為替のほうが株よりも投資妙味あり?!

 日本FP協会会員だとリッパーリポートという貴重なマーケットリポートを読むことができる。それによると、為替市場では世界標準とされる辣腕ヘッジファンドですら負けることがめずらしくない。例としてジョン・W・ヘンリー、バフェット、LTCMなど、いずれも為替で大コケしたことがある。なるほどそういえば、このあいだNHKでやっていた3点同時ドキュメントなるスペシャルで、為替市場に取り組む機関投資家やヘッジファンドを紹介していたが、彼らの様子は、短期チャートに胃を痛くしていた私と同じで、「なーんだ」という感想。
 リッパーリポートはこういう。「運用のスーパースターでさえ失敗するからこそ、日本の個人投資家も勝つ可能性が高い」。なぜなら、株や不動産には、情報の偏りがまだまだあって、一部の投資家だけに有利な情報が流れて、個人投資家がやられるケースがある一方で、為替市場は巨大すぎて誰が有利になるということがなく、完全にフリー、フェアであってグローバルだから、というわけだ。
 たまたま景気がよくなって株が高い日本。しかし、少子化で経済規模がどんどんしぼんでいくこの島国で、株高がいつまで続くかはなんの保証もない。それにひきかえ、基本的には金利が高ければその国の通貨も高くなる為替は、いくらでも代わりが出てきて、無限のチャンスが広がっているようにみえる。
 さらに私にいわせれば、株よりもまだまだ安い手数料、驚くほど効率のレバレッジ、逆指値など当たり前の高度な注文技術が確立していることなど、投資効率のよさは、株などお呼びでないほどだ。
 まあ通貨によってはトレンドがあまりにもめまぐるしく変わりすぎるというのが「胃痛のタネ」なんだけれども。フリーフェアグローバルっつったって、乗っているのがジェットコースターなのはなにも変わらない。株は電車? いやーどうかな。
 ラバーフェティシストでAFPの私としては、できるだけラバーへの投資は「余裕資金で」を心がけたい。そのため、「じゃあ、どう余裕資金を作ればいいのか」について、すなわち、できるだけよい投資手法とはなんなのかを時宜、今後も追究し、今号のようにこのフェティッシュジャーナル誌上において報告したい。フェチとは無関係とかいわないでよ。
※でた!キャットスーツオークション出品中
※1/30(月)17時頃~20時頃にかけて、ALT-FETISH.comのショッピングカート機能をご利用いただけませんでした。お客様にはご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。
いまだに短期チャートのトラウマから脱し切れていない市川哲也
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SALOのデザイナーからごあいさつ

 本日は、SALOのデザイナー渋谷からコメントが入手できたので紹介したい。なお、SALOとはALT-FETISH.comの姉妹サイトで、国内で初めてのラバーコスチュームブランドSALOのことである。
「遅ればせながら、明けましておめでとうございます。商品写真をアップしました。そして冬なので長袖のTシャツも商品としてそろえました。
まずは商品写真が遅れてしまったことについてですが、パターンの微調整を行っていました。着用時にできてしまっていたしわを無くすことで、フィット感を向上させようと思い、その結果写真で見てもわかるように以前使用していた写真とは比べ物にならないほどのフィット感や、出来の良さが伺えると思います。そしてレディースについてですが、今まで写真がなかったので詳細がわかりづらかったと思いますが、バストラインにそって切り替え線が入ります。拡大写真でご確認ください。そしてレディースは特に、身長が高い方はバストラインがバストポイント(乳首)を通らない可能性があります。日本人の平均体型でサイズ展開をしていますので、一番無理がないのは身長が150から165cmくらいの間になると思います。しかし着れないという事ではなく、明らかな無理をしない限り、着用可能ではあります。もし男性の体型の方が近いと思われた方はメンズを選択してもいいわけであります。
続いてTシャツに関してですが、以前はメンズ・レディースの区別はありませんでしたが、フィット感のあるTシャツを作るためにバストのふくらみに対する処置の必要性を感じ、レディースサイズを作りました。そして詳細が確認できるように半袖のカラーを白にしてみました。拡大写真を見てもらうと、脇の下3cmあたりからバストポイントに向かってダーツ(三角形のライン)が入っていることがわかると思います。
もうひとつレディース長袖Tシャツの写真でラバードレッシングエイドを使用していない写真を一枚目に載せました。光沢がないもの(商品発送時)と光沢剤(別売り)を塗ったものの違いが確認できるかと思います。そして光沢のないものも品があって僕はとても気に入っています。マットなぬめり感が好きな方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
以前どこかの掲示板にSALO商品の出来如何について書かれていましたが、誤解を招かないような商品写真、拡大写真を載せたつもりです。高額な商品でありながら、手にとってお見せできない事がとても残念であり、それでも買っていただけるお客様には、とても感謝しています。せめてものお詫びとしてわかりやすい写真を載せたようと努力しましたが、撮影を終えてみると一部商品写真にはラバードレッシングエイドが均一に塗れていなくて、見苦しいところがありました。しかし光沢剤をたっぷりと、丹念に塗りこんでいけばそのような事は起こりません。何度も光沢剤を塗って使用していくと、光沢剤がなくてもラバーが光沢を保つようになります。このくらいになるまでちゃんと育ててあげてください。ゆっくりと時間をかけて皆様の信頼を得ていきたいと思っております。今年もよろしくおねがいいたします。2006.1.18 渋谷侯」
 というわけで、ラバーコスチュームを国内で「業として」手作りし、お納めしている唯一のサイト、それがSALOだ。みなさんで育ててあげてください。
 業で思い出した。まったく話は変わるのだが、最近FPとしてあるまじきミスを犯してしまった。読者のなかにも同じ迷惑を被っている人がいるかもしれないので報告したい。先日、といっても去年なのだが、不動産の捨て看に書いてある不動産業者の電話番号に電話して、その物件の値段を聞こうとした。すると担当者は不在といわれ、こちらの連絡先を訊かれた(ここでこちらの個人情報をいってしまったのが今回の私の失敗)。
 それから、3日に一回程度の割合で、鬼のように勧誘電話がかかるようになった。いくら断っても、担当者の名前を替えて電話してくる。認可番号(1)の業者で、2chでも悪質ぶりが書かれているような業者だと分かっても後の祭り。どんなに断っても電話は終わらない。
 こちらのページを参考に、当たり障りなく終息を待つばかりだが、みなさんくれぐれもご注意。個人情報を、こちらから捨て看板業者に名乗るのはNGである。
市川哲也
ALT-FETISH.com
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悪くないラバーフェティシズム

