「メディア時評」カテゴリーアーカイブ

激変するメディア視聴時間

 野村総研のアンケート調査では、ここ1年で大きく視聴時間を減らしたメディアの上位4つは次のとおりであった。
 結果をみる前に、テレビゲーム業界、出版業界の人は覚悟した方がよい。何しろあなたたちの業界がひどいことになりそうな結果なのだから。
 では。
ワースト1 ビデオゲーム
ワースト2 読書・ラジオ
ワースト3 雑誌
ワースト4 テレビ
 伝統的なメディアのシェアを食ったのはいうまでもなくインターネット(PC)。これは個人的な実感も含めてよく分かる現象だ。
 何しろ私は娯楽、仕事、余暇、投資、家計管理、購買、オナニーなど、およそ文明人としてこなすべきルーティンワークのうち肉体の移動をともなわないもののほとんどすべてでPCに頼っている(オナニーは起立します)。だから私は寝ているか、掃除をしたり飯を食ったりウンコしたりしているか、家族と出かけたり単に過ごしていたりしているか、PCをしているかのいずれかなのだ。ほとんど。
 おっと忘れるところだった、キャットスーツをキメてることも重要な活動のひとつだった。こればかりはPCは何も出来やしない。
 おそらく私がやっていること(PCを使ってインターネットをみたり仕事をする)はどんどん簡単になっているに違いない。なにしろ94年にはじめてパワーマックの搭載されたパフォーマを使ってネットにつなごうとしたときは、フリーソフトの設定でDNSの優先項目にチェックし忘れたという理由だけで、テツヤしたこともあるくらいだ。それがいまや、どんな人でも店で買ったパソコンを適切な場所に物理的に「つなぐ」だけでネットがみられるようになった。あらかじめ入っているソフトやCDが全部設定をやってくれるのだ。
 私は個人的に、旧来メディアのなかでも本や新聞、雑誌はそう簡単には廃れないと思っている。PCとはいえ、かぐわしく愛くるしい本の紙の匂い、スタンドや駅で売っている利便性にはかなわない。本や雑誌を買って読むことが、PCでネットをみるよりも、今後、ステータスになっていくかも知れない。携帯しか電話がない若者が増えているが、そうすると固定電話はステータスとなる。それとおなじようにだ。
 それに、まだ買ったことのない読者に声を大にしていいたいが、MARQUISや、ヘヴィーラバーマガジンを一度でいいからその御手にとって読んでみて欲しい。フルカラーで紙に印刷された写真は、モニターでみるよりもはるかに美しい。
 まあそれはそれとして、PCに夢中になっていると、夫婦それぞれがたがいに話しかけづらい状況になるのも問題だ。なにかのアンケートで、夫婦それぞれがたがいに対して不満な点の上位に、PCにばかり夢中になること、というのがあった。新聞や雑誌をリビングで読むのと、背筋を丸めてPCのモニタに首を突っ込んでいるのとではほかの家族へ与える印象がまるで違う。新聞や雑誌だと、話しかけても差し支えない感じがする(ちょうど暇してたんだ、みたいな)。ところがPCだと、オナニーでもしていそうでとうてい話しかけられる雰囲気ではない。
 私は新聞雑誌が好きだ。PCは好きというより酸素や水のような必需品に過ぎない。趣味志向で生活を豊かにするべく、RSSリーダに山のように情報が降ってきているにもかかわらず、私はあえて雑誌と新聞の購読を継続している。
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本屋さんフェチ、雑誌フェチの市川哲也
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年金未払いと文明対野蛮

 日曜日の朝日新聞は、ネット全盛の時代にあってもぜひチェックしておきたい情報ソースのひとつといえる。今日の注目記事から2点ピックアップする。
(1)年金未払いだとどうなるか……国民年金は払わないと結局未納者自身が損をする。国民年金が将来破たんするということはあり得ない。いま金がなくて払えない人でも免除申請さえすれば障害年金がもらえたり、また税負担部分からの受給も得られる。35歳から払いはじめても平均余命の79歳まで生きれば収支はプラスになる。年金を払わない人が将来頼るのは生活保護。生活保護は全額税金で賄われるため、払わない人と払う人の不公平感が大きくなる。国民年金の財源は半分が税金になる予定なので、払わない人は税金だけ払ってもらうモノは受け取れないから、それだけみても大損だ。税金ばかりは年金や受信料みたいに逃れることはできない。
【解説】筆者は親しい人で国民年金を未払いの人には口を酸っぱくして払うように説いている。国民年金については、意外と若い人に多いパターンだが、自分は払っているのかどうなのかも分かっていない人がいる。まずは親に訊くべきだ。その場合、扶養の健康保険とは話が違うので、確実に国民年金についてはどうなっているかを確認しよう。そしてそれでも要領を得ないのならば自分が住んでいる自治体(市町村)の役所の国民年金課へ行って確認するべきだ。
(2)今度のサミット……地球温暖化対策とアフリカの貧困撲滅をテーマとし、一定の成果を残した。テロについては英首相が「野蛮」と非難。サミットというとなんだか金持ちで武力も持っている強い国、先進国の仲良しお金持ちクラブといったイメージがあった。しかし今度のサミットはそうしたイメージをだいぶ払拭した。何しろ地球温暖化とか、途上国の貧困対策など、これまでメインテーマになりにくいものがテーマとなっている。テロについての解釈も意味深い。これまでテロというとイスラム対キリスト教先進国というイメージだったが、英首相はそうしたイメージを持ち出さず、あくまで野蛮対文明とした。イスラム諸国もテロを非難しており、一連のテロ活動はもはやイスラムだから、イスラムの連中による、ということではなくなっている。むしろ、宗教対立を乗り越えて地球全体の持続可能な発展をめざす文明国と、そうした人類の進化の段階に未到達な「野蛮」「未文明」な人たちとの戦いという構図である。しかもそうしうた野蛮、テロは、貧困がその温床となっているから、世界の貧困国、とりわけアフリカに多額の経済支援をして、これまでの借金も帳消しにして、がんばって立ち直ってもらおう、貧困を緩和し世界隅々まで文明化を進めようというのがサミットの狙いとなった。
【解説】人類が着実に進歩していることが実感できる、感動的なサミットだったと私は思う。
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学生時代は年金シカトしていたAFP、市川哲也
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民放つまみ食い

