アホの石原のせいで著しく進む東京の右傾化。
母は、公立学校のすべての式典で、君が代の時はいつも座っていた。母だけが座っていたから、そこがまるで陥没したように見える。母は先生としてではなく、父兄の席でそういう行動をしていた。別に左翼とかじゃない。何らかの組織に属しているわけでもない。ただ立つ必要がないから、ということで座っていた。
筆者は、そういう母を見て、ふーんと思い、立つ人と座る人のあいだの違いはなんだろうとか、いろいろ問題意識を持って考える機会を得た。
ところが、こういうふうに座ることが法律で許されなくなるとなると、子供の問題意識が芽生える機会もなくなってしまう。ひどい話だと思う。
右肩あがりで国が伸びてきた時代は終わって、子供が産まれないとか晩婚化で景気も頭打ちである。企業の需要も今後、今までのような成長は絶対にあり得ない。
そうした中で、小泉、石原に見られる相次ぐ右傾化の兆候。国民に、なにも考えるな、といっているとしか思えない。
ブログは、そうした国のあやしげな魂胆に異を唱える絶好の場だと思う。少なくとも考える場として機能していると思う。
筆者はちなみに創価学会、左翼、右翼、特定政党、宗教一切に属していないことを念のため付記しよう。