 ALT-FETISH.comはラバーがファッションの世界でどんどん用いられるようになればよいと思っている。ラバーほど斬新で、エコロジカルで、加工もしやすい素材はない。もちろん着る人にとっては通気性が悪いし重いしろくなコトはないが、そもそもファッションがクールであるためには、なにがしか身体を虐めるような、被虐的な要素が入っていることが不可欠である。SMを想起させるラバーはデザインに力強さとクールさを与え、見る人を覚醒させる。まあそれをおしゃれに見せる(陳腐ではなく)のがたいへんなんだけれども。
 エスモードジャポンの宮本さんに請われてBLACKSTYLEからラテックスシートを割安に提供して差し上げて以降、彼女の後輩からラテックスシートの取り寄せ注文が続いた。非常にうれしく、この流れがずっと続くことを願ってやまない。
 生地はサイトで売っているし、接着剤も売っている。この接着剤に添付の説明書を読めば、どんなラバーの服でも作れてしまう(ラバーの接着方法をこれほど懇切ていねいに記した日本語の文献はおそらく本書を置いてほかにない)。色とりどりの生地が自由自在に断裁でき、貼り合わせることができるのだ。イマジネーションの翼を味方につけて、どんどんこの新しい表現に、この素材をもって、挑戦してもらいたい。
 ALT-FETISH.comのお客さんのほとんどはもちろん、性的な欲望を短期短期で解消していくためにラバーを使う人がほとんどだと思っている。しかしながら、そうした切り口以外のラバーのとらえ方をして注文してくる人も近年は増加の一途である。そうした人たちは、クリエイティブな仕事をする女性に多い。他の人が成し得ないような自己表現をする手段として意識的にラバーを選び取っているのだ。彼女たちはラバーのみならずさまざまなほかの素材とうまくコーディネートする才能があり、そうすることでラバーの毒がファッションへと昇華される。
 ラバーは私たちにとってとても気持ちのよい、たまらなくワクワクする素材だが、一方でファッションとして、表現の素材として、大きな可能性を占めている。そういう素材に対するフェティシズムは、ビザールなカテゴリーのなかにあって決して悪いものではない。
市川哲也
ALT-FETISH.com
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ライブドア堀江の偏ったフェティシズム

 資本主義は欲望をエンジンに回転する。ライブドアが粉飾決算をするなどしてホリエモンら幹部が逮捕された。堀江起訴有罪、ライブドア本体は上場廃止、こんなシナリオが進めば、株価は暴落。株価で持っていたこの会社は命運尽きることになる。買い集めた既存の実業はどこかに引き取ってもらったあとは、ライブドアは静かに解体の時を迎えよう。
 決算を黒字にしたり、株価を上げようというふうな意向が強く経営陣に働いたのは、連中の欲望もさることながらライブドア個人株主の経営幹部に対する強いプレッシャーがあってのことだと思う。個人の、飽くなき欲望がダイレクトに堀江を直撃し、株主もライブドア経営陣も「ファンタジー症候群」(現実とファンタジーの境目が付かなくなり、最終的にはファンタジーのほうを重視するようになる傾向)にかかったのだろう。
 機関投資家やプロの投資家はライブドアをほとんど持っていなかったらしい。そういう妖しげな銘柄には機関投資家はノータッチだったというのが非常に興味深い。さすがはプロというか。値動きよりもファンダメンタルズを重視して銘柄を選んでいるんだろう(と思いたい)。結局ホリエモンは姑息なショートカット野郎だったんだ。まあ彼をそういう風にしたのは個人投資家にも一因はあっただろうが───というのが、メディアで語られている意見の大勢である。
 私はといえば、ただただ、日本株を今回買うに至る前に、コトが起こって本当によかったと胸をなで下ろすだけ。無傷である。為替も買ってないし。先日、日本株が外為よりもきれいな上昇トレンドを描いていて乗りやすいなどと書いた。それに乗って買った人がいたら心が痛むがまあ専門家は年末には2万円も夢ではない、とも言っているから、ここはひとつ調整所と思って踏ん張って欲しい(ナンピンは御法度)。わたしとて昨年末来の株高に浮かれて口座開設をいそいだアホな泡沫投資家。もっとも余裕資金がなく、口座に金を入れることすらおぼつかないのだが。だいたいライブドアなんて会社は社員をゴミみたいに扱っているそうじゃないか。そういう会社がまともなはずがないと思う。まああとになればいろいろいえるんだけれども。あともうひとつ、額に汗水垂らして働いている立場から言うと時価総額だとかそういうのを経営基準にもってくる異様なフェティシズムが堀江には見受けられた。これはある意味古典的で、パーで子供じみている。やはりフェティシズムはあくまで下の話にとどめておき、表ではそれは言いすぎない方がいい。
 いずれにしても、相場は感情の恐怖をすべての参加者に平等にもたらすことがあらためて歴史において確認された。これをもって個人投資家が反省し、もっと地に足のついた(バフェットのようなファンダメンタルな予想に基づく長期投資)投資姿勢になれば、ニッポンの資本主義もいよいよもってオトナに近づける、そんなこともいわれてる。もちろん私はそんな偉そうなことをいえる立場にないので、謹慎したい。というのもちょっと前のブログで煽ったところがあったので……。反省している。FXや株への投資は余裕資金で、これが鉄則という言葉を繰り返して終わりたい。
※オークション出品中
余裕資金なき市川哲也
ALT-FETISH.com
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フェティッシュモデル人名録、ドイツで刊行

