ピンクレディーがブーツフェチの根元

 筆者の幼年時代にブラウン管を賑わしたピンクレディー。47歳になるふたりが全国ツアーをしている。その模様を報じるドキュメンタリーで、記者に訊かれてケイが言ったのは、ピンクレディーになる瞬間はいつなのか、ということだ。
「ブーツをはいたとき。目線がぐっと高くなる」
 ブーツをはかれてしまうと、目線がつい低くなる筆者。なるほどと思った。
 ピンクレディーのブーツ、47歳のおばさんふたりが履いているものとは思えないほど美しく、見える。それは彼女たちふたりが、希有な体型の持ち主だからに違いない。真っ直ぐに地面から屹立した二本のブーツ脚。ひざで終わるブーツから丈までのあいだは、白い太ももが悦ばしくのぞいている。それはまるで世界の文明の交流の途だった、そう、あのシルクロードに匹敵する。ミニスカートの裾から始まる人間の野蛮な性欲、原初の体験は、脚を下りるにしたがってブーツすなわち文明と出会う。すべての性の爆発、生殖へのエネルギーは、高いヒールによって活動をそがれた細いブーツの爪先へと収れんし、そこで神になるのである。ブーツのなかで不健全にも熱く燃えるビザールな性欲。ピンクレディーのブーツに投射された私の性欲。私のラバー全身密閉フェティシズムへと至る、それは最初の出発点なのだ。
 それって、どうすか?
 Demaskのラバーマスクを出品したので興味ある方はどうぞ。今回はサイズが小さい使用済みのものです。よろしくおねがいします。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com
info@alt-fetish.com

ピンクレディーがブーツフェチの根元” への1件のフィードバック

  1. Fam@BBSMです。
    ご無沙汰しております_(^_^)_
    ピンクレディのロングブーツの件、過去の雑誌で読んだんですがミー・ケイ二人ともサイズは24.5cmとの事。
    そのときの雑誌取材コメントでは「二人ともサイズは同じだけど決して互いの靴を交換して履いたりはしない」との事でした。。。このコメントはフェティスト的には少々残念感が残りますが逆に「24.5cmサイズという男性でも着用可能なサイズの特注ロングブーツ」をふくらはぎにピッチピチに張り付かせて激しく踊り続けている映像をこのサイズの事を思い浮かべながら鑑賞すると何とも言えない性的興奮感が高まってくるのは私だけでしょうか(笑)
    P.S:
    世のフェティストに根強い人気がある70年代の編み上げロングブーツを諸事情によりヤフオクに出品いたしました。もしご興味がおありでしたら入札をご検討いただければ幸いです。
    (記載のURLサイトからAuctionコーナーをご参照下さい)

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