小資本で「儲かる」自己啓発・経営指南ビジネスの事例

このジャンルでの有名人はその卓越したキャリアをほっぽりなげてこのジャンルにはまった神田昌典サン。ワクワクマーケティングとかいう、パソコン習いたてでうれしい田舎のおばちゃん、おじちゃんを相手にする通販手法で本を書いて食っている小坂裕司サン(アマゾンで探せばすぐ出る)。
そしてそれがたとえばどんなものなのかの典型事例がこれ、J・マーフィーの成功法則
ポイントは、
1.テキスト中心の読ませるシンプルなウェブサイトは、「個人情報収集」という明確な目的がある
2.無料ガイドブックに「すごいこと」「金持ちになれる5つの秘訣」などが具体的に書いてあるかのように見える。
3.集めた個人情報はあらゆるこの会社の販促にあなたが死ぬか断るまで使われる
4.ウェブ広告やメルマガなど廉価な広告手法。
5.読者やシンパ(信者)は、神田や小坂の著作を評価するときに「すごい」「興味深い」と印象批評。「戦略」という言葉が好き。
6.神田のキャリアに説得力を感じてしまう、非エリートが主な「カモ」
筆者もやりたい。神田ビデオに2万5000円払った口です、ハイ。本もけっこう読んで、自分のビジネスに適用してみたんだけれども、あまりおもしろくなかった。
彼らのいっていることを卑近な例でいうと、「雑巾がけしてご覧、床がぴかぴかになるから。ほら、きれいでしょ?こんなにピカピカ!雑巾がけみたいな嘘みたいな簡単なことでこんなにきれい……。」その本質がまるで楽しくない。
ほかの参考事例
有限会社エイドリバー
豆腐の盛田屋
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com