ツイッターでは現状の世界に問題(課題)を発見してこれを解決したりあるいは逃げようとする人たちのユニークな投稿であふれています。
私が注目しているのは、女装男子のアクティビティーです。女装男子は以下の技術革新により、近年ツイッター、インスタで盛り上がっています。
- メイク動画
- 100円コスメ
- 男子の草食化
- 文化の多層化
- ジェンダー解放
- 自己表現、承認欲求への高まり
- 「いいね」による評価の即時の可視化
これら技術革新や文化の進展により、そこら辺にいるリアルの女子とは比較にならないほどの「美女」がネットにあふれかえることになりました。それらはもちろん、男性なのです。
しかし、誰でもできるほど敷居が下がったとなれば、待ち受けているのは熾烈な競争です。女装男子でも、フォロワー数を稼ぐのは容易ではありません。ラバーを、コスチュームに取り入れる女装男子はまだそう多くはありませんが、半年もすれば飽和すると思います。つまり、そろそろラバースーツでターボをかけるのも、最後のチャンスになりつつあるのではないでしょうか?
今回、幸いにも私に発見されたのはめるもも君。18歳の若者。女装をツイッターではじめて半年で、フォロワーは7000人くらいです。DMでラバーのことを紹介したらきてくれたので、撮影しました。撮影後1週間以内に600くらいはラバーでフォロワー数を増やせたのではないでしょうか。
彼はなんと、体重が本当に軽い。女性より軽い。ですので、ぴっちぴちのキャットスーツがなくて苦労しました(何とか在庫から見つけて着てもらったんですが逆にきつすぎたようです)。
ツイッターを見てもらえれば分かりますが、肌も白く、顔も小さくて、何より若く、ガチで女性っぽい感じなんです。いくら技術革新で猫も杓子女装ばやりとはいえ、まともに見られる人はやはり少数なのです。
私のもくろみ通り、この「美女」がラバーを着たときのエロティシズムたるや半端ないです。もちろん男性だから、「それ」もしっかり付いていて、そのエロさもまた格別です。それがない女性では出せない、まさにオルタナティブなエロティシズムが、また発見されました。
彼はもちろん、ラバーフェチではありません。光沢のある黒いびちびち服に、ペニスをおっ立てるような変態の私とはまったく違って、ラバーなんてはじめて知ったし、着たときの感想も、「キッツ、キツいです!」だけ。あそこがどうだったかは私は見ていないので知りませんが、この格好で触られたりしたら、たしかにいいかもしれない、とは言ってくれました。
キツい、めちゃくちゃキツいです、って言っている彼を見て微妙に興奮したのはここだけの秘密ですけどね――。