 日頃テレビをバカにして止まない私ではあるが、じつはふとした拍子に面白い番組を見つけたり、朝、テレビ番組表をチェックしておいてちょくちょくみたいものは見ているのである。
 私が観たいのは、人の人生というか、成功者のリアルな人生のドキュメンタリーとか。あとはおうち番組ね。劇的ビフォーアフター、渡辺篤志の建物探訪。竹中直人の「ソロモンの王宮」は結構たまに竹中直人の壊れぶりが面白い。でてくる人の人生も見応え十分だ。先日は元X-Japanのヨシキをやっていた。いまはなんでも、ロサンジェルスの白亜の豪邸住まいだという。
 その「お宅」を拝見したのだがまあ素晴らしいことこの上ない。ロスとかいって、高級住宅街なんだけれども、彼の家は緑に満ちあふれている。建物は真っ白で、家具は黒に統一されモノトーンにまとまっている。アンナお宅に住めるのなら、私はホント、裸になってもいいと思いましたねー(別に彼が裸になっただけでそうなったということではないが)。
 数億円の豪邸というのを拝むと、日頃観ているおうち番組にでてくるちんまりした家々が本当にさもしく感じられてくる。もちろん筆者の住んでいる家や、番組・雑誌にでてこないような日本の大多数のウサギ小屋など目も当てられない。そこで営まれているのは、もちろん人々の暮らし、生活である。
 ヨシキのようなセレブもまた、暮らしは営んでいるんであろうが、どうもというか、当然のことというか、一般人とは生活の質が違う気がする。
 ヨシキのモノトーンの、チリひとつ落ちていなさそうな家を見て、当然これは外注のハウスキーパーが入っているんだろうけれども、じつにうらやましい。なんといってもハウスキーピングから解放されているのがうらやましい。
 ヨシキはひとりもんだから、自由だ。時間を自由に使っている。ほかのセレブと交流したり、レコーディングしたり、自宅ジムで汗を流したりパーティーをしたりして過ごせる。
 筆者は起きている時間の大部分、半分くらいは、家のゴミを拾ったり、クルマの中で掃除機をかけていたり、明日回収日となっているゴミを選別して出したり、風呂掃除したりして消耗している。
 そんな私にはこの番組で竹中直人が、Xジャパンにかけて、「X西国分寺」とかいっていたのに大笑いしたり、夜寝静まったときに独りラバーに身を包んだりすることが人生の滋養となる。
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オークションが終わってグッタリ疲労の市川哲也
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田村英里子好きでした

 筆者が高校から浪人まで(1989~1992頃)、ずーっと田村英里子がすきでした、てへ。
 先日の「鉄っちゃん」ヲタネタに続き、市川哲也のオタッキーな青春時代をさらに暴露。今回はアイドル好きだったという話です。
 さて、田村英里子(漢字、あってます?) 何が好きってあの顔が。歌もまあうまいんじゃないすか(典型的に下手という説もありそうだが、その微妙さがいい)。顔だって、垂れ目にボッテリしたなんといいますか、垢抜けないというか、狸面だったりします。そこがいいんです。そのどこまで行ってもマイナーさ加減が胸を打ちます。
 当時、いまや結構出世した島崎和歌子、一時CM女王だった千堂あきほらと一緒に、TBSの深夜の番組「東京イエローページ」でうたっていたりしました。必死こいてビデオ撮ったな。
 筆者が大学生になって、卒業、就職、結婚と齢をとるに連れて彼女への関心も失われていったのだが、先日NHKの「英語でしゃべらナイト」を見たらガーン。すっかり年取った田村英里子が……。
 なんでもここ4年ほどは渡米し、ハリウッドで女優デビューすべく人知れず努力していたという……。だから英語の番組に出るのか……。確かに英語はペラペラっぽくなってる……。
 しかしあの天然ボケなノリは相変わらずだった。でかい声で勝手に自分でボケて墜ちてる。大笑い。まわり、引くだけ───。
 しかし日本にいればうだつの上がらないアイドルとしてどうしようもないことになっていたはずの彼女、こうして「自己実現」に向け努力しているようで、いやあ、さすが私が注目していただけはある! エライ! 頑張れ、田村絵里子。せいぜい。
彼女のアルバムは不燃ゴミで出しました市川哲也
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ブログ、RSSで高まる優位性

