迫害される喫煙者

NYの市長がとんでもなくたばこ嫌いなせいもあって、今やNYでは、公共の場所はもちろんのこと、民間の施設でもレストランはおろかバーでも禁煙だという。
酒を飲みながらたばこをくゆらす、それすらももはや当たり前の光景ではなくなってしまったのである。喫煙者にはいやはや大変な受難の時代だ。
ところで、NYのバーの売り上げは落ちたのかというと、そうではない。これまで、受動喫煙を嫌気して、バーによりつかなかった非喫煙者が、バーに来るようになり、売り上げの下落はないという。
なるほど、たばこを吸わない筆者としても、確かに、禁煙のバーなら行ってもいいかという気分になる。
たばこはみんな体に悪いと言うことがわかっている。また、たばこには大変な税金が課せられており、お金もまた煙とともに消えていく。筆者の住む小金井市は、法人税よりもたばこ税の収入のほうが多いくらいだ。
ところで、ここ数年、日本では喫煙女性が増えている。
筆者は女性心理は苦手である。専門が変態なだけに、女性心理はもちろん、男性心理だってよくわからないのが正直な感想だ。
女性の不可解なのは、喫煙もそうだけれども、何万円も出して、バックを買うことだ。プラダ、エルメス、ルイ・ヴィトン。何でもないバックが、それこそ軽く十万円を超える。
そんな金があるのならば、キャットスーツの一着でも買ってみてはどうか? あるいは、ヴィトンのキャットスーツがあったら、みんな着るのかな?