デジタルガジェットレビューIXY55、ネットワークカメラほか

 イヤー昨日は。ものすごく緊張してしまった、23時39分。無事にうちあがりました。にしても、打ち上げ前後の乗組員の装備、あの格好すごいよね。まさにボンデージ。打ち上げは11時だけど、乗り込んだのは8時だそうで(いずれも午後、日本時間)長い、長すぎる。もうお願い、イかせてーって。発射の瞬間発射しそうだよ私なんか(ヤバイ、オヤジった)。ちなみに私はライブ配信をネットで見ましたよ。
 スペースシャトルの打ち上げから、自分ちの赤ん坊が寝ている様子まで、あらゆるモノが誰でも気軽に「ライブ配信」できる時代になった。そうしたテックカルチャーを支えるのが、各種のデジタル機器。デジタルガジェット。そのデジタルガジェット、要するにデジタルなおもチャ(デジカメ、通信機器、パソコン、周辺機器など)が個人としては人にちょっとえばれるんじゃないか、というほどに買い集めているのが、この「変態」ブログの著作者、市川哲也です。
 さすがに安くなったとはいえ、ちょっと買うと数万になりますこうした愛すべきキカイたち。買いすぎで貧乏になり、妻からはシカトされるほどコミュニケーション不全を招いていることは、秘密です。
 私もいっぱしのライターとして、ぽっかり空いた高山貴宏さんの空席を埋めるべく、デジカメレビューでも書きますかな。あれー、引かれちゃったかな?
 まず、CanonのIXY DIGITAL 55。なんで買ったか。え? 燃料タンクの様子を撮る「最初のミッション」のためかだって? イヤーそういうタンクはうちにはありませんから。買った目的は毎日の記録用です。何しろ時代はブログ、ブイログ全盛。私のようなITオタクがこれをしないで何をするってんで、プライベートな日々を非公開の別のブログに書いているわけです。
 CanonのIXY DIGITAL 55を買う前は何を使っていたかというと、NikonのD70。これは生まれて初めてもらったボーナスで、97年に買ったNikonのF5を中野のフジヤカメラへ売り払ったお金で買いました。Nikonのレンズが何本かあったから、残念ながらデジタル一眼の選択肢として私にはキヤノンはなかった。いや、いいんですよ、このD70だってもちろん。このD70について書くことはないっすよ。私のような変態野郎のセルフポートレート、ウェブアップ用の物撮りにはこれで十分です。
 ただ、重すぎ。日常の記録用にしてはあまりにも重かった。これにスピードライトをつけて、天井バウンスナゾして美しく写真を撮っていたんだけど、いい加減続かない。
 そこでこのCanonのIXY DIGITAL 55を買った次第。これならもう本当に軽い。どこでも持ち歩いています。
 オートモードでは、9個のフォーカスポイントを自動で識別してくれる。でも私はあくまで自分の意志で、ピントを合わせたいところへ合わせるので(シャッター半押し後にフレーミング、というのになれてるから、てへ)、その賢いフォーカス方式をキャンセルして、真ん中でフォーカシングするようにしている。このカメラのマニュアルモードというのは、眼レフのそれと違い、オートモードでは設定できないあれこれが設定できる(ただしシャッタースピード、露出は無理)。
 このモードにして、+1/3明るめに露出補正し、ISOはたいてい400でできるだけストロボは発光させないようにしている。というのも、ストロボで撮る写真が私は結構嫌いだからだ(天井などにバウンスできる場合は別)。光を被写体にねちっこく回り込ませて、コントラストを落とし気味に撮るのが好きなのだ。ISO50から撮れるこのカメラ、別にブログに上げる目的なんだから、400でもべつにいいのである。
 CanonのIXY DIGITAL 55を買って結構楽しいのが動画を撮る機能。1分以内の、数十秒の動画が10メガ程度のファイルサイズにおさまるメール送信用の動画撮影モードを利用している。
 ところがこのファイルだと、そのままアップしたりメール送信しても、ウィンドウズメディアプレーヤーやら、クイックタイム、リアルプレイヤーなどのよくある動画再生アプリではコーディックエラーになってしまう。コーディックエラーがなにかはしらんが、とにかくそういう理由で再生はお断りとピシャリ。
 そこで、買ったソフトがTMPGEnc3.0 XPress。これでMPEG1に変換して、サイズもさらに落としてエンコードしている。そうするとアラ不思議。さっき列挙した再生アプリで再生できるようになる。
 うーんこの感覚が大事だ。理由や詳細はよくわからんが、金を払ってソフトを買って使いさえすれば、アッという間に目的がかなう。金がかかってもたかだか数千円。そのおかげでできるようになるんだから使わない手はない。
 そんなわけで、あれこれ楽しくやってますが、私のブログ熱に火を点けたのはHeadline-Readerというインフォメーカーさんの作った優れたRSSリーダー。これもたしか2000円しない値段で買ったが、Headline-Readerのおかげで日々の情報入手がとても効率化された。
 最後に、我が家についに無線LAN導入決定。PLANEXの、パンチルト、ズームが可能な無線ネットワークカメラと、無線のアクセスポイントを買ってしまった(締めて6万円!、高い!)。こんな、要るか要らないか分からないような(しかもうまくつながるかも不明)なIT機器を、超高い、パソコン1台買えちゃう値段で買う私ってすごい、最高に貧乏路線まっしぐら。じつはこのレビューについてはまだ書けない。なぜなら今日着たばっかりでまだ接続してないからさっ。
JohnBarryをBGMにシャトル打ち上げ映像けっこういいですよ市川哲也
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