TVCMが無効な失われた男たち

 このサイトは、アメリカの大手ハンバーガーチェーンが開設した。一週間に4600万回のビジターを獲得。
「わが社にとって、18歳から34歳くらいの若い男性 ── テレビを見ないためテレビ CM の効き目がない若者たち、いわゆる“失われた男たち” ── に訴求する手段を持つことが重要だった。この世代の男性がインターネットを活用しているのに注目した」担当者の弁。
「失われた男たち」という表現が傑作だった。
日頃テレビは週に2時間程度しか見ない。一方、PCモニタは一日に5時間は必ずみる。だから筆者も失われた男である。ただかといって、新しい商品が嫌いかといえばそうではなく、日経流通新聞などから話題の新製品情報をキャッチして積極的に試す。ある程度そういうのに「乗る」というのも楽しいからだ。
ちなみに、筆者がこの鶏さんにお願いしたなかでいちばんおもしろかったリアクションを得られたのは、
Kiss me!
Watch TV.
Think about yourself.
I want you to see your back.
Do you like MacDonald?
だった。結果はお試しあれ。
Text by Tetsuya Ichikawa Alt-fetish.com