3/11群馬県で26歳のロリコン男(部屋に多数の少女ビデオやDVDが発見された)が隣に住む7歳の女の子にイタズラしようとして騒がれ、首を絞めて殺害した事件について。
こういう事件は最近非常に増えていると思う。この背景には、社会に子供を題材とするアニメ、ゲームなどのビジュアル商品があふれていることがまずあげられる。
ロリコン市場にターゲットを絞ったゲームや雑誌、ビデオやその他の商品は、近年になく多い。これはコミックマーケットの隆盛と不可分のトレンドだと思う。エロゲーの世界もすさまじい。
子供向けのアニメ自体は、子供時代なら誰でも見る機会があり、それ自体自然な行為である。普通は成長するに従い、アニメを見るのをやめて、普通は別のコンテンツや、実生活に関心を振り向けるようになる。
ところがそれに失敗すると、こっちのほうのお客さんになってしまう(ロリコン商品を買うようになる)。失敗する理由はさまざまだろうけれども、いちばん大きいのはメディアの中の出来事と現実の世界の区別が難しくなってしまうことである。
現実世界にはモラルとか、法律があって、大人は相互にさまざまな衝動を抑制しあって生活している。でもメディア世界でしか生きていないオタクはそういう衝動抑制の機構が発達しにくいんじゃないか。
メディアはメディア、現実は現実だとし、現実世界にきちんとコミットできるように助けるような教育が必要だと考える。
まそれはこれからの話で、ではいま、ロリコン的な世界にどっぷり浸かっているオタク向けの対策はどうするか。
そこでフェチの出番だ。Alt-fetish.comのフェチはSMと不可分である。基本的には衝動は他者に向かうのではなく、自分に向かう。だから間違って死んじゃうことはあれ、人を殺すことはない。
子供っぽい雰囲気の女王様ばかりいるSMクラブで、ロリコンをマゾ化して無害化するというのは?