 今日未明からAlt-fetish.comで発売開始した、フェティッシュモデルビジュアル人名録2006年版MARQUIS FETISH MODEL DIRECTORY 05/06。2003年に刊行されて以来二度目の刊行ということで、年刊化が決まった模様。内容は、94名(前号比4割り増し!)のフェティッシュクイーンたちが、パーソナルデータとともに、豊富な写真図版で紹介されている。ピーター(MARQUISの社長)撮影の写真だけではなく、さまざまな場所で、いろいろなカメラマンに撮影された写真が集められたまさに労作。すべてのモデルには、ウェブサイト、メールアドレス、髪の毛の色、目の色、身長、足のサイズ、婦人服サイズ、3サイズ、星座、好きな飲み物、好きな音楽、リファレンス、得意技、掲載メディアが表記されている。
 今日はいろいろと書きたい「時事ネタ」があるんだけれども、このブログがフェティッシュを冠している以上はそうも行かないので、この本の巻頭に載っているスタイリスト(女性)の言葉を日本語に訳して紹介しよう。向こうのフェティッシュシーンの現場で働く人のリアルな言葉である。それもこれも私はフェティッシュを愛しているし、このジャンルをとにかく深く耕して育てたいという志があるからだ。この道の先にヒルズは死ぬまであり得ないことは承知しているが、こういう地道な活動こそやはり事業でありビジネスだと思う(ホリエモンを反面教師として)。
「いまやたくさんの男性が、私の仕事は究極の夢の仕事だと思っているんじゃないかしら?だって私ほど、フェティッシュモデルと密に接近できる人はいないからよ。私はスタイリストとして、ピーターの撮影のときに、MARQUISスタジオにやってくるモデルにひっついてあれこれ世話をするからね。コルセットのヒモを締め上げ、ラテックス光沢剤を塗り、ヒールを履かせる。フツーの女の子と違うある共通点を、すべてのフェティッシュモデルは共有している。それは、フェティッシュなコスチュームをまとうときにもっとも彼女たちの自己満足感が高まり、美しく輝きを放つという点だ。服装が彼女たちフェティッシュモデルを、強い女性へと変身させる。エロさというのはとりわけ外観が重視された場合、もっぱら女性性に根ざしている。そして特にフェティッシュモデルたちは見た目を第一優先する。私はここ8年のあいだにフェティッシュシーンがどんどん大きくなってくるのを見てきた。次々に素晴らしいモデルが出てきて、フェティッシュモデルの層もどんどん厚く充実してきた。それにこんなに私が嫉妬の対象になるなんて思っても見なかった。
何人かの女の子はフェティッシュショーに誘い合って一緒に参加したり、また撮影に友達の子を連れてきたりしている。大規模なフェティッシュショーのバックステージはいつもてんてこ舞いの修羅場だ。そこではお互いの助け合いが重要になってくる。ショーがあれば、ホテルや飛行機でほかのモデルとすぐに知り合いになる。同じフライトを予約したり、ホテルの部屋を一緒に取ったりすることで、新人はあっという間にフェティッシュモデルの仲間入りを果たす。これって最高に素晴らしいことなんじゃない?
今回のフェティッシュモデルディレクトリは前号に比べて3倍厚くなった。新人からセレブ級まで、あらゆるレヴェルのフェティッシュモデルが満載。言い替えれば、読者が誰であろうと、必要なものがすべてこの一冊に詰まっている。たとえば、フェティッシュモデルにとっては、友人を見つけたり、互いの友情をさらに強固なものにすることができる。カメラマンなら、新人を発掘することができる。そして、もしあなたが誰か特定のフェティッシュモデルのファンであるならば、毎年出るフェティッシュモデルディレクトリーに、大好きな彼女の新しい側面を発見できるに違いない。
 さて。新しいディレクトリーに完成の文字はない。MARQUISの次のフェティッシュモデルディレクトリプロジェクトに関する噂はすでに街中で聞かれる。少なくともこのエリアでは、まだまだ女の子は話し好きだからね。好都合なことに! すでに次号へのエントリーが入り始めている。さあ、次の号で新しくこのフェティッシュ美女軍団に仲間入りするのは、どのコかな!」
 さて、毎度いうことだが、この通り海外ではフェティッシュモデルというジャンルが完全に確立されているということだ。まったくもってうらやましい、ヨーロッパ人が。翻って日本はどうかというと、まずメジャー感のある美女は一切この手のコスチュームを着ようとしない。フェティッシュコスチュームを着るのは、最後の手段と思っているかのようである。たまに新潮社とか文藝春秋あたりが勘違いした「ボンデージ」で使うことはあるにせよである。フェティッシュコスチュームを、ヨーロッパ美人のように着こなすのは、日本人には無理とばかりのあきらめムードがただよっている気がする。しかしそうだろうか? いまのようにメーク技術が進化している日本では、そこそこ若くて目鼻立ちがついていれば、この衣装を着ることでそれなりの商材に自らを仕立て上げられるのではないだろうか? しかも衣装とメークで匿名性も獲得できよう。いやーがんばって欲しいですなあ。自分が美しいと気がついた人はまずフェティッシュジャンルに目を向けて欲しいし、あと売り出し方にしても事務所にはいって既存メディアに行くのじゃなく、もっとアクティブに自分で切り開いて欲しい。フェチ専業で売り出す「ポスト」はコト日本ではいくらでもある気がする。あーもったいない。
市川哲也
ALT-FETISH.com
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IT企業のクソな現実