 ブログが爆発的なブームとなってすでにだいぶ時が経った。にもかかわらずあいかわらずブログというジャンルは熱い。プロバイダは躍起になって高機能の無料ブログサービスを提供し、自社サイトのポータル化をめざしているし、エンドユーザーでもどんどん新しいブロガーが誕生し続けている。筆者は最近、非公開のネットワークでプライベートなブログを立ち上げた。毎日それなりの手間をかけて更新している。日々、新しい人生の記録がデジタルデータで蓄積されていくというのはちょっとした快感だ。日記とは違う高い表現力、場所を選ばない閲覧性能、検索の容易性など、人類がこれまでに手にしたことのない新しい「ライフログ」ともいうべきツールを、もっぱら楽しんでいるところである。
 ブログはXMLというフォーマットによって構成されている。HTMLとちがい、自由にタグを設定して、コンテンツに名前を付け、分類したり階層に分けたりすることが出きる。プリプレスでもXMLフォーマットでの入稿を受け付けるようになってきており、いまやブログに書き貯めたものがそのまま単行本になって出てくるのも夢ではない。むかしは書いたものをおばちゃんが入力して写植にし、それを撮影してフィルムを作り、そこからさらに刷版を作って印刷していた。写植はデータになることができたのだが、結局写植がデータに置き換わるだけでデザイナーなり、オペレーターの手を患わせることに変わりはない。しかしXMLになれば、書いたそばからもう入稿データとなっているのである。あとはフォーマットさえ準備されていればどんどんホンになる。おばちゃんもデザイナーもほとんど要らないのである。
 XMLはRSSというボキャブラリを持っていて、そのボキャブラリを使うと、RSSリーダというソフトをインストールしたりサーバで使っていたりブラウザに組み込んだりしている感度の高いネットユーザへスパッと情報を送り届けることができる。ブログで書いたものはたいていRSSに対応している。自分のブログのタイトルが、大勢の人の元に届くのである。たとえばそれはメールソフトにおける新着メールのような、またテロップのような、あるいはティッカーのような現れ方をする。しかも、どういうRSSフィード(情報の供給源)であろうと、自由に受け手が取捨選択できる。自分のブログが、朝日新聞などの大手メディアのタイトルと肩を並べてユーザに届くのである。そういう意味では、RSSリーダこそ「メディアとインターネットの融合」の最右翼というべき技術だと思う。IEの次のバージョンのベータ版でRSSリーダが組み込まれるようになるのだが、マイクロソフトがRSSリーダをそこまでして取り入れるところがまた、この技術の優位性を物語っている。
 おそらく何らかのかたちでたいていのネットユーザはRSSリーダを常に自分のPCで起動させておくことになる日も近いのではないか? そうすると昔果たしてきたテレビの役割が、RSSリーダに取って代わる可能性もある。RSSリーダはテレビと同じで何となく付けっぱなしにしておけるからだ。
 筆者の個人的なことを話すと、ヤフーのトピックスが麻薬的に好きである。あれが変わるのを十分に一度くらいはチェックすることもあったほどだ。しかし、RSSリーダを入れてからは変わった。あらゆる、好みの情報ソースから(ただし残念ながらヤフーのトピックスはまだRSS配信していない模様、していたら教えて?)選んでどんどん更新させる(新しいトピックスを取り入れて表示させる)ことができる。それも、(独立型のRSSリーダを使っている筆者の場合は)F2キーを押せば最新のタイトルがズラーッと読み込まれるのである。爽快ですらある。
 そういえば、駅や本屋でニュースメディアを買うという行為を、最近めっきりしなくなった。
※RSSリーダについてはこちら。RSSそのものについてはこちら
結局何を待っているのだろう市川哲也
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堀江事件にまつわる反省

 ライブドアVSフジテレビで当ブログもあれこれ述べたのだが、終わってみての反省をいくつか。トヨタの奥田はライブドアを批判していた部分もあったが、マスコミが強調していただけで、実際は法的に何ら問題ない、みたいな堀江擁護が発言趣旨だったようだ。
 立花隆ら高名な評論家までもが堀江の金はブラックマネーだ、みたいなことを言っていたが事実無根だったようだ。かなりの数の人たちが堀江の金にネガティブな解釈をしていたのだが、それらのほとんどが事実無根。ねたみにもとづく思い込みがマスメディアに載って広く一般に流布され、さらに多くの人たちが思いこむという負の連鎖。
 また、外資系の投資銀行リーマンに踊らされた、みたいな意見もあったがこれもウソ。今回の件はあくまでライブドアの発案で、複数の先へオファーして条件がよかったのがリーマンだったらしい。
 まあ何がホントで何がウソかはあげればきりがないので、これも間違っているかも知れないし、あっているかも知れない。どうでもいいのである。要は、どれだけこれから学べるか、だ。
 テレビのビジネスモデルがどうなっているか、今後どうなるか、また儲かるビジネスジャンルはどこか、資本家とはどうのをいうのか、そういうことを彼は身をもってアピールした。
 今後は同世代のホープとして堀江、決して間違ったことをしているわけじゃないこの愛すべき男を見習って、自分の人生が少しでもよくなるよう取り入れるべきところは取り入れたい。何しろ数年前はあのサイバーエージェント藤田に依頼されてクリック広告のシステムを作ったりしていたプログラマーでもあるんだ。システムやプログラムのことが分かる男を私は信用したい。
 それに引き替え、マスメディアの連中や評論家、タレントは何も分かっちゃいないくせに声だけはでかいのである。気を付けたいと思った。
 SPA!の6/14号では堀江のインタビューのほかRSSリーダー、デイトレの話題など久々に読むべきところが多いのでオススメ。
ラバーショルダーグローブ 黒 Lサイズ 0.35mm厚  価格(税込):\3,990発売。これまでのS、Mサイズと違い、だいぶ太めである。指も太いので、鬱血に苦しんでいた男性の方々、オススメ。ラバーの生地も他サイズと違ってテカテカしていて、質がよさそうに見える。価格据置、在庫僅少。
目指すはデイトレーダー市川哲也
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auもネット定額

