近未来のビザール自慰

 ホンダミナコという歌手が、改名していたという。名前の最後に「.」(ドット)を付けただけ。しかも、マスコミの報道のされ方が「改名していた」とまるで遺跡を発掘したかのような過去形。
 名前の最後に「。」がつくモーニング娘。のマネだろうか。
 Alt-fetish.com市川哲也宛にじつに素晴らしいイラストを書き下ろしてくれるSean氏。かれはchikaさんのサイトではHD氏として紹介されているようだ。
 氏の最新作を投稿ページにアップしたのでご覧いただきたい。全身をブルーの、おそらく0.35mm厚のラバーに包み、ショルダーグローブ、ストッキング、マスクをして、口とペニスに機械をつけてオ○ッている筆者の像である。
 キャットスーツ本体と同じ色のマスクは、一体型であることが予想できる。このマスクに、ヘッドフォンとゴーグルを付け、なにやらコンピュータから出される音と映像を見させられている。手は中空をまさぐり、全身が快楽のために細かく震えている。
 震えているのは局部と口にくわえさせられたバイブなどの装置の振動かも知れない。体を鍛えているのか、足下には鉄アレーが落ちていて、胸筋が割れている。局部には電流が流されているのかも知れない。ビジュアルと一体となった刺激が電気的に与えられ、ほどなく絶頂を迎えようとするその直前の絵である。
 こういう、キャットスーツと一体となった装置が開発されれば、まさに近未来のビザール自慰マシーンということになろう。
Text by Tetsuya Ichikawa
ラバー・レザー・PVCフェティッシュ
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