 楽天、オーバーチュア、グーグル、ヤフー、ライブドア。名だたるIT企業たちだが、やっていることはクソ集め以下だ。
 まず、楽天。楽天市場の顧客がひとたび買い物をすれば、よほど注意して購読するのチェックマークを外さないかぎりは、最低でも週に3通のクソメールが届くようになる。2ショップ以上で買い物すれば毎日届くようになるのも「夢」ではない。そのクソメール(メールマガジン)ときたら、もっと買い物をさせるような陳腐なコピーでびっちり重い。私は楽天に、クソメールのチェックボックスはデフォルトでオフにするよう再三申し入れているが、出来ないの一点張り。購読するのチェックボックスを外し損ねるという、顧客のいかにもみみっちい失態につけ込んで、クソメールを送る「権利」をタダでかっぱらい、クライアント企業に売りつける、それが楽天の本質にほかならない。
 オーバーチュアとグーグル。きわめて分かりにくく、習得には最低でも数時間の「講習」が必要なサイト広告を運営するこの2社。気の毒な顧客はクレジットカード情報を握られ、メール一本で一方的に金を引き落とされるばかり(グーグルはメールすら来ない。なお引き落とされる額の設定はもちろん顧客ができる)。どんなキーワードを出せば「最適」な広告出稿となるかは、永遠に解のでないまさに地獄のラビリンス。資料請求やカタログ送付のために顧客を獲得するコストを、お互いに高めあう弱い同業者たちの墓場である。その墓守こそ、この2社なのだ。
 ヤフー。目を疑うほどの糖分を充填したソフトドリンク。子供の脳を破壊するゲーム。長期的展望にたって本来取り組むべき人生の課題からできるだけ長い時間目を背けさせようとする刹那的な娯楽。13年は持つほど耐久性能が高いのに、なぜか半年ごとにモデルチェンジされる環境破壊車。99%の人には無関係なリスクを「カバー」し暴利をあげる保険商品。そして、すべての人を地獄に「笑顔で」招待する消費者金融。ヤフーの広告主としていまやおなじみの企業が必死こいて売ろうとしている物やサービスである。昔の、検索サイトとしての名残であるカテゴリー一覧はスクロールしなければ表示すらされなくなった──。
 そして、ライブドア。何で稼いでいるのかと思いきや、M&Aとか、為替の証拠金取引手数料とか、そんなのばっかり。「もはやオペレーションを淡々とやるだけ。地味な話ですよ」とうそぶく社長の月収は1千万円なのに、株主たちへは2円の配当すら却下。(この原稿を書いている時点=2005年末には想像できなかったが、ライブドアは本日不祥事で東証で売買停止となっている)
 私は負け組代表として、せめてこれだけはやめてほしいと思い、楽天に、メールマガジン購読のデフォルトチェックを外すよう要望してきた。その慇懃無礼なる「ご回答」を最後に表示して終わろう。この慇懃無礼さこそ、IT企業の薄っぺらな本質を何よりも饒舌にいい表している。
「この度はメール配信につきまして、お手数をおかけいたしております。誠に恐れ入りますが、現在のところ、メールマガジン送信の選択をデフォルトでオフにする機能はございません。ご希望に添えず、誠に申し訳ございません。「楽天のメルマガ」「楽天ショップのメルマガ」等の配信を希望されない場合には、楽天市場の各サービスをご利用の際に、チェックボックスをオフの状態にしていただけますよう、皆様にお願いいたしております。
 大変ご面倒かとは存じますが、何卒、ご理解・ご了承いただけますようお願い申し上げます。 なお、この度いただきましたご連絡は、貴重なご意見として承りまして、今後の運営の際、参考とさせていただきたく存じます。ご意見、誠にありがとうございました。
 何かご不明な点がございました際には、ご連絡いただければ幸いでございます。今後とも、楽天市場をよろしくお願いいたします。」
───「何かご不明な点」って、あんた。顧客の不便をどうして「理解・了承」しなければならないのか、顧客としてこれにまさる不明なことはないと思っている。「連絡」はしないけど。だってこっちは「幸い」じゃないから。
市川哲也
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肛門にかけるあつい情熱