 以前自分の携帯をPHSのウィルコムに替えたという話題を披露した。趣旨は安いというのと、京セラのAH-K3001Vを使うとオペラブラウザが搭載されていて、月々4000円程度で(割引サービスなどをすべて含む)ネット(PC向けサイト)、メールをヤリ放題で、なおかつおなじウイルコムの定額プランに入っているひととは、無料で話せるという点が優れていた。
 実際使い始めて一月もたっていないのだが、サイトがどうにも見づらいのである。何しろ画面が小さいし、やはり今どき32Kでは遅い。90年代にタイムスリップしたかのようだ。
 写真の画像は10万画素と低レベル、メモリもたちまちいっぱいになってしまう。無料のメールも広告がつく。
 同じものをもたせている妻と無料で話せる(家の内線電話状態、藁)、電磁波が少ない、料金が安いといったPHSならではのメリットは捨てがたいのだが、もっと快適に使いたいという欲望が出てきた。
 こんな私のわがままをかなえてくれるものはあるのだろうかと探してみると、あった! キャリアはau。カシオのこの機種を使うことで、PC向けのサイトを見ることが出きる。気になる料金だが、プランSSという、まずはwinを使いたいひと向けの(つまりほとんど通話しないひと向けの)基本料金プランの年割に、ダブル定額ライトを組み合わせると、月々、最大支払額9465円で「受信最大2.4Mbps高速パケット通信でサクサク快適」の回線スピードの携帯インターネットを楽しむことができる。最大支払額というのは、いくら見てもその金額以上は越えないという意味。もちろん、一定のパケットに達しなければ、もっと安く済むのである。
 具体的には、ダブル定額ライトというのが基本料金1000円なので、5千円台でこのネット見放題の携帯が持てるということだ(見れば見ただけ支払額が増え、最大で5985円。PCサイトビューアー、EZweb、Eメール上限額)。
 しかもこのカシオの端末、カメラは2メガピクセル。私のウィルコムの20倍の画素数である。一体この端末、実勢でいくら位するのか調べてみた。するとだいたい2万円弱のようだ。なるほど、デジカメやシリコンオーディオ代わりに買い求めるひとがでてくるのも頷ける。
 価格だけみれば、ウイルコムのが7000円もしないところからみるとかなり高い。しかし比較にならないほどのこの高機能。あーほしい。前回の結論は、ケータイユーザは金持ちにはなれない、という負け犬の遠吠えものだったが、金持ちになってケータイ使いたい……(泣き言)。金持ちになって、両方もちたい。ふだんの通話はPHSを、ネットはauをやるんだーい。
※お知らせ
Demaskお取り寄せしますよ。サイズチャートも載っけました
それにつけてもかけてくるのは妻だけの市川哲也
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skypeに留守電メッセージ機能が登場

 skypeについて以前ふれたことがあったが、今回このskypeに留守電機能が備わったという話題を。機能の正しい名称は「ボイスメール」という。
 じつはこのスカイプの留守電機能、かなり画期的。サラリーマンならば会社の電話回線がパソコンのモジュラージャックにつないでも使えないことを知っているだろう。個人的に留守電を持ちたいと思っても、会社勤めの人や、あるいは家にホームテレフォンを導入している人は無理なのだ。
 じつは私の家もそうで、家はビジネスフォンになっているため、世の中にあふれる多種多様な電話機が接続できない。もちろん留守電もない。
 どこかにボイスメッセージを受けられるところがあればいいなーと思っていたところに、スカイプのこの機能。最高にタイムリーで喜んでいる。
 skypeに3月に出会って以来、最近はそれほど使うことなく、「パソコンを起動時にskypeも立ち上げる」というチェックを外していたほどだ(トホホ、だって誰もかけてきてくれないんだもん、グス)。それに、四六時中わたしとてパソコンの前にいるわけじゃないし、パソコンだって電源を落としていることも多い。そういうこともあってskypeとは縁が遠くなっていたのである。
 でも、留守電機能さえあればこっちのものだ。相手はいつでも、こちらに用事があるときはメッセージを残せる。しかもメッセージを残すほうは無料である。ちなみに、スカイプの留守電機能を使うには、3ヶ月5ユーロをクレジットカードであらかじめ支払う必要がある。また、スカイプのバージョンが1.2以上じゃないとダメのようだ。もちろん、skypeの載るOSじゃないとそもそもダメなのはいうまでもない。
 さっそく友人へメールを送った(とはいえ2人しかいないのだが、さみしーっ)。
 さて、具体的な流れだが、誰かが私へスカイプ電話する→(私のPCが立ち上がっていない)留守電が出る(英語)→メッセージを残すとスカイプのサーバーに保存される→私がPCを立ち上げ、スカイプにログインすると、ボイスメールが入っている旨表示される→クリックして聞く。そういう流れだ。メッセージはサーバーに保管され、一度聞いたら自分のPCのスカイプの発着信履歴に残る。何度でも聞ける。
この機能もどーせすぐ飽きる市川哲也
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ビジネスになっていない日本映画

