イスラム社会ではゲイは犯罪

 このほどアラブ首長国連邦で結婚式を挙げようとしていたゲイの男性26人が警察によって逮捕された。この人たちは「違法な性的志向を治療するため、ホルモン投与を含む医学的、心理的治療を」受けることになるらしい。これに反応したのが米国務省のM報道官。「国際的な基準と法に従うべきだ」と。弱。
 じゃあ何かね。イスラム圏では私らラバーのアナルファッカーは「逮捕」されて「ホルモン治療」の対象となるわけだ。こりゃひどい。そもそも同性愛はおろかラバーアナルファックも病気じゃない。ぜんぜん病気じゃない。世界保健機関の国際疾病分類を見てみるがいい。同性愛なんて一言も書いていない(93年までは書いてあったらしいが)。
 しかしここんところ激増する幼児への犯罪を見る限り、イスラム社会並みのキビシク理不尽とも思われる法秩序がここ日本でも必要なんじゃないかという見方が台頭するのではないか? 欧米などでは、性犯罪者に対して地域で監視したり、薬物で一定のホルモンを制御したりする取り組みがなされている。日本では性犯罪を犯しても刑務所で数年過ごせばまた社会に出されてしまうし、刑務所では性犯罪者の更正のために何らの手だてもなされていないのが現状である。
 子供を守るための立法にあたっては、立法府には厳格な変態のセグメンテーションが求められる(性犯罪者とほかの変態を区別する必要がある)。
市川哲也
Alt-fetish.com
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