そもそもフェティシズムとは何か。凡百の言葉より一枚の写真によってそれを物語ってもらうことにしよう。
この写真をみてください。
この写真はNYにすむ友人からもらった。
ところで、Alt-fetish.comが日本のセールスパートナーとして関与しているMARQUIS社では、2つの雑誌を刊行している。ひとつは、MARQUIS、もう一つは、ヘヴィー・ラバー・マガジンである。
MARQUISはあくまでファッションの一ジャンルとしての位置づけでラバーフェティシズムをとらえる。世界中のラバーファッションデザイナーの新作を紹介したり、ラバーをテーマとするクラブイベントを紹介したり、である。
世界にはたくさんのラバーコスチューム工房や、デザイナーがいる。彼らの活動により、ラバーフェチがただの変態以上の、もっと価値があってクールな存在になっている。世界のファッション誌上において市民権を獲得しつつある。
一方、ヘヴィー・ラバー・マガジンのほうは、そのタイトルが示すとおり、かなり深くビザールよりのラバーフェチを追求したテイストだ。
ボンデージとか、縛り、そういうったものも紙面には多く登場してくる。世界で活躍する有名女王様も出てくる。写真のクオリティも高く、誌面いっぱいにカラーで印刷されたビザールフォトの数々は、この雑誌の他ではお目にかかれない。
昨今増えている、女王様個人が自分の写真を撮ってアップし、有料で見せるペイサイトから、ピーター(編集長で発行人)が選りすぐって紹介しているのも見逃せない。月額料金を支払うことなく、こうしたいろいろなペイサイトのラバーフォトを見られるのはたいへんお買い得と言える。
まずはこうした雑誌を読んでみるのも、フェティシズムの世界を広げるのに役に立つ。