 一瀬さんという映画プロデューサーがテレビ番組日経スペシャル「ガイアの夜明け」で、日本映画は現場が貧しいからビジネスになっていないといっていた。プロデューサーも報酬は収益の3~4%しかもらえず、ハリウッドの30~40%とは大きく隔たりがあるという。
 クリエイティブな産業の現場が貧しい←ビジネスじゃないと一蹴し、ハリウッドで活躍する一瀬さんの言葉は、実際貧しい現場体験のある筆者の胸に響いた。そうなのだ。正にその通りだ。もちろんハリウッドだって厳しい弱肉強食の世界かも知れないが、才能のある人ならそれに見合った報酬を受け取ることができる。日本はそうはいかない。才能があっても報酬はそれに見合うとはいえない。
 その代わりになんの才能も技能もない高卒の工員でも、へたに大卒でクリエイティブ産業の見習いなんかになってしまった人より、生活はよほど安定する。昔地味なメーカーで正社員をしたことがあるけれども、そこには、地域の雇用を支えるしっかりとした歴史あるビジネスの仕組みが成り立っていた。つまり、学歴や才能がなくても、そこそこ健康で働ければ採用し、工場内には保育園も作られていて、食堂もあり、社員一丸となって家族主義でやっていくというシステムだ。きちんとした就業規定や福利厚生の恩恵はもちろん、給与も労働に応じて支払われているのである。こうした非クリエイティブ系の産業では、ビジネスがきちんとできているのが日本である(それもまあ最近では揺らいでいるらしいが……)。
 私はアホだったので、自分のやりたいことはこんな地味なメーカーにはないっとばかりに退職し、ひどい労働条件(安い、不健康、キツイ、低未来)のクリエイティブ産業へ飛び込んだ。
 それがいま思い返してみてどうであったかは書かないが、とにかくエディターとかライターカメラマン、デザイナーといういわゆる「花形」の職業というのはろくでもない低賃金で雑巾のようにこき使われて捨てられるのである。それが、冒頭の一瀬さんは「ビジネスになっていない」という話で、とにかく貧しい現場、その犠牲のうえに、日本のクリエイティブ産業というのは成り立っているのだ。
 たしかに、地味なメーカーのサラリーマンよりはよほど刺激に満ちあふれた、愉快な日々を送れていたことは認めよう。しかし私は思う。そろそろ成熟した文明社会。先進国なんだから、愉快でやりたいことをする仕事だからといって、若者から、低賃金と引き替えに時間を奪うのはやめた方がいいんじゃないか。
 弟の彼女が有名私大法学部の4年生で今年就職活動中だが、ゴールデンウィークが終わってもいまだ内定がない状態。「やりたいことをやろう」病が発症したらしく、どこかロハス系雑誌の編集部で安いバイトからはじめようなどと言い出した。去年は公務員試験を受けるとか、世界をまたにかけて活躍したいとか言っていたのが、いざ大手メディアや商社、コンサルなど一通り受験してダメ(内定がでない)となるとこれ。得意のやりたいことを仕事にしよう病だ。そういう選択肢の順番からして、すでに弱みを握られているのである。もはや彼女は低賃金で使いたいクリエイティブ産業の経営者の意のままだ(もちろんそうはならないよう忠告するつもりだが)。
 こうした経緯(安くていいから私を使って、お願い)で若者がどんどんクリエイティブ産業に入ってくるのだから、あいかわらず現場は貧しいままで当面いくんだろう。まさに悪循環だ。
 それを断ち切ってビジネスに転換するには、収益をきちんと関係者に配分するハリウッド型の成功報酬システムをクリエイティブ業界に入れないとダメ。
 そうはいってもこの日本である。トヨタ自動車がどうも過去最高の純利益をあげたとかいっているけれども、そんな1兆円も剰余金がでるんだったら社員に分配したらどうなんだと思う。トヨタからしてこれだ。個人個人ではなく、会社、ひいてはその業界という目に見えないものにお金を留保していく社会、それが日本にこびりついた体質といえる。成熟した産業でもそうなんだから、クリエイティブ産業においてはなおさら、個人の待遇は軽視されざるを得ないだろう。
 日本社会の悪口になってきたからどんどん脳味噌からアドレナリンがでてきたぞ。
 ついでにいうと、国というのも悪いと思う。何が悪いかというと、稼いだ会社、才能ある個人から国が税金でもっていく。国、都道府県、市町村それぞれが儲けにハイエナのようにたかる構図だ。そうしたハイエナどもは自分たちが好きに作った法律でどんどんおいしい汁を吸っている。ホントにもうあきれるばかりだ。国がこれだから企業もダメだし個人もダメなんだ。
 とにかくビジネスになっていない。
 就職活動に不安を感じた弟が私に訊いてきた。「起業したいが最初に何やればいいか?」
 でた。この質問。資格学校なら喜んで答えるだろう。しかし私はそういう質問がでてきた時点で起業はやめたほうがいいといわざるを得ない。起業したい人というのはなにか熱いネタがなきゃダメなのだ。ネタが大事で、ビジネスは二の次なのだ。……あれ?
 結局弟には筋トレを勧めることにした。学歴は十分立派。あとは頭でっかちのひ弱人間にせいぜい見られないようにということで。
※BUNさんから投稿画蔵いただきまして、アップしましたのでぜひみなさんご覧ください。
http://www.alt-fetish.com/cnts/post/index.htm
BUNさん、ありがとうございました。
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ニート考

