萌えというと美少女ロリコンキャラへの欲情である。そのキャラのネタもとが最近ではいろいろな対象に広がっているらしい。8/26日経流通新聞のマーケティング非・常識(石鍋仁美)によると、その対象の主力が「鉄道」。新幹線や京王線など特定の車両デザインを取り入れた戦闘服を着た美少女が登場する同人誌が出てきている。新幹線なら白と青のSF調戦闘服。各駅停車はカジュアル服のガールフレンド、保線工事車は黄色いナース服といった設定になる。中央線ならなんだろ、オレンジ色だね。ノロノロと遅刻して登場。人身事故があったから、といい訳するとか?
鉄道だけじゃないらしい。他に自動車、硬貨、電子手帳、国名、憲法、拡張子が擬人化されているという。そういえば僕のウィルコムのPHSの端末は京セラのだけれど、愛称が「京ぽん」だった。最近京セラがこの京ぽんを商標登録出願したというニュースを見た。堀江もホリエモンだし。ああでもあの「営業腹」ばかりはさすがに美少女キャラが難しいなあ。
さまざまな対象を擬人化して自分好みのロリキャラに作り替えてしまう萌えの手法。じつはラバーフェティシズムにも有効。私の方法はこうだ。
まず、擬人化の対象は物である必要から、自分は「身体」という物だと思いこむ。次にこの身体をキャラ化するわけだが、僕がキャラとして理想的だと思っているのが、「ラバーキャットスーツを着てオナるのが大好きな、少し茶色く染めたロングヘアがサラサラのケバ目のギャル、昼間はバイクに乗っていて革ツナギの股間をバイクのシートにこすってもオナニーしてしまうのが秘技な娘」。アホでしょ? 放っておいて。
で、まず自分の自我を身体から放出して、空っぽにする。もう自分じゃない、自分じゃない、自分じゃないと念じよう。次におもむろにラバーを着て、あとはその「娘」が降りてくるのを待つだけ。ラバースーツを着るとどんどん興奮してくる。その興奮を味わっているのは、気が付けばその「娘」になっているというわけ。
擬人化、とはいわない?市川哲也
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“ポストオタクとしての「萌え」” への1件のフィードバック
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自分の身体をキャラ化して「ラバーキャットスーツを着てオナるのが大好きな、少し茶色く染めたロングヘアがサラサラのケバ目のギャル」に、そしておもむろにラバーを着て、あとはその「娘」が降りてくるのを待つだけ。
・・・すっ凄い、神降ろしじゃないですか、あるいはシャーマン(非常に強力なシャーマンは女装するらしいです)、シャーマン市川。
でもフェチの本質を考えるとあながち無茶な方法じゃないような感じ、その内、このエントリーに正式にTB送るようなテキスト書いちゃいますよ。
PS 選挙の方、いよいよマスコミもヒートアップして来た感じですが、市川さんの言われる改憲の問題については、あまり取り上げられませんね。「人は決定的で重要な選択をする時には賢明になる」そうあって欲しいのですが、、、。