ラバー製品のケアについて

 ラバー製品を使って楽しんだり、考え事をする場合に気になるのが、ラバーの取扱だ。
 着た後は、かならず石鹸で、よく洗う。洗濯機などを使わず、手で洗って欲しい。
 裏表よく洗い、またファスナーの部分も皮脂などが詰まりやすいのでよく丁寧に洗ったのち、乾かす。筆者は、浴室についている「乾太くん」というガスの乾燥暖房機を使って、30分ほど乾燥させることにしている。本当はいけないと思う。後に述べるが、ラバーは燃えやすい性質を持っているからだ。熱でいつ燃え出すとも分からないので、長時間はしないようにしている。
 乾いたら、内側にはベビーパウダーを少し塗って、表はそのままである。
 そして、冷暗所に保管している。カビが生えたりしたら最悪なので、カビの生えにくいところを選んでしまうようにしている。なお、防カビ剤は化学物質であり、ラバーとどういう化学変化を来すか分からないので、本来的には使わないほうがいい。
 BLACKSTYLE社はラバーの取扱と保管にあたり次のような禁止事項を上げている。
・鋭利なものを身に着けてラバーを着ると、ラバーが破れたり傷ついたりする
・直射日光には当てない
・油脂(皮脂や何らかのオイル成分)がついたままにしない
・燃え易いから火に近づけない
 こうした基本的な事項さえ守れば、あとはさほど神経質になることもないと思われる。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com