 NEET(Not in employment, educational or trainning、たぶん)すなわち、働かない、勉強しているわけでも、訓練しているわけでもない人たちがこの日本に85万人いるという。
 ガイアの夜明けでもやっていたが、番組としての結論は「ニートは、年金問題、赤字国債など大人たちがこれまで先送りにしすぎたつけが回ってきた。これからの日本が心配だ」である。私も正にその通りだと思う。ニートを支援するNPO法人の理事がこの番組で語っていたが、「大人の働き方が貧しすぎた」こともニートの一因になっている。親が会社の奴隷状態で残業残業で家庭と接する時間もなく、気付いたらリストラされていることはめずらしくもない。会社都合で振り回されて親は人生を台無しにされた、と子供は了解するだろう。そんな子供が、どうして「給与所得者」「正社員」になりたいと思うだろうか。
 政府がニート対策で数百億円規模の予算を付けたというらしいが、それは私に言わせると無駄に終わる。なぜならニート対策ということ自体が、問題の対症療法に過ぎないからだ。企業の経営者の意識や、社会システムを何とか変えない限りは、ニートは増え続ける。「企業の経営者の意識」「社会システム」を変えるのが、これまた不可能に近い。企業といっても数百万社あって、その経営者を一度に洗脳するなんてあり得ない話だ。また、社会システムはいまの縦割りの、保身を旨とする行政システムではとうてい変えようもないだろう。
 番組に登場するニートたちを見ていると、彼らはまったく機能を損なっているとか、そうしたこともない、じつにまともで折り目正しい好人物である(もともと取材を受諾するほどのキャラという底上げはあるにしても)。彼らをしかし励まして働くようにしても、その受け皿はたぶん相変わらずの「貧しい働き方」を社員に強いるような会社が大部分に違いない。または低賃金、低未来、肉体労働の派遣とかパートに限られそうだ。
 ニート→国力低下→円安といったヤバイ状況にならんと経営者の意識や社会システムはかわらんだろう。もっともそうなるとやばすぎて現行の経営者や官僚機構は滅びて、まったく新しい人たちが代わりに台頭する、そういう劇的な代わり方になる気がする。
 当面のニート対策をしたいのならこういうのはどうか。あるニート対策の学校が、ニートに便所掃除をさせたり、料理を作らせたりしているのにヒントを得たものだ。まず、ニートを抱える親の勤め先企業は、その親とニートの息子を1年だけ交代させる。親は家でニートとして過ごすのではなく、便所掃除をしたり料理を作ったりしながら「社会復帰」をめざし、アルバイトなどに出かけなければならない。ニートの子供を迎え入れる企業は、その親が社員としてやっていたことができるよう、何人かのスタッフを専属で付けて補佐する。しかも奴隷社員としてではなく、お客さんとして丁寧に扱う。
 そういうことをすると、ニートの子を抱える親は会社に逃げることができず、それどころかニートそのものの気分を味わうことができる。また、子は、スムースに社会参加ができるのである。このプロジェクトの趣旨は、親子のコミュニケーションの復活だ。
 まあ冗談にしても。
 なんでもものは中庸でないといけないと中国の故事は教えている。ところが日本社会というのは、特に高度経済成長を通して、またバブル後の不景気を通じて、メチャメチャやりすぎたんだろう。最初に戻るが、そのつけが回ってきて、ニート、ニートというのは結局親がいて、その親の子供であるわけだから、原因は親、ないし親の世代にあるというほかはない。
夏休みはニートだった、市川哲也
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すごい!携帯IP電話の衝撃

 最近はラバーフェティシズムのハブ空港と化している、Alt-fetish.comであるが、そこでコンテンツを書くよう命ぜられている私でも、むかしは自分が相当変態的な行動をしないと性的な興奮を得られないことに驚き、自分自身にひいてしまうことはよくあった。
 すべての途はローマに通ずにならって言えば、すべての変態はオナニーに通ずである。20代の後半になるまで、私は最大の効果を得られる、自分の変態スタイルの構築にはまっていた。そしてラバーに行き着いたわけである。しかしこれが終点だとはとうてい思えないのである。先人たちのさまざまな試みに接するにつけ、そう思う。果たして私のローマに至る途は、今後どのような風景を見せてくれるのか、いまから楽しみでワクワクだ。生きる目的にすらなりそうなほどだ。
 さて、先日PHSをドコモからウィルコムにした話題を開陳した。携帯端末としてははじめて、PC用ウェブサイトを見られるという点で画期的、しかも(いろんな割引を適用後なら)4000円弱で定額だという点でも驚き、そういう趣旨であった。
 しかし、その後あれこれ調べてみて、まだまだな点も発見した。
 その最大の弱点。それはこの端末(京セラのAH-K3001V)は、ブルートゥース(なおかつPDAに入っているウィンドウズOS)に何ら対応していない点だ。ブルートゥース(なおかつポケットPCに入っているウィンドウズOS)対応だともっとすごいことができることがわかった。
 「もっとすごいこと」それは、ズバリ、通話料無料携帯IP電話だ。ここからは現在は未対応の架空の話。念のためお断り。また、無料というのは正確に言えば、ウィルコムに払う月々のさっき述べた4000円弱を含まない、純粋に通話料(しかもスカイプ同士)が無料という意味だ。通信料についてはつなぎ放題のパケット方式で通信することを前提とする(PIAFSだと時間ごとに金がかかる)。おまけにブルートゥースができないからこれは現在架空の話なので恐縮だが、どんなことができたのかというと、まず、ブルートゥース対応の「未来のAH-K3001V(仮題)」に、同じくすでにブルートゥース対応となって久しいHPのPDAを接続。そしてそのPDAには、ポケットPC対応の我らがスカイプがインストールされている(あと、いまは未対応だがポケットPCのOSにキャリア端末の通信用ドライバインストーラが対応している必要もある)。おなじくブルートゥース対応のヘッドセットを付ければはい、ハンズフリーの無料携帯ip電話のできあがりというわけ。私はこんなことができるということを知った瞬間、新宿駅南口の甲州街道の横断歩道からいつも眺めているあのドコモビルが廃墟と化している様子を想像し、ひとり楽しんだのである。ちなみにUSBでつながるし、PDAではなくノートパソコン(ウィンドウズXPとか2000のようなメジャーなOS)とキャリア端末はブルートゥースである必然性は無線だという以外に特にない。
 これはドコモやauのようにいちいちパケット代がかかる携帯電話にはできない芸当だ(最近は定額も出てきたようだが高いし遅い)。パケット代がかかるキャリアでこれをやったらたちまちパケ死になる(ついでに電磁波リスクも、携帯はPHSより高いので気になるぞ)。あとは、どっかのメーカーが、AH-K3001V対応のブルートゥースアダプタを出してくれるのを待つのみ(ポケットPC対応のドライバを京セラが出す必要もあるが)、である。
 そうすれば、そのアダプタとヘッドセット(たぶんあわせて10000円くらい?)+PDA(30000円くらい?)+AH-K3001V(6090円)の合計4.6万円の初期投資で、夢の定額制、通話料無料携帯IP電話がわがものとなるのだ!(ただしそのアダプタはヘッドセットとPDA、PDAとAH-K3001Vの同時接続ができるものでないとダメだな)
かける相手のいない寂しい市川哲也
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大学ではアメフトをやってたんだ