 デマスク(オランダのラバー・レザーブランド、http://www.demask.com/)の膨大な商品の中でもとりわけALT-FETISH.comに取り寄せ依頼が多い人気商品、ヘビーバットプラグパンツについて今日は考えたい。基本はパンツだが、バットプラグ、という厳つい言葉がつく。バットプラグ、訳すとアナル栓。肛門に挿入するプラグ。「HEAVY BUTT PLUG PANTS」というこのパンツ、プラグ自体は別売りとなっているものの、本体のバリエーションや豊富なオプションは見ているだけでグッとクるものがある。
 まずパンツ本体だが、なんと5種類もある(以下パンツのことを本体と呼ぶ)。
1.HEAVY BUTT PLUG PANTS.
通常タイプ(バットプラグを差す穴だけが肛門部分に開いている。オプションでふさぐことも可)
2.HEAVY BUTT PLUG PANTS with Penis Hole
ペニスをだすための穴と肛門穴が開いているタイプ
3.HEAVY BUTT PLUG PANTS with Detachable Penis Tube & Drainage Cap
着脱可能なペニスチューブ(ペニスを入れるゴムの管。チューブの先に接続バルブがついている。下のオプション参照)がついていてなおかつ肛門穴も開いているタイプ。
4.HEAVY BUTT PLUG PANTS with Inflatable Penis Tube.
インフラタブル(中に空気を入れて風船みたいに膨らませることができる)ペニスチューブ(ペニスを入れるゴムの管)付きでなおかつ肛門穴も開いているタイプ。インフラタブルペニスチューブとは、ペニスを挿入して膨らませるとギューッとペニスを圧迫することができる筒状バルーンのこと。なお、これにはHAND PUMP WITH PIPE(GR 014 32ドル)(管付きのハンドポンプ)が別売りで用意されているのでそれを買う必要がある。
5.HEAVY BUTT PLUG PANTS with STICK-IT-IN Hollow External Dildo.
中が空洞になったディルドーつき(ペニスをディルドーの中に入れることはできないがディルドーがリアルなのでレズプレイ向き。また、着脱可能なアナルプラグ(以下オプション参照)をディルドーの中に入れれば、固くなってなおさらよい))
 以上5つのパンツ本体を見てきた。いずれも、肛門部分には穴が開いているだけで、そこに何をつけるかは以下のオプションから選ばなければならない。ペニス関連は本体に固定されていて着脱はできない。5のディルドーにはペニスを入れられないので、ペニスを入れたいのなら3か4を選ぶ必要がある。ただペニスを出す穴があればいいなら2だ。
 さて、この5つのペニスバリエーションに、肛門のオプションは以下のとおり18もあり、圧巻だ。肛門にかけるあつい情熱が伝わってくる。
BUTT PLUG
本体に固定式のアナルプラグ。バットプラグは本体のパンツには付属しないので何かオプションを選ばないと穴が開いたままのものが来るので注意したい。
DETACHABLE BUTT PLUG.
本体に着脱可能なアナルプラグ
LARGE BUTT PLUG
本体に固定式の大きめのアナルプラグ
DETACHABLE LARGE BUTT PLUG.
本体に着脱可能な大きめのアナルプラグ
INFLATABLE INTERNAL BUTT PLUG & Hand Pump.
本体固定の、中に空気を入れて膨らませられるアナルプラグ、ハンドポンプつき
DETACHABLE INFLATABLE BUTT PLUG & Hand Pump.
着脱可能の、中に空気を入れて膨らませられるアナルプラグ、ハンドポンプつき
INFLATABLE LARGE BUTT PLUG & Hand Pump.
本体固定の、中に空気を入れて膨らませられる大きめのアナルプラグ、ハンドポンプつき
DETACHABLE INFLATABLE LARGE BUTT PLUG & Hand Pump.
着脱可能の、中に空気を入れて膨らませられる大きめのアナルプラグ、ハンドポンプつき
INFLATABLE INTERNAL POINTED BUTT PLUG & Hand Pump.
本体固定の、中に空気を入れて膨らませられる、先がとがったかたちのアナルプラグ、ハンドポンプつき
DETACHABLE INFLATABLE INTERNAL POINTED BUTT PLUG & Hand Pump.
着脱可能の、中に空気を入れて膨らませられる、先がとがったかたちのアナルプラグ、ハンドポンプつき
INTERNAL BUTT PLUG with ENEMA TUBE.
本体固定の、浣腸用チューブのついたアナルプラグ
DETACHABLE INTERNAL BUTT PLUG with ENEMA TUBE.
着脱可能の、浣腸用チューブのついたアナルプラグ
LARGE INTERNAL BUTT PLUG with ENEMA TUBE.
本体固定の、浣腸用チューブのついたアナルプラグ、大きめサイズ
DETACHABLE LARGE INTERNAL BUTT PLUG with ENEMA TUBE.
着脱可能の、浣腸用チューブのついたアナルプラグ、大きめサイズ
INFLATABLE INTERNAL POINTED BUTT PLUG with ENEMA TUBE & Hand Pump.
本体固定の、中に空気を入れて膨らませられる、先がとがったかたちのアナルプラグ、浣腸用チューブとハンドポンプつき
DETACHABLE INFLATABLE INTERNAL POINTED BUTT PLUG with ENEMA TUBE & Hand Pump.
着脱可能の、中に空気を入れて膨らませられる、先がとがったかたちのアナルプラグ、浣腸用チューブとハンドポンプつき
INTERNAL RUBBER ANAL LINING.
本体固定の肛門あて布(アナルプラグを本来つける本体の穴をふさぐ)
DETACHABLE INTERNAL RUBBER ANAL LINING.
着脱可能の肛門あて布(アナルプラグを本来つける本体の穴をふさぐ)
IRRIGATION PIPE & TAP, Connecting Penis Tube (DPM 003) with Enema Tube.
ペニスチューブつき本体のペニスチューブの栓に取り付けられる管と栓、浣腸用管つき。
 以上最後の管と栓のセットを除くと18のオプションを選べるデマスクノヘヴィーバットプラグパンツである。楽しい、というほかはない、呆れるほどの充実ぶりだ。デマスクのサイトは非常にレスポンスが悪く、これらをすべてチェックするのにはかなり時間がかかる。そのためわかりやすく日本語で説明してみた。すべて取り寄せ可能なので、ぜひALT-FETISH.comに見積を依頼して欲しい。サイズはウエスト、ヒップなどをこちら。
http://www.alt-fetish.com/topimg/demasksizechart.pdf
 なお正式オーダーから4ヶ月程度納期を見ていただきたいのであらかじめご承知おきを。
※パンツとしては今回取り上げたヘヴィーバットプラグパンツ以外にもペニスパンツ、エネマパンツ、ペニスボンデージパンツ、ベビーパンツ、ピスパンツ(排尿に対応している)などたくさんあります。ALT-FETISH.comでは現在、デマスクのパンツ、マスク、キャットスーツの専用オーダーカタログを鋭意制作中です。これらのアイテムは名前がなじみのない英語なうえに、バリエーションやオプションが豊富すぎてサイトで選ぶにはあまりにもユーザーに負荷がかかりすぎるものです。紙媒体にすることではるかに選びやすくなります。ご期待ください。
SALO、お待たせしました、商品写真全部アップしました。新製品も!!
市川哲也
ALT-FETISH.com
info@alt-fetish.com

自分の変態性癖を妻に許してもらうには

 今日は投稿欄にもアップしている、sexy bootsさんの事例を参考に、自分のフェティッシュなものに対する強い関心やプレイそのものをいかに妻に許してもらうかについて考えたい。
 見出しの語呂上、「許す」という言葉、「変態」という言葉を使ったけれども、許すも許さないもない、というのが実際のところだ。また、本稿でいうところの「変態」とは、犯罪性を有するロリコンや傷害まがいの過激プレイではなく、ALT-FETISH.comが常々提唱している、黒くて身体にピッタリ貼り付く服を着て楽しむ服装倒錯のことである。
 結論からいうと、夫婦関係において、服装倒錯程度の変態はさほど深刻な問題にはならない、というのが私の見解だ。sexy bootsさんの妻も指摘していらっしゃったが、ただひとつ懸念があるとしたら子供には知られないようにすることくらいだ。子供には父親の変態をうけいれるキャパシティが備わっていないかもしれず、下手に傷つける結果になるとやっかいだからだ。
 女性は基本的に夫のこうした傾向に無関心である。女性はもっとほかのことに関心がある。たとえばビューティー、出産、仕事、地域社会、子供の教育、クルマや住宅などだ。そうした女性の関心事一般に占める夫のフェティシズムのプライオリティーは無視してもかまわないほどに低いのである。
 もっともそうはいっても、夫のラバー全身装着姿をズバリ見られ、その後も夫婦関係が動揺しないようにするためにはそれなりの配慮が必要だ。sexy bootsさんの場合がたいへん参考になる。徐々に、少しずつ時間をかけてラバー趣味を妻に知らしめていけばよい。時間をかければ投資でも夫婦関係でもなんでもうまくいくと思う。
 それはちょうど、夫がどうしても欲しい反ファミリー的な車───スポーツカーとか、を買ったことを妻に事後承諾させる戦法に似ているかもしれない。ただラバー趣味もスポーツカー趣味も同じだけれども、それが原因で妻とダメになってしまったとしたら私としてはご愁傷様というしかない。ALT-FETISH.comとしてたいへん非力ながらできることは、家族に知られたくない人には可能な限り知られないような方法で、また知られても大丈夫な人には早く確実に、フェティッシュ関連商品をお届けすることなのだ。個々のご家庭の平穏無事については、こればかりはお祈りするほかはない。
市川哲也
ALT-FETISH.com
info@alt-fetish.com

