ひきこもり、特効薬は

欲望だと思う。
○○したい、という。ひきこもりのひとのそれは、たぶん欲望が弱いと思う。いやもちろん、いろいろ彼らには欲望はあると思う。わかって欲しいとか、人と交わりたい、働きたい、ふつうになりたい。
しかしそれじゃまずい。その先がなさすぎだ。
ただ、こういう筆者も欲望の挫折の先にはひきこもりがあるのではないかと危惧している。しかしそのときも、筆者はすぐに原初の欲望の社会化のプロセスを思い描きながら、がんばっていくと思う。
それは引きこもっていなかった時代のいろんな経験が助けになるだろう。
あー、ちなみに、欲望とは言っても、子供向けの性欲のことでは間違ってもないからね。この間、少女ビデオとDVDというタイトルで投稿したら、過去最高のビジットがあったのには辟易した。
ブログ好きはロリコンなのか?
さてそれはさておき、どうしてひきこもりを書こうと思ったのかというと、NHKスペシャルでひきこもりを特集していたから。一人のひきこもりの人をべっとりと取材していて、非常におもしろかった。彼の部屋、整形前の中山美穂のサイン入りの時計とかかかってて。すべてが15年前のままなんだよ(彼は15年引きこもってる)。
親父にわかって欲しいというのが彼のテーマ。その親父というのがまたひどい。タクシーの運転手か何かなんだけど、まるで沼地のカエルのようにしゃべらない。無視されている気がすると、そのガマガエルに言うひきこもりの男性。
まったく表現力も教養も希望もなにもない。親父のキャラがとにかくひどかった。ちなみにこのひきこもりの男性は、時折リストカットなどをしてサインを発したけれども、親父は対応できるはずがない。