 タイトル、もちろん私ではない。J-WAVEのソウルトレインのナビゲーター、りゅうさんともうひとり、私の浪人中の友人、U君である。
 アメフトをやりたがるような男と私は、基本的に友人になるということはあり得ない。のびた(それも変態の)とジャイアンが友達ではないように。うぷ。うぷ、とか言わないし、ジャイアンは。
 学生時代にアメフトをやる(やりたがる)タイプの男と私は、金輪際まるでタイプが違う。しかしそうした違うタイプの者どうしても、深い絆を感じることがある。それは互いを思いやっているということがわかった瞬間である。浪人中のU君はよく私のことを気にかけてくれた。彼から見ると私など命はかない海辺の生物のようなものに見えるのだろう。しばしば干からびそうになっている私を励まして潤してくれたのである。彼はいつも、私の目をしっかりと見て、体の一部を必ず触れながら私を励ました。彼は商社マンを父にもつ帰国子女だったからスキンシップも外国人並だと私は当時思っていたが、それ以上に、いいしれぬ親しみが沸いてきたものだ。
 彼と私の関係は、私が従、彼が主。私が弱、彼が強、私が下、彼が上、そういう優先順位のある状態で最も安泰だった。その後彼は、合格した上智大を卒業して商社へ。商社に勤めて海外をバタバタと行き来し、最近はついにどっかへいったまま音信不通となってしまった。私はといえば、そんな彼を、ただまぶしく眺めるほかない、あいかわらずしがない「水際のイキモノ」のままなのである。最後に彼に会って十年近くたつが、今でも、私に「大丈夫だって、いっちは」といってくれたのを、彼の強い視線とともに思い出すのである。
 きょうのネタはちょっと意味不明でしたね、あはは。いやちょっと、リュウさんが、リスナーにやたらに「俺、学生時代にアメフトをやってたのね」と繰り返すもんだからつい。それに対して(心の中で)「はあ」しかいえない自分が悔しいもんだから、ネタにしてやったのさ。ちなみに私は、「学生時代はミニコミ作ってました」。暗っ。
 さて。電車で人が大勢亡くなったのについて朝日のコメンテーター加藤さんが報道ステーションで「ハインリッヒの法則」のことをいっていたのが印象的だった。はじめて知ったのだが、この法則では致命的な労災は300もの小さなひやり体験が隠れているという。ひとつひとつは怪我もなく大したことはないものの、看過すると結局積み重なってとんでもない災害につながるというわけだ。致命的労災=戦争勃発に置き換えると、自民党の憲法調査会だったか、改憲派政治家連中の怪しげな動きひとつひとつが、300のうちの確実な1をなしていると、つくづく思った。
Text by Tetsuya Ichikawa
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政治に参加する権利がある

 国民は参政権があるし、話題の憲法九条を変える議論でも、国民ひとりひとりが投票する国民投票という機会が与えられている。だから私は九条は変えないほうがいいに決まっているから絶対に改憲に反対なのだが、いまメーンとなっている政治家、政府与党はこれを変えるべく行動している模様だ。それに対して、どうなのだろうか? 国民ひとりひとりが危機感を持ってヤバイ、変えるべきではないものを変えようとしている、と真剣に見ているんだろうか?
 そうは思えない。「参政権」など中学の公民で習って以来、サッパリだっていう人も多かろう。
 私もそうだった。
 しかし、この改憲だけはとうてい傍観できるものではない。許せない。錆び付いた私の「政治に参加する権利」をよっこらせと動かさないわけにはいかない。TBSのニュース23で憲法のことを特集していたのだが、戦力の保持を放棄すると憲法でうたっている国はコスタリカと日本だけだという。日本て超マニアック、ユニーク、そしていいと思った。そんな日本がこうして繁栄できているというのもまた、人類の文明が成熟している証拠で、居心地がいいのである。
 もっとも資本主義だからいろんな利害関係(たとえば大手商社に勤めている給与所得者でローンがたくさん残っている人とか)のなかで平和平和などというのを絵空事のように聞いている人もいるかもわからない。それはそれ。その人の自由であるから仕方ない。あくまでこのブログは、すくなくともこの私はどうなのだという話なのである。
 九条の会。なにか統一的なスローガンのもとに、絶対に集まるようなマネはしないものすごいキャラクターが集まっている。それだけに、今って、じつはたいへんな事態だと思う。九条の会で心配なのはジジババばかりだということ。死んだらどうなるんだろう? ぜひ、若い人たちのなかからも、こうしたのを作ってみないといけない。
Text by Tetsuya Ichikawa
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電気自動車が作る革新に満ちた社会

