ALT-FETISH.comが衣装協力した映画『ラバーズ 覆う女』 

ラバーフェティシストの立場から観るとちょっとくすぐったいような、でもとても素敵な映画の紹介です。
 皆さんはラバーフェチの立場なのでピンと来ないかもしれませんが、もし、恋人(女性)が、ラバーフェチだったらどうでしょう。知り合って恋人になった女性が、この格好じゃないとダメなの、と、全身ラバースーツでキめて寝室に現れたらあなたはどうしますか。
 この映画では、まさにそういうシチュエーションが出てきます。男性の前にスッと立った彼女(希志)は、ALT-FETISH.com(本作へ衣装協力)が貸し出したラバーキャットスーツをバッチリ着て登場します。
 我々ラバーフェチならそんな彼女は大歓迎ナノですが、映画の中の彼氏は(当然ラバーフェチじゃないので)ドン引きです。そりゃあそうでしょう。セックスをするにあたり、なんでそんなもん着てないといかんのか、と言う話ですよ。やっぱり裸、皮膚という人間の臓器の一種をすりあわせてはじめて、普通はセックスが成就するわけで。そういう普通の世界にポッと現れちゃったとてつもない異端として、今回ラバーフェチ女という設定が映画に起用されたのです。
 この映画は非常によくできていて、弁当工場に勤める二人の日常が細部まで丹念に描かれます。ALT-FETISH.jpが「協力」したからといって、単なるラバー変態映画だとか思ったら大間違い。丹念に現代的状況を切り取った、文学的作品なのであります! ラバーフェチ映画じゃなく、映画の要素のひとつにラバーフェチがたまたま使われた、秀逸な恋愛映画と観るのが妥当でしょう。ですから、この映画を楽しむにあたり、ラバーフェチである必要はまったくありません(このブログで言うのもおかしな話ですが)。あなたがもし(と言うかきっと)、ラバーフェチだとして、この映画、映画体験としても楽しいし、ラバーフェチの描かれ方を味わうラバーフェチならではの悦びもあるということで、一粒で二度おいしい、一石二鳥、そんな映画なのです。
 この作品はDVDもリリースされますのでラバーフェチの読者は、非ラバーフェチのパートナーや家族にこの作品を見せるものアリだと思います。そして、自分の特異な性癖についてカミングアウトしてみてはどうでしょうか。
 最近、この映画とは関係ありませんが、筆者には幼少時から自閉症の気がある(いわゆるアスペルガー症候群)んです。両親も、おじいちゃんも、自閉症と診断されたことこそ、ありませんが、いろいろと聞くところによると完全にボーダーライン上です。そして筆者の子の一人はアスペルガー症候群です。アスペルガー症候群や自閉症の人は、モノにすごくこだわりを持つという傾向があります。対象はさまざまで、こだわる内容は百の患者がいれば百のタイプがあるほどバラバラです。私などは完全にラバーにこだわってる。自閉症的に。6年間、数百回にわたってこうしてラバーフェチについて書いてきたのですが、ラバーフェチとかいっても、これって、要は脳のちょっとした異常を原因とする症状のひとつなんじゃないかって思ったら、なんだか妙にすっきりした気分です。先天的病気なんだからいいじゃんかと。僕のあずかり知らないところで、遺伝子の何かがどうにかなって、ラバーが好きになった人生を与えられたんだと。アスペルガー症候群は治りませんから、ラバーフェチも私が死ぬまで続くんだろうな。
 映画『ラバーズ』の話に戻ります。ラバーフェチの主人公の女性は、最後にラバースーツを脱いで恋人とセックスすることができるようになります。一見すると、彼氏が注いだ愛情によってまるで、ラバーフェチが治ったみたいですが、私に言わせるとそれはあり得ない。なぜか? 私のラバーフェチが死ぬまで続くのとおなじ理由です。ですから、映画を見終わったあと、私とおなじ、ラバーフェチの皆さんはきっとこう思うでしょう。映画はハッピーエンドだったかも知らんが、主人公の女性は彼氏がいない時を見計らって、どうせこっそりラバーオナニーをするんだと。
 唐突ですが、2千万年ものあいだずっと空が曇って、雨がザーザー降り続いていた時期がこの地球上にあったっていう事実を、皆さんはご存じですか? 先日、お台場の未来館へ行って(笑)。天気予報で、午後は雨だなんて聞くと、うわー午後からずっと雨かーって思います。でも、次の朝は晴れてたりしますよね。それにくらべると、二千万年ずっと雨って、ちょっとすごくないですか?(ちなみにそれで海ができたんです、海ができるほどの雨の量の世界というのもものすごい)。仙川があふれるとかそういうレベルじゃなく、海ができるほどの降雨。
 地球が46億年前に誕生し、4万年前に人類の祖先が登場。それにくらべるとラバーフェチの歴史ってずいぶんと浅いですよね……。浅いどころか、ほとんど一瞬過ぎて、無いに等しいですよ。そういう、ものすごい歴史、宇宙とか地球のスケールの話にくらべるとですよ、ラバーフェチについて、私はこれは自閉症のスペクトラムのひとつに違いないって最近強く思うとかどうとか、超どうでもよくなってきちゃいましたね。皆さんは別にそう思う必要はもちろんないんですよ。私だって、明日になればまた、ラバーフェチのいろんな楽しい妄想が始まるんだから。曇り空が晴れるように。今を思いっきり楽しもうってことです。だから映画も観たほうがいいんです。あなたの経験だけが、有価値です。
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映画タイトル:「ラバーズ 覆う女」
出演:希志あいの、山本浩司
監督:渡邊貴文
製作:AMGエンタテインメント/スタジオブルー
制作:スタジオブルー
コピーライト:c2010「ラバーズ」製作委員会
公式サイト(ブログ):http://ameblo.jp/rubbersmovie/
■劇場公開情報
公開日:7月10日(土)~16日(金)
劇場:ヒューマントラストシネマ渋谷
上映時間(レイトショー):連日21:10~
■ラバーナイトについて
7月10日(土)21:10上映の回はラバーナイト。ご自分のラバーコスチュームに着替えて映画をご鑑賞いただけます。また、この回では本編上映終了後、「市川哲也インタビュー」(笑)も収録された貴重なメイキングムービーもご覧いただけます。
★★ラバー割引★★
当日、身に付けられるラバーアイテムをお持ちの方、ラバーアイテムを着用の方は300円割引
※受付にてご提示ください
※一般券の方限定での割引となります
※その他、割引との併用不可
★★ラバーナイト注意事項★★
ラバーナイトでは次の各事項をくれぐれもお守りいただけますようお願い申し上げます。
※他のお客様のご迷惑になる行為はお止めください。
※劇場の座席を汚したり、傷つけるようなコスチュームでの入場は、お断りさせていただく場合がございます。
※着替えの場所はスタッフがご案内いたします。(男女別)
※シャワールームはございません。
※体調管理はご自身の責任のもと、十分にご注意ください。
※映画を鑑賞中、気分が悪くなった場合は決して無理をしないでください。
【フェティッシュジャーナル】[ラバーフェティシストのためのメルマガ・ブログ]
文・市川哲也
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