また見つけた女装マン

 ニューハーフ、女装系の人たちのなかには、フェティッシュなテイストを好む人が珍しくない。その最右翼はもちろん超美しいchikaさんである。chikaさんをみると美しさというのが性別を超えた普遍的なものであることが分かる。ビザールビューティーの伝道師といえばこの人をおいてほかにないだろう。
 今夜、chikaさんに続いてふたたび筆者の心を射る美しい人を発見したので報告しよう。佐緒里さんである。
 この人のくちびるがなんといっても美しいと思った。あるパーツ(口、目)が圧倒的に美しいとか、魅力がある場合、その人がフェティッシュコスチュームをまとうと相乗効果で最強となる。私が目を公開したら、数百人の読者の皆様のうち何人かの方々がメールをくれた。思い切って公開して本当によかったと思う一方で、自分にも女装という新しい境地が開けたのではないかと畏れにも似た興奮を抑えきれずにいる。まるで誘われるかのような気分である。
 これまでは女装とかは一切なく完全に閉じた、自分だけの変態趣味だったラバープレイだが、見せるという視点であらためて考えてみると、まだまだあれこれ試してみたい領域は少なからずあるように思われる。
 昨今のメーク技術は進歩が著しく、私のようなくたびれた30過ぎの男でも、それなりに評価をいただけるように化けることができる。ぜひみなさんも、女装というイメージにとらわれることなく、美の追究を果たし、すでにサイトで活躍されているご同輩の仲間入りをしてみてはいかがだろうか?
 そうすれば女性ホルモンも活性化して若く賢く美しくなれる。
 さて今日はサンマルクというベーカリーレストランのチェーン店へ夕方出かけてみた。