30代の選択的消費術

日経流通新聞によれば、昭和40年代生まれのいまの30代の人たちの消費が旺盛になってきているという。
筆者は昭和47年生まれなのでまさに該当する。新築分譲マンションを買う人の半分はこの世代だというから驚きだ。そしてこの人たちはマンションを買うついでに、結構高級な家電製品を買い求める。
じつは筆者もそうだけれども、安くて済むもの、安く買えるもの(日用品や家電など)はできるだけ合理的に金を使うけれども、こだわりたいものには惜しみなく金を注ぎ込む習性がある。
たとえばボロアパートを仲間数人と借りて改築し、イームズのイスを置くとか、アーロンチェアを置くとか、ローンでBMWを買うとか。
このような、こだわり商品に趣味的にお金を使う消費を選択的消費というらしい。Alt-fetish.comのこんなボンデージアイテムも、ちょっとしたこだわりをもって、ライフスタイルを自分なりのものにしたい人たちに支持されている。