Alt-fetish.comトップページに掲載されているヘルメット姿のラバーマン、それがこのブログの著者近影にほかならない。
ラバー・レザーフェチの私が日常目にする、いちばんフェティッシュを感じさせるアイテムは、ライダーが身に着ける革のグローブや、ヘルメットだ。ヘルメットから後ろ髪が長く見えていたりするとけっこうくる。また、グローブについては、革が指の関節に深いシワを形成し、すっかりくたびれた感じのが味わい深くて好きだ。
ヘルメットをかぶっただけでペニスが屹立するのには自分でも驚いた(中学校時代だったかな)。ヘルメットかぶると勃起しない?ってクラスメートに訊いてまわって変態がばれたりした。ヘルメットの密着感、圧迫感、そして聞こえる呼吸音。この「よさ」を知る私のような変態が世界中にフェティシストとして存在していることを知るには、それから長い年月を必要とした。
結局ヘルメットかぶってどうのこうのというフェティシズムが直接的に表現されているメディアはみるに及ばなかったが、ラバーマスクに代表される、トータルエンクロージャーに行き着こうとしている。先日も書いたが、頭部圧迫感を楽しむためのインフラタブルマスクを、私もお客様の注文に便乗して取り寄せ、かぶり、みなさんに写真付きでリポートする予定だ。このマスクはここのところ人気化しており、例の晃子さんも手に入れた。早晩レポートがもらえるだろう。
さて、長く、ユーロ高が続いている。Alt-fetish.comがスタートした2001年頃は100円だったこともあるユーロ。今や137円である。仕入れが4割り増しなのに、売値はスタート当初のまま。全然儲からなくなってしまった。
日本独自コンテンツを作るなどしてユーロ圏に仕入れを依存する状況を変えていかないといけないとも思うが、なんといってもドイツのフェティッシュコンテンツの質の高さにはとうていかなわない。
高いときもあれば安いときもあるということで、為替の逆風には忍の一字であたる覚悟である。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com