普通の人でも億万長者になる秘訣

金持ち本といわれるジャンルが好きな時期があった。要するに金持ちになるにはどうすればいいのかが、実際の億万長者の人たちに取材したり、あるいは億万長者本人が書いたりしたノンフィクションの本たちのことである。
 最近は読む暇がないので遠ざかっていたが、今日は筆者が唯一購読している有料メルマガに、普通の人が金持ちになる方法が書いてあったので抜粋して紹介しよう。
 このメルマガは「億の近道」というボトムアップアプローチによるファンダメ分析のアナリストの企業紹介である。別にそれを見て企業に実際に投資しているわけではないのであしからず(そんな金がないので)。
 それで、この著者が言っていたことのなにが真新しかったかというと、普通の人が億万長者になる秘訣を書いているわけだが、普通の人をジャンルワケしている点。勤めている企業の規模ごとにオススメの方法を書いている。
 まず上場企業。会社の企業価値を上げるために、業績を上げるために、自分がどう動けばいいのかをつねに考えること。
 上場をめざす企業。上場できるようがんばる。経営者に株の持ち分(インセンティブ)について話し合う。
 そして最後。上場をめざさない企業。いわゆる中小企業。そういう会社に勤めている普通の人は、必死で頑張るかまたは、株・不動産・中国株・デリバティブ・為替証拠金取引について勉強し、自己責任の元で投資を行う。
 中小企業の従業員は、元本を損なう恐れのある投資をしなければ、億など望むべくもない……とまではもちろん言っていないが、そう聞こえた。
 筆者は上場などめざすべくもないひどい中小企業ばかりを渡り歩いてきたし、またお金持ちにもなりたかったので、いろいろ投資について勉強した。億近の著者と同じくそれしかないと思ったからである。しかし残念ながら投資で利益を上げてお金持ちになるには至っていない。それどころか、日本人の個人金融資産の平均である1200万円などまったく持っていない。
 ますます貧乏になるばかりで、筆者の個人金融資産を減らしている元凶「本代」をそろそろ節約しなければならないと感じている今日この頃だ。
 貧乏FP(筆者は二級FP技能士、AFP。仕事はまったく来ない)が最後に説得力がないかも知れないけれども強調したいことがある。それは元本割れリスクがある金融商品に手を出す場合は、持っているお金の1割程度を限度に、それがすべて無くなっても気にならないという性格の金を充てろということである。あと小さなお子さんを抱えるご家庭のご主人は、必ず国民年金は払うべきだ(特に非正社員で会社の厚生年金に未加入の場合)。そうしないと奥さんが困ってしまう。
 もちろんこれはひとつの参考意見であって、投資は自己責任だから損するのも得するのもあなた次第である。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com