年金未払いと文明対野蛮

 日曜日の朝日新聞は、ネット全盛の時代にあってもぜひチェックしておきたい情報ソースのひとつといえる。今日の注目記事から2点ピックアップする。
(1)年金未払いだとどうなるか……国民年金は払わないと結局未納者自身が損をする。国民年金が将来破たんするということはあり得ない。いま金がなくて払えない人でも免除申請さえすれば障害年金がもらえたり、また税負担部分からの受給も得られる。35歳から払いはじめても平均余命の79歳まで生きれば収支はプラスになる。年金を払わない人が将来頼るのは生活保護。生活保護は全額税金で賄われるため、払わない人と払う人の不公平感が大きくなる。国民年金の財源は半分が税金になる予定なので、払わない人は税金だけ払ってもらうモノは受け取れないから、それだけみても大損だ。税金ばかりは年金や受信料みたいに逃れることはできない。
【解説】筆者は親しい人で国民年金を未払いの人には口を酸っぱくして払うように説いている。国民年金については、意外と若い人に多いパターンだが、自分は払っているのかどうなのかも分かっていない人がいる。まずは親に訊くべきだ。その場合、扶養の健康保険とは話が違うので、確実に国民年金についてはどうなっているかを確認しよう。そしてそれでも要領を得ないのならば自分が住んでいる自治体(市町村)の役所の国民年金課へ行って確認するべきだ。
(2)今度のサミット……地球温暖化対策とアフリカの貧困撲滅をテーマとし、一定の成果を残した。テロについては英首相が「野蛮」と非難。サミットというとなんだか金持ちで武力も持っている強い国、先進国の仲良しお金持ちクラブといったイメージがあった。しかし今度のサミットはそうしたイメージをだいぶ払拭した。何しろ地球温暖化とか、途上国の貧困対策など、これまでメインテーマになりにくいものがテーマとなっている。テロについての解釈も意味深い。これまでテロというとイスラム対キリスト教先進国というイメージだったが、英首相はそうしたイメージを持ち出さず、あくまで野蛮対文明とした。イスラム諸国もテロを非難しており、一連のテロ活動はもはやイスラムだから、イスラムの連中による、ということではなくなっている。むしろ、宗教対立を乗り越えて地球全体の持続可能な発展をめざす文明国と、そうした人類の進化の段階に未到達な「野蛮」「未文明」な人たちとの戦いという構図である。しかもそうしうた野蛮、テロは、貧困がその温床となっているから、世界の貧困国、とりわけアフリカに多額の経済支援をして、これまでの借金も帳消しにして、がんばって立ち直ってもらおう、貧困を緩和し世界隅々まで文明化を進めようというのがサミットの狙いとなった。
【解説】人類が着実に進歩していることが実感できる、感動的なサミットだったと私は思う。
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学生時代は年金シカトしていたAFP、市川哲也
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