ついに出た、PDA携帯のM1000

 これまで、ITツールをそれなりにいじってきたフェティッシュジャーナル。ウィルコム、auが、次々にPCウェブサイトを見られる端末を発表してきたが、ついにあそこが出した。 アソコを出したじゃなく。……失礼。アソコが、そう、あのNTTドコモがついに出した。それも、PCサイトが見られる端末、なんていうもう驚きも何もない陳腐なのじゃなく、一挙にPDAタイプの端末をぶつけてきたのだ。やられた。私は完全にこの端末、M1000にやられた。
 詳しくは日経ビジネスAssocieのこのページを見てもらいたい。
 まあ普通のビジネスマンだったら考えそうなことを列挙している「活用法」だが、私が気になるのは、無料でスカイプ無線電話が出きるのか、である。スカイプの対応OS状況にもよるが、たぶん当面はそれは無理だろう。何しろこのM1000の「OSは、Symbian OS7.0、プラットフォームはUIQ2.1を採用」ということで、残念ながらskypeはインストールできそうにない。skypeがこのSymbianOSにも入れられるようになればいいんだが。何しろこのM1000は無線LAN機能を内蔵していて、ホットスポットへ行けばネットにつながるのである。
 この端末を使いこなすにはいったいいくらかかるのか、調べるのがちょっと面倒くさかったので調べていないが、そう安くはないだろう。というのも、この端末、なんとiモードが見られない。これは「ターゲット層を「30~40代のITリテラシーの高い層」」に絞っているから、だそうで、確かに当該ターゲットに合致する僕たちは、おこちゃまたちみたいにiモードはさすがに見ないのである。Iモードなんてバカらしくて。高いし、情報量は少ないし。そこをばっさりと切り捨てているところがAlt-fetish.comに似ていて素敵。
 いずれにしてもモバイル、PDA+携帯電話(PCネット閲覧)のこの市場は、キャリア、メーカーが入り交じってシェア争いを展開する大注目の市場であることは間違いない。
次回待望のデジタルガジェットレビュー!市川哲也
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