個人輸入ワンポイントアドバイス

 ALT-FETISH.comがやってる、フェティッシュジャーナル。まず最初の話題はAAA(トリプル・エー)という「パフォーマンス集団」がエイベックスから出ている、というの。格好に注目したい。PVC系のエナメル素材を多用した、セクシーファイターといった出で立ちである。20歳前後の美男美女にこのようなフェチなファッションをさせてうたって踊らせるとどのくらい儲かるのか。いいなー、エイベックス。あざとくて。
 次にスピードスケート女子の岡崎選手。テレビで見たら、肩とかお尻にPVC素材を使ったスーツを着ていて驚いた。スピードスケートの格好がいちばんフェチ的にはキていると思ったが、素材がマット(つや消し)だったのでいま一つだった。しかしここに来てついにPVC素材が使われるようになったというわけ。これでまたこっち系(全身ピッタリツルピカコスチュームフェチ)のフェチが増えてくれることを願うばかりである。
 本題だが今日は個人輸入。雑誌やビデオ、DVDの輸入で注意したいのが、無修正のものが混じっていたときの場合。輸入禁制品に該当するので税関で引っかかり、権利放棄か返送かを求められる。税関に訊いたところほとんどの個人輸入者は権利放棄を選ぶそうだ。とくに近年の映像メディアはほとんどDVDになっている。DVDは修正ができないからそのまま国内に輸入することは難しい。以前のVHS時代なら、税関で修正すれば通関できた。雑誌については税関に行ってヤスリでこすって消せばOK、ただし、あまりに量が多い場合は税関に嫌がられる。
 通関物流が近年増加の一途をたどっており、麻薬や偽札、違法コピー品など、犯罪性の高いものが増えている。そうしたなかで、うちらのようにメインがフェチで、ちょびっと無修正が混じっている程度のものが果たしてどのくらい禁制品となるのか、今後の政府の対応が気になるところだ。もちろん法律は法律なので禁制品該当の場合は現行法に基づく処分を受けることになる。ちなみにALT-FETISH.comで販売しているすべてのDVD、雑誌は修正済みの日本市場向けになっている。マーキスの最近のDVDはほとんど禁制該当する。私は試したことがないから知らないけれども、DVD一枚でも引っかかるのだろうか?(そこまで全部税関は見られるんだろうか?)疑問だ。あと、ビデオの映像方式の違いにも注意がいる。日本はNTSC方式で、ヨーロッパのPALとは異なるので、買うときに注意したい。PALだと日本のテレビで見ることができない。
 グッズやコスチュームの場合はショップの信用性がカギとなる。コクーン(イギリス)、BLACKSTYLE(ドイツ)、マーキス(ドイツ)、デマスク(オランダ)など数々の海外ラバーサイトと取引してきたが、一番重要なのは何かあったときの交渉のツールをこちら側で用意しておくことだろう。ツールといっても要するに英語力だが(決済はクレジットカードなのでこれもツールといえばツール)。ここでいう英語力は、なにもTOEICで何点だとかそういうのじゃない。何かあったときになんとか事態を打開するのに最低限の英語の文例を本か何かで見て使えればそれでよい。返ってきた英語を読んで理解できないとあれだけれども。それもまあ辞書があれば分かる話だ。
 デマスクなど、発注から到着まで数ヶ月かかることはめずらしくなく、この私も最初はデマスクなんてオランダだしやっぱり国ごとインチキだったんだと思ったほどだ。しかしそれは完全に誤りだった。忘れた頃に届いた物の確かさ、なぜか何枚も送られてくるインヴォイスやタームスなどを見るとかなりしっかりしている。デマスクは非常にしっかりしたメーカーである。
 これ以外の業者についてはラバーコスチュームに限っていうと知らない。知らないものにあれこれ意見することはできないから、自分で試してひとつひとつ信用を付与していくほかはないだろう。もちろんドメインとかクレジットカード決済の方法など、ネットで買い物する場合の最低限のおさえはあるにせよ、だ。マーキスなど対応する従業員によってはひどいミスをする。ナンバーワンブランドのマーキスでさえこうである。たまたま対応した従業員が外れだとひどい目に逢う。マーキスはコンテンツ制作に注力するあまり、ロジスティックやリテールはないがしろにされている、そういう気がしてならない。
 コンテンツ制作と流通、これは大きなテーマだ。楽天やライブドアがテレビ局を買ったのも富の川上から川下まで全部押さえたいという意図からだろう。しかし私が思うに、コンテンツ制作は制作、流通は流通とそれぞれ分けたほうがいいと思う。それぞれに、高度な専門性の蓄積があり、両方をこなすというのにはひとつの法人なり個人には無理なんじゃないか。コンテンツ制作者はたぶん流通関係者をバカにしている。キリスト教の創造説に由来している変な優越感を持っているに違いない。一方、流通関係のプロは、コンテンツ制作者を宇宙人か何かのように思っており、できればなるべく口は利きたくないと思っている。そんなだから、いくら経営者が両者を一緒にやろうとしても、現場にあるこの本質的な溝により、うまくいかない。マーキスのピーター社長はそのことを分かっていない。流通部門の長は自分の妻をプロデューサーと兼務させた上に、適当なパートタイマーを流通部門で遣い続けているのがその証拠だ。
 流通において非常に長けているのがBLACKSTYLEだと思う。BLACKSTYLEのオペレーションは素晴らしいと思う。よいものを作っていて、なおかつ流通のオペレーションも非常に優れているラバー工房がいちばん私的には好きだしかっこいいと思う。見習いたい。流通のオペレーションがダメなところというのはマーキスが典型だが、もし経営者が退いたときにどうなるんだろう。コンテンツは社長のピーターが元気なうちはいいけれども、もしピーターが退いたら誰かいるのだろうか? オペレーションは誰も育っていない。心配だ。ピーターさんちはまだ小学校くらいの娘がひとりしかいないから、後継者はどうなるのか。
 みなさんもぜひ、得意な先を開拓してみて欲しい。何やるにしてもいまの世の中自己責任。その自己を鍛える意味でも挑戦する価値はあろう。せっかくユニークなセクシュアリティーを持って生まれたんだから、袖ふり合うも多生の縁かもしれないし、このジャンルで経験を積むことは決して悪いことではない気がする。
市川哲也
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日経平均とフェチ

