今日帰国した5人の若い拉致被害者家族たち。彼らのうち何人が、「フェティシスト」であろうか。フェティッシュジャーナルの関心はもっぱらその一点に注がれる。
北朝鮮には、私たちをフェティシストにした、戦隊もののテレビ番組とか、エロいコスチュームのハリウッド映画とか、ルパン3世のアニメとか一切無いだろう。
だからきっと、彼らの全員が、Alt-fetish.comのフェチを見ても???って感じに違いない。
そして、もうある程度成人してしまっている彼らに今さらフェチを啓蒙したところで無意味になると思われる。
ただ人がフェティシストになる原因、後天的原因からは無縁な彼らが、この私たちのフェティッシュにどのようなリアクションを示すのか、一度見てみたい気がする。
それにしても、北朝鮮はとんでもない国だと思う。日本人をかっさらって、それをだしにして飯だの薬だのをよこせと首相を呼び出すなんて。国際的犯罪国家であることは間違いない。
やはり民主主義、立憲民主制、三権分立、資本主義、こういう制度が(もちろんさまざまな限界や問題点を抱えながらも)、少なくともいまは、一院制社会主義国家よりもフェティシストにとっては生きやすい。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com