珈琲メーカーVSドリッパー

物欲を刺激するアイテムにコーヒーメーカーがある。メリタとか、デロンギから、デザインも美しい、値段も手頃なものがいろいろでている。
ところが、武蔵境にある筆者行きつけのコーヒー豆屋の親父は言った。
「手で入れた方が、全然おいしい」
どんなに高い機械を買っても、お湯を沸かし、手でドリップしたものにはかなわないと言う。コーヒーメーカーだと、じゃぶじゃぶと高熱のお湯を一方的にかけるばかりで、どうしても濃くでるかららしい。
そうした会話を交わすだけで、家に飛んでかえって、手でコーヒーを入れたくなるのだから不思議だ。実際そうして入れたコーヒーは実においしい。
機械よりおいしいと言えば、炊飯ジャーに物欲を刺激されている人も多かろう。ご飯も、炊飯ジャーよりもおいしい炊き方がある。圧力鍋(活力鍋)を使うのだ。活力鍋でご飯を炊くのは、以外にも炊飯ジャーの半分以下の時間しかかからない。水道光熱費の節約になる。仰天するほどおいしいご飯、もううちは、炊飯ジャーを使うことは二度とないだろう。
コーヒーメーカーも、炊飯ジャーも、どんなに安くても数千円はする。ドリッパー※は数百円、活力鍋はけっして安くはないけれど(2万くらいした)、高級な炊飯ジャーよりは安い。安くてエネルギー消費も少ない二つのアイテム、GWに突入の我が家でも大活躍が期待される。
※リンクは筆者が使っている商品です。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com