 ETV特集でやっていた電気自動車Elica。燃費は100円で300キロ走る。しかも最高時速は370キロ、加速はポルシェより速く、片山右京が心底仰天した夢のようなクルマができた。ガソリン(というか石油エネルギー)の効率も非常によい(発電からモーターまでを、精製から輸送、エンジン燃焼までと比較したときに効率が3倍以上よい)。
 慶應義塾大学自動車研究室清水教授が先頭になって、地場の中小企業35社の技術の粋を集めて完成したピュアEV(ガソリンを使わない純粋な電気自動車)だ。
 2007年のクリスマスに、200台販売用に生産し、一台3000万円で売る計画だ。燃費が恐ろしくいいことを考えると、また一生使える車であるならば、この価格、決して高いとはいえない。
 プロジェクトの教授ふたりは、この車を生産して販売してくれる企業を探すのに苦労している。既存の自動車産業の企業は、大手自動車メーカーに気兼ねして協力し辛い。まったく新しいものづくりである。これまでの生産設備や雇用の償却が終わるまでは、おいそれと企業側も乗り出せないのである。トヨタの例を出すまでもないのだが、ハイブリッドをエイヤッとやめて電気自動車ダーとなったときに、それまでに投資してきたハイブリッド開発費用はどうなるノゥ!?というはなし。
 じつは中国の電池メーカーが、電気自動車を作り始めている。深刻な大気汚染に悩む中国では、環境負荷の低い電気自動車への需要は切実だ。それに既存の自動車産業がそれほど大規模な投資をしてきていないという点も、新規参入の障壁を低めることに寄与している。清水教授らもそのメーカーへ商談にいったようだが、品質面ではやはり日本が優れているということでその電池の採用には至らなかった。日本のものづくりはまだまだ捨てたものではないようだ。
 電気自動車がもし、一気に普及した場合、エンジンで走る自動車産業は完全に崩壊する。なぜなら、電気自動車は、構造が非常にシンプルで、エンジンの自動車で必要とされるさまざまな部品の大半が不要になるからだ。自動車部品の開発でこの産業は成り立っているだけに、その核がなくなったらもうおわりだろう。
 もちろんガソリン、石油産業、このへんもやばいことになる(これはザマア見ろ、いままさしくバブルで高騰した原油で大儲けしている連中だ)。
 そして、メデタク、ロハスな社会が実現するのである。ただしひとつだけ心配なのは電磁波。Elicaは8個のタイヤの内側にひとつひとつモーターがついている。ものすごい電磁波を発生させているのではないだろうか? 中に載っている人の健康は大丈夫なんだろうか? もちろん、電磁波の人に対する害が科学的に因果関係が証明されているワケではない。しかし、「予防」という観点から、疑わしいのならやめるというのもまた智恵である。
 これほどすごいクルマを前にして、「電磁波は?」などとはなかなか言い出しづらいものがあるのだが、ちょっと心配ではある。
 とはいえ電気自動車の燃費の良さは圧倒的な魅力だ。電磁波を何とか逃す技術などすぐにできるはず……筆者は楽観している。リッター10キロもはしらない、バカでかいクルマ、そう、特にいま流行のミニバンに乗っているお父さん、このElicaプロジェクト、看過できませんぞ。
 それに、みんなが買えば安くなるクルマなんだから、まずは率先して自治体が買うべきだ。特に大阪市。スーツじゃなくてエリーカを買えっちゅうんだ、オイ、このやろう!
 政府主導で、公共事業の一環として、エリーカをすべての自治体の補助機関(省庁、役所)に備えるのである。エリーカ国債法を作って、国債をバンバン発行してエリーカを買う。エリーカは日本のものづくりを支え、さらに元気にするのにはまたとない特効薬になるだろう。
 これまで筆者は、電気自動車というと、非現実的な、理系のマニアックなシロモノだと思っていた。ところが、燃費の良さとポルシェを凌ぐ走行性能、広い室内空間を目の当たりにし、これはたいへんなものが出てきたとマジでビックリした。
 そしてもう一つ、Alt-fetish.comで進んでいる「国産ラバーキャットスーツ開発プロジェクト」。自分の国で自分たちが欲するものを、自分たちで作る。これですヨ、みなさん。やっぱりこれから、これしかないです。エリーカを見てやる気がますます高まった次第です。
Text by Tetsuya Ichikawa
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ロハスってなに?

 厚生労働省の所轄の「私のしごと館」といういわゆる箱もの行政施設で、収入が2億円足らずなのに支出が20億を超えていて、なおかつ職員27人だかの給料は平均年収が1千万弱だったという。この私のしごと館の運営経費は、給与所得者が毎月給与から天引き(&同額を会社も負担)される雇用保険料でまかなわれている。
 社会保険庁の事例と同じで、ジャブジャブと入ってくるこうした保険料収入の「運用」のために、訳の分からない、一部のうまい蜜を吸う公務員が出てくるのである。
 消費税を増税するという議論がかまびすしいけれども、増税する前に、こうした「公務員の体質」自体をあらためるようにしないと私は承伏できない。公務員の体質は、ニュースなどでときどきポコッポコッと思いだしたように出てくる、無駄遣いの体質だ。公務員は予算を水道から出てくる水のようなものだと思っている。投資をして、給与や材料費などの経費を計上して、利益を得る民間のビジネス感覚は皆無なのである。そういう公務員の組む予算が、年々ふくれあがっているのもむべなるかなだ。しかも人口は減っていくのに、である。人口が減るのに、なんで「戸籍課」の窓口に文庫本を読みながら日がな一日すごす職員がいるのか、オイ、小金井市!
 会社を経営していると、税金のことがよく分かるようになる。イヤでも。というか、私など税金のことが人生最大の関心事と言っても過言ではない。おじいちゃんも会社を経営していて、税金だけは払いたくないとあらゆる知恵を絞ってやっていた。血は争えないのである。なぜ払いたくないかというと、公務員が勝手なことをして私腹を肥やすことがあるからだ。そういうことは絶対にあって欲しくないのに、一切止むことがない。また繰り返しになるが、年間の予算がどんどんふくれあがっていることがじつに解せない。毎年2パーセントずつとか、減らせないのか。
 さて、ロハス。Lifestyle of health and sustainabilityの頭文字をとってLohas(間違ってたらお手数でもコメントで訂正してください)。要するに先進国において、これまでみたいにやれ生めよ増やせよでやって大量生産、大量消費の暮らしを繰り返すだけではもうダメだと、そういう反省の気運が盛り上がってきている。その一つの象徴的な言葉がロハスである。
 しかしそういう、よい機運に冷水を浴びせかけるのが公務員、税金、憲法改正、そういうのだ。私の場合は。
Text by Tetsuya Ichikawa
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