日々、変態的オナニーのためにどうお金を工面するか頭を悩ましているみなさん。私も、そうです。そしてFP(ファイナンシャルプランナー、ただしA)でもあります。
 昨年末頃、金のないところでいかに相場で儲けるか、考えに考え抜きました。そして私の結論はいちばん効率的なのは手数料の安いFX(外国為替証拠金取引)であるはずだと思い、ちょビットやってみて、実際儲かったのでした。しかし、短期チャートに神経をずたずたにされ、心身ともに疲弊し、家庭は荒廃。もううんざりとばかりに、パソコンから関係ソフトをすべて一掃したのでもありました。
 しかし、事実として、FXは資金効率がよい、もっとも効率的な相場への投資(投機)である、というのは揺るぎないものがありました。年を越え、ふたたび一掃したソフトをインストールし直し、相場に向かう日々を再開しました。一目均衡表、ボリンジャーバンド。新井師の名著『投資の王道』片手に、買い場を探していたのです。
 朝日新聞の新春インタビューで、森永さん(「年収300万円」のあの人)が、そして伝説のディーラー、藤巻さんが、口々に「日経平均は2万円までいく」「株を買っておかないとたいへんな差が出る」といっているではありませんか。この言葉が、ダイヤモンドザイとか、煽り系のメルマガだったらシカトしたでしょう。しかし朝日新聞のこの二人が言うのです。私は心を動かされました。
 そして、口座を持っているKabu.comのスーパーチャートで、ETFのチャートを見てみましたあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうそ。すごい。すごすぎる。このチャート。為替では考えられない、きれいな、あまりにきれいな、そして力強い上昇トレンドが描かれているではありませんか(2006年1月8日現在)(笑)。
 そうだ、ETFがあった───。(ここからはきみまろトランス風で)あれからあれからあれからあれからよんじゅうねん四十年四十年。あれあれあれあれあれあれあれから、4年。そう、私がマネージャンルでライターデビューした4年前には、自分の書いたものの中でETFを推薦したこともあったのです。ETFこそ素晴らしいと。しかしあれから4年。
 すっかりETFを忘れ、ETFとした誓い、そうあの誓い! お金が貯まったら、きっと君を買うよといったその誓い。その誓いを、すっかり忘れ、あれから4年! 貯まったのは、脂肪とゴム製品ばかり。あれから4年───。
 変態FPは強く訴えたい。ラバーを買うお金は結局、オナニーをするため。私もそうだし、みんなもそうでしょ。だったら。だったらあぶく銭で作りなさい。お金はあぶくで貯めなさい。そう、相場で、ETFで。簡単に。
 ちなみに。もっとも大事なことを。チャートの見方が分からない人。損切り出来ない人。何も考えず勢いで買う人。(相場につぎ込むのはあくまで余裕資金が鉄則だが)自分の金融資産のうち余裕資金がいくらか把握できていない人。相場に手を出してはいけません。
※ここ2日間ほどこの本が立て続けに売れています。しかも買ったのは全員女性です。この本は決して上述したように「オ○ニー」のためではありません。部屋に一冊置くだけで、かなりクールな「個性」を演出できる逸品なのです。まあそういうものも扱っているということをここでフォローし、本日の講釈を終えたいと思います。お休みなさい。よい週末を。
市川哲也
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MARQUISやっと発売

 発注ミスがあって、本来は昨年のうちに発売されていなければならなかったNo.35。やっと発売開始になった。そして続く36号と、ヘヴィーラバーマガジン18号も同時にリリース。ぜひどうぞ。
 それにしても、このような「ラバーフェチに限る!」みたいな雑誌が脈々と30号以上も(そしてもっとヘヴィーなヘヴィーラバーマガジンは18号も!)刊行され続けているってすごい。MARQUISはポップカルチャーの一ジャンルふうな切り口だが、世界のラバーフェティッシュシーン、ボンデージSMシーンがよく分かる。驚くのは毎号毎号じつにバラエティに富む「ラバーフェティッシュモデル」と「ラバーコスチュームブランド」が「フェティッシュシーン」に登場してきていること。前者は美女がラバーコスチュームを着て写真を有料会員に見せるビジネスモデル、後者はラバー素材のオリジナルデザインの服を売るビジネスモデルだ。本格的なビジネスとしてラバーと取り組んでいる個人や法人が欧米ではめずらしくない。それに最近ではロシアでもMARQUISが刊行されるようになった。これでMARQUISはドイツ語、英語、ロシア語の3カ国語で出されるインターナショナルマガジンとなった。いかに世界でフェティッシュカテゴリーが盛り上がってるかを証明している。
 翻ってこの日本ではどうか? ラバーフェティッシュ専門を標榜する「モデル」などは一切出てこないし、ブランドといえばSALOくらい? SALOは別にしても、モデルはどうなのか? モデルのテイスト、マーケティングがほとんど事務所とメディアという閉じた世界で完結しているところが残念だ。以前MARQUISにも掲載されたミストレスユリカは希有な例外だ(ただ彼女はSM女王様であるという点で純粋なフェティッシュモデルとはいえない)。
http://www.alt-fetish.com/cnts/yurika/index.htm
 ブランド、というほどでもないのだが、自分たちのテーマにしたがってラバーコスチュームを自作し、パーティーなどで発表している「カリワンズ」という人たちが日本にはいる。MARQUISの35号にインタビュー記事がでているので興味深く読んだ。テイストの違いがあるにせよ、たいへん尊敬すべき人たちである。
 今後日本でも、MARQUISのフェティッシュモデルディレクトリに掲載されるような自立したフェティッシュモデルやブランドが出てきてくれることを切に願いたい。
市川哲也
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紅白とフェチ

 紅白歌合戦がNHKの存亡をかけてリニューアルした(つもり)らしい。FJではその新生紅白の、もっぱらフェティッシュなシーンを振り返りたい。
 最初のほうで黒のボンデージルック(と週刊誌なら書きそうな。じっさいにはちがう)で登場したのが鈴木亜美。PVC素材かサテンかどっちか分からないが、黒光りする身体にピッタリ貼り付くコスチュームは、後半に出てくる「エロかっこいい」倖田來未とくらべてどうなのか、ドキドキする。
 途中、白組の歌手のバックに仮面ライダーが出てきてかなりビックリした。複数の親族がいるなかで、事情を知る者が私の反応をうかがっているのが分かりひとり赤面する。
 モーニング娘。ブーツに生足がまぶしい。それにしてもかわいい子ばかり。かわいすぎるんじゃないか?
 倖田來未、エロかっこいいとかいうからどんなかと思いきや、ぜんぜんあり得ない。女性が考えるエロかっこいいというものの限界を感じた。やはり男には決して訴求しない、自己完結的なフェミニン系だった。男というか、私のような変態には訴求しない、という意味で。なんなんだろう。これがエロかっこいいとは。間違っているんじゃないか? フリル、レース、メードコスチューム、ゆるゆるブーツ。いまわりと優勢な女性のファッション。まったく私を凹ませる一方だ。
 しかし、みんなさすが歌手だけあって、メークはバッチリだった。Aiとか倖田來未、モー娘。の高年齢層はメーク無くしては見られないはずだ。私も年末にマスクの撮影のためにメークしたが、目だけで30分もかかった。顔全体をしたらきっと1時間はかかると思われる。メークに時間をかけると、顔はまったく別物に変わる。chikaさんもメークによってさまざまな変化を楽しんでいるようで、そんなchikaさんのサイトを寝る前に見たら、初夢はエライ美女にメークをふざけて施され、当惑しながらも喜ぶという、何とも幸先のよいものとなった。chikaさんありがとう。
 女性のメーク術は道具もすごければその技術もたいへんなものである。ノウハウの蓄積というか。まさに科学というか。それに正直いって結構楽しい。男もメークをしないといけない世の中だったらよいのに。そうすれば堂々とメークできる。いま堂々とメークするには女になるほかはないところがいかにも残念だ。
市川哲也「今年もどうぞよろしくお願いします」
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ラバーキャットスーツの細かい選び方

先日は複数の素材の中から自分のキャットスーツをどう選ぶかについて書いた。今日はラバー素材のキャットスーツの選び方について考えたい。
ラバースーツの例
RCJ およそ35000円 http://www.rubberist-jp.com/index2.htm
SALO およそ35000円 http://www.salo.jp/
BLACKSTYLE およそ50000円 http://www.alt-fetish.com/costume/1129/1129.htm
私が最初に告白しなければならない。私のラバーキャットスーツ遍歴は、RCJ→BLACKSTYLE→SALOで現在はSALOを愛用している。最初のRCJはわりと薄手の生地だった気がする。0.4ミリとか。それでBLACKSTYLEの0.6mmというのに引かれてその圧迫感、どすんとする着心地の迫力に感動してしばらく愛用した。そして、体型的に華奢な私に福音としてSALOが登場、いまに至る。
 スポーツカーが好きな人は、何台も持っているし、それでもまた次々ほしくなる。それぞれの微妙な違いもまた、所有する悦びのひとつだ。だからいちばんの贅沢はいろんなブランドのラバーキャットスーツを全部持つことだと思う。しかしそうもいかないので個々の違いについて。
 海外のキャットスーツは海外製品のモデルを見てもわかる通り、ハードゲイで筋肉隆々とした人種を対象としている(おそらく欧米人は、ラバーキャットスーツを男が着るのなら、筋骨たくましい人が着るべきだと思っているんだろう、かなり強く)。
 SALOが言う日本人サイズとは、基本的に筋トレをせずにあくまで自然に育った(欧米人から見るとimmature子供みたいな)体型のことだ。欧米人向けのBLACKSTYLEとわが国産SALOではバスト、ウエスト、ヒップのスリーサイズはもちろんのこと、腕周りや太腿の太さも大きく違う。そこが、日本人でもフィット感を楽しめる最大のSALOの優位性だ。細部のフィット感という点において、おそらく世界のどこを見回してもSALOにかなうものはないと思われる。それはちょうど、100万円台で(特に決算期)買える世界中の自動車メーカーのミニバンのうち、フロントからサードまでウォークスルーができるミニバンとしてはマツダのMPVしか存在していないのと同じで、市場において重複しない一定のポジションを占めているのだ。
 筋トレをしていて、ガタイが良いと言われる人は海外のブランドでも一向にかまわないと思う。しかし欧米人に比べ細々とした日本人体型の人にはぜひ、SALOをお勧めしたい。せっかくSALOが出たんだから。
 そして私が好きなのは、生地が厚く身体へのフィット感、圧迫感が大きいという事だ。0.35ミリのキャットスーツというのは身体に貼り付くような密着感は得られるが、圧迫感は少ない。ラバーフェチであると同時にボンデージマゾでもある私にとってはこの圧迫感は欠かせないのである。私が、0.4mmのRCJからBLACKSTYLEを経てSALOにたどり着く変遷をめぐったわけは、SALOが日本人体型でなおかつ厚めの生地を使っているからである。
※なお、RCJは生地の厚さももちろん指定できる。オーダーメードなので、フィット感、生地の厚さ、もっとも融通が利くのはRCJだ。それでいて価格も良心的だ。
 そもそも日本でラバー製品が今までブランドとして登場していないのは、しなかったというよりも、しにくい環境、市場の小ささが一番の理由と考えられる。
 さてなにはともあれキャットスーツというのは決して安いものではない。慎重な選択をしてほしいと思う。スポーツカーと同じで、キャットスーツもきっと誰がどうこう言っても結局自分で着てみないことには納得のいくものでもないと思う。Alt-fetish.comが大々的にSALOの登場を喧伝してみたところで、BLACKSTYLEも、もちろんオリジナルキャットスーツもよく売れ続けているのだ。判断はみなさんの手にゆだねられている。
SALOのスーツがどのようにつくられているかを知りたいなら───
http://www.salo.jp/info/profile.htm
※すごいマスク
http://www.alt-fetish.com/costume/1402/1402.htm
市川哲也「今年もどうぞよろしくお願いします」
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