになった気分で不思議。黒くてテカテカしているのに足の指が別れている。何ともいえない。かっこいいのか悪いか分からない。でも女王様が自分ではいて、奴隷に舐めさせたり、またその逆のプレイで一興はあるだろう。
 ちなみにかなりこの商品はゴム臭いのでよろしく。ゴムの匂いがダメな人はNGです。
市川哲也
Alt-fetish.com
info@alt-fetish.com

気になるブログ紹介&国産キャットスーツ進捗

 総選挙が終わったけれども自民党への無垢な期待感の大きさに驚きを禁じ得ない。国民の大多数と、私という個人のあいだにある埋まりようのない溝がますます深くなった印象だ。
 今日はネタもないので気になるブログをいくつか紹介しましょう。
ネタフル……出た、同い年ブロガー。72年生まれ。興味範囲が重なってる。
Grip Blog 私が見た事実……闘病、離婚と人生の苦難を乗り越えそれでもジャーナリスト(ルポライター)をめざす勇気ある女性のニュースブログ。興味範囲は重ならない。
忙しいあなたの代わりに新聞読みます……便利だなと。ただそれだけ。
narinari.com……人気のニュース&コラムサイト。個人でやっているところが興味深い。面白く読ませるにはどうしたらいいかが勉強になる。
pacoの写真雑記……文学青年で写真好きのpacoさんのブログ。なかなか。
Shrimp head……フェチ系のブログといえばここ。よすぎてたまにこっちがやる気しなくなるほど(競ってどうする)。
 フェチのネタだとなかなか手詰まりになってくるのだが、今後もフェチのネタを深耕していきたいと思う。それ以外のネタだと「フェティッシュジャーナル」の看板倒れなので。まあ世の中いろいろなブログが出てきており、自分のところも「これ!(=ラバーフェティシズム)」というのを決めて一貫性を持ってやらないとマズイという、反省。
 ラバーフェティシズムというのはやはり実践なくしていかなる進歩もないと思う。ラバーを着たいから着る、これはじつにシンプルだが、いかんせん世の中に、これに共感してくれる人が極端に少ない現実がある。そういう現実と日々向き合い、何らかのメッセージをひねくりだして発信していくそういうブログをめざしているが、ラバーを着るとメッセージが発信される前に精液が発進して……。
 さて、キャットスーツの進捗状況だが、唐突なのでまず前振り。一年くらい前からAlt-fetish.comではラバーキャットスーツを国産で作って売ろうと計画している。協力してくれるデザイナーの渋谷侯さんの尽力もあり、いまではBLACKSTYLEのものと何ら遜色のない商品を、輸入物よりも安く販売できる目処が立ってきた。渋谷くんはすごい人だ。服飾専門学校を卒業して手に職を付け、就職もせずこのラバーキャットスーツの商品化に心血を注いだ。外国製とは違って渋谷君の作るパターンが日本人の体型を考慮して作られているだけに、着心地がとてもよいのだ。肝心の接着についても職人の熟練による丁寧な制作ではがれを防ぐことができることが分かった。いよいよ発売開始まであとわずかといえるところまでこぎ着けたので、期待して欲しい。
ブロガー市川哲也
info@alt-fetish.com
Alt-fetish.com

できる!キャットスーツ着こなしの技術

昨日ラバーキャットスーツを着てみたが、疲れていたせいか、何日もオナニーをしていなかったのにあまり興奮しなかったガーン。
 もし私がはじめてキャットスーツを手にした初心者だったら、投下した資本のあまりのリターンの少なさに意気消沈していたことだろう。期待はずれだったのかと。[市川哲也」に煽られただけだったのだと。
 しかし私は市川哲也であり、当事者。物心ついた頃から「ツルツル光るものをピッタリ身体に身に着ければ興奮する」数奇な脳を戴いてきた。それが今晩ばかりは興奮しないのである。ふだんはかなり興奮するのに、なんだろうこの冷静な感じは。たぶん、これは試着───オリジナルブランドの国産ラバーキャットスーツのテストだったからだろう。何度も着て、製品になにか瑕疵がないかどうかを徹底的に調査する「仕事」。キャットスーツを着ることが仕事になってしまった。もはや、そこには興奮する余地がないのである。
 そんな仕事をするのもみなさんのため。今日は、ちょっとした発見をしたのでご紹介。キャットスーツを着ていて、どうもしっくりこないなんてことはないだろうか。股上がキツイ。脇の下が突っ張るなど。
 こういう場合は、キャットスーツが身体のしかるべき場所にきちんと収まっていないという原因がほとんど。腕なら、きちんと前を合わせてたくし上げる、股だったら、背中と前側で生地がどちらかに偏っていないかどうか確認する。あらかた着た後に調整をするときはわりと思い切って生地を引っ張ったほうがいい。そのときにスムースに調整できるかどうかは、ラバピカを十分に塗っておく必要がある。あらかじめラバピカを塗っておかないと、生地と皮膚が滑らず、引っ張っても痛いだけで生地が動かない。
 以上が今日の発見でした。
 キャットスーツといえばRCJさん。他社さんだけれども筆者と知己がある方がやってらっしゃる。RCJさんのお客さんの多くはリピーターで、それもわりと中高年の経験豊富な方々。ひとりで何着もさまざまなバリエーションを楽しむ方が多いという。
 それに対してうちは、わりと若い方が清水の舞台から飛び降りるような心境ではじめてスーツを買うというケースが多い気がする。うちといってもBLACKSTYLEのか、PVCのオリジナルのお手軽なものか、という二者択一になるのだが、後者の場合はとりわけキャットスーツデビューの人が多かろう。
 現在準備中のオリジナルブランドのものはその中間を狙うのだけれども、今度の選挙じゃないけれどもみなさん分かっていらっしゃるはず。どのスーツが一番いいのかは。ほんとうは。うちとしてはRCJさんのものも含めてすべてオススメなのはいうまでもない(何を隠そう私も生まれて初めて着たキャットスーツは、RCJさんのでした)。この世界にひとりでも多くの仲間が入ってくれることをまず第一に願うのである。
選挙の感想:自民やっぱり強いな。市川哲也
info@alt-fetish.com
Alt-fetish.com

ストレスとどう向き合うか

 ワイアードに興味深い記事が。エンジニアはたいへんなストレスに日常的に曝されており場合によっては死ぬこともあるという。そのストレスとどう向き合い、また軽減していくのかが書いてある
 Alt-fetish.comもいわば癒し系の産業かも知れない。今週号のAERAに性感ヘルスの南智子さんのことがでていた。言葉責めを得意技として、いく人もの男性を失神させるほどの境地に導いてきた風俗嬢。これもある意味癒し系である。ストレスに曝されてがんじがらめになった現代人の抑圧をほぐすには、日常のストレスとは異質の、そしてより強烈なストレスを与えることが逆に効果的なのではなかろうか?
 異質で強烈なストレスはたとえばSMだったり、セルフボンデージだったり、フェチプレイだったりする。人それぞれでいいと思う。
 私がフェチに求める欲望は、それに気が付いた早いうちから(高校時代)、より強く、より強烈に、より全身を完璧にラバーやレザーで密閉する方向に向き続けてきた。現在もっとも私の「密閉されたい」欲求をかなえてくれるのはピッタリなラバーキャットスーツ。
 ラバーキャットスーツを着て、どうするのか。またキャットスーツにプラスしてどんなアイテムが効くのか。探求は続く。
変態=仕事というレアなストレスを感じる市川哲也
info@alt-fetish.com
Alt-fetish.com