ペニスにシース、アナルにネクサスグライド!

 さて、きょうは世にも珍しいフェティッシュアイテム、ツールのご案内です。ALT-FETISH.comはこの円安時代にあって、ユーロ圏からものを仕入れて在庫しています。在庫が増えることは、非常にリスクをともないます。小売業の効率は在庫が少なければ少ないほどよいのです。しかし、私たちは、ビジネスというフォーマットを事業継続性の観点から使っているだけで、実態は完全にフェティシストです。在庫が増えようがどうしようが知ったこっちゃない、そうじゃなく、商品にフェティッシュな力があるのかどうなのか。それがまず重要です。フェティシストとして、今回もまた、たまらないその魅力に負け、常備在庫品を増やしてしまいました。今回増やしたのは前立腺マッサージ具の「ネクサスグライド」と、「シース」「チューブ付きシース」「タルカムパウダー」です。
 前立腺(Gスポット)ファンの方はもうすでにご体験済みのことかと存じますし、世には廉価に類似品が出回っておりますから、あえてALT-FETISH.comが販売することもないのです。しかしラバーフェティシズムにまつわるあらゆる商品を販売したい私どもとしては、中も、外も、ということなのです。外はもちろん、ラバーコスチュームです。そして中。それがこのネクサスグライドです。中、つまり肛門内にこのフェティッシュツールを挿入されている情況、この情況自体が猛烈にフェティッシュです。
 さらに興奮することに、シースsheath、これはペニスにかぶせる薄さ0.4ミリの厚手の立体成形コンドームと思っていただいて間違いありませんが、これがすごい。付けたときの見た目、「ああこういうフェティシズムがあったんだ」となにかの起源を見つけたかのような驚きです。私たちのブーツ好きを、一部の学者はブーツの形態に私たちがペニスを見るからだと分析するのですが、このシースを自分自身に装着すると合点がいきます。ただのわたしのフニャチンも、これを付ければ電通もかなわない究極の性の訴求力を手に入れることが出来ました。
 チューブ付きと、チューブなしのふたつがあるのが悩みの種です。とりあえず両方とも販売しますが、注文がどちらかに偏ることがあれば、片方はやめようと思います。私自身、好きなのはチューブなしです。ひとりでするにしても、相手とするにしても扱いやすいです。チューブ付きのは、自分でさらにチューブを継ぎ足して相手に飲ませるとか、どちらかといえばより上級な方向けといった位置づけになるでしょう。
 ネクサスグライドにしても、このシースにしても、日常生活上、必要かといえば決してそうではありません。しかし、ものとしてある以上は発明されたわけです。必要は発明の母、といいます。これらのアイテムにも、私たちだけが知る必要な場合というのがあるはずです。それは、お客様、豊かな文化的・知的背景を備えている素晴らしいお客様ご自身でお考え下さい。
市川哲也
ALT-FETISH.com
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