あー払いたくない。公的年金、得するのはだれか?
木村剛さんが年金はネズミ講だといっている。
これを読むととりあえず得をするのはいま50代くらいの公務員や国会議員の人たちのようである。サラリーマンや自営業者などとくらべて、同じ期間加入し、同じ保険料負担でも、彼らがいちばんたくさん年金をもらえるようになっているらしい。
そもそも公的年金にこのような差別があるというのに筆者は違和感を覚える。特に拠出した額が同じなのにもらえる額が違うというのではまるで不公平だ。
なるほどだから筆者(30代前半)のまわりの、公務員を親に持つすべての子供がやはり公務員になったんだ。彼らは、公務員は得だっていうことを、親からきっと吹き込まれてきたに違いない。
木村さんのコラムを読んでも、なにも解決しないところが寂しい。ちなみに、損をするのはサラリーマン(特に独身)や自営業者、学生など。
賦課方式とかいって、いま、年金をもらっている人たちの分は、いまあなたが払っている保険料でまかなわれている。だから、お年寄りを大切にとかいって、うやうやしく席を譲ろうとしている、若いサラリーマンを見ると、偉いというか、?と思ってしまう。
年寄りは基本的にわがままで、頑固で、人の話を聞かない。付き合っても楽しくない。特に、頭の悪い年寄りはその傾向が強い。そんなヤツラのために、いくら払っているのかもよく分からないままに、サラリーマンは彼らの生活費を給与から天引きで支払わされている。
FPとしてこれは、本当に驚き、あきれる話である。
プロのFPや社会保険労務士は、年金問題についてどう考えているのか? 筆者が受講したリスクと保健の授業の先生は、社会保険労務士だった。やはり、「おかしいですよね」とはいうものの、「払っておいたほうがあとあともらえる。払わなければもらえない」と言っていた。
木村剛とか、頭の切れる人たちは別に蓄財に不自由しないから年金なんて払わなくてもいいんだけれども、うちら一般人は、やっぱり年金に頼らざるを得ない、というのが実状ではないか? もちろんその年金制度がひどい制度で、損もいっぱいしてしまう(お上や金融機関に労働のあがりの一部をかすめ取られてしまう)にしても、だ。
30代の諸君、あきらめよう。
“年金、もう払わん!と言いたいが……” への2件のフィードバック
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私の頭の中では、年金がネズミ講と同じ仕組みであると深く認識しています。しかし、性質の悪さはネズミ講以上でしょうねぇ。何せ規模が国家レベルなだけに、大変気付きにくい。まぁ、反対の意見の人もいるでしょうがねぇ。少し頭をひねれば・・・気付くと思うが・・・。理屈は簡単で、『人口ピラミッドの底辺層は必ず頂上層に達する』・・・という事が避けられないからですねぇ。仮にある時点の人口ピラミッドの構成状態が底辺層の人口が一番多く、頂上層の人口が一番少ない状態であるとする。まぁ、下の世代に行くほど人口が多いと思ってもらっても結構ですねぇ。年金制度を支えるのに理想的と言ってもよい人口構成でしょうねぇ。でもね、時が経てば必ず、底辺層は頂上層に到達して年金の受給対象になってしまう。つまり一番人口の多かったはずの底辺層の世代が、なんと年金制度を理想的に運用するのに本来ならば、一番少ないと困る頂上層の世代に到達するのです。一番多かったはずなのに、一番少なくなるとは・・・恐ろしい事ですよぉ。この過大になった重荷を無事に支えて行く為には、更に多くの底辺層の人口が必要となって来るのは、阿呆でもわかる明白な話。この底辺層もまた頂上層に・・・堂々巡りと言うのか、どこまでも終わりが無いと言うのか。はっきり言うと、人口が無限に増え続けないとならんと言うわけだなぁ。止まり始めた時が、年金制度も年貢の納め時・・・つまり破綻。これは、ネズミ講の論理ですな。当たり前だね。人口が無限に増えるなんて無いもの。土地や資源に限りがあるし、経済的な理由でも簡単に少子化になるし、実際に少子化になってるし。医療が発達すれば簡単に高齢化にもなる。少子化や高齢化が年金問題の原因だなんて耳にするが、様々な社会情勢の動きの中で発生した社会現象のひとつにすぎん。少子化も高齢化も元々は、ありうる話なのだ。ありうる可能性の話なのだから、年金制度を作る段階から想定しておかなければならないのだ。更に、国は年金が100年続く(私に言わせるとたった100年かよ・・・だ。2世代で終わりじゃん)とか、ほざいてるが、続くわけないだろ。じゃあ、今から50年後の2050年あたりに、オギゃーと生まれた奴らが爺さん、婆さんになったら年金がもらえないと言ってるもんだから、絶対に年金保険料なんぞ払わんと思うぞ。2050年で破綻だな。当然、2050年に破綻する事がわかっているやつは、今、保険料を払う事はしないだろう。その結果が年金保険料の未納率が約4割もいる事実だろう。4割の中には明確に事態がわかっている奴もいれば、何と無くだが気付いている奴もいるだろうがね。しかも、たぶんもっと未納者はもっと増える。年金推進派がグダグダ言おうが、江角をCMで使おうが、もう既に年金ボイコットの奴らがかなりいるという事実そのものが非常に重いのだ。なら、どうすりゃいいんだ?と言う人もいるだろう。まあ、現行の賦課方式をやめて、自分と企業が折半して積立てた年金を取り崩すして行くような積立方式に変更した方が、無難だろう。ただし、極端なインフレによる価値の変化に対する対応など、クリアーしないとならん問題も出てくるだろうが、そこは政治家の腕の見せ所だろう。税金や特例などで上手くコントロールしていけばいいと思うね。ちなみに私は、年金が最初からもらえない事を前提に今のうちから準備に入っているがね。私は、28才ですが。無論、年金保険料は払ってない。
国民年金の受給資格
「国民年金」のために、こつこつと保険料を支払い続けてはいるけれど、実際、どうしたら国民年金は支給されるのでしょう?
国民年金は、65歳になったら勝手に受給できると思ったら大間違い。
「受給資格」があって、それがクリアできないと、国民年金は受給できないのです。
では、「受給資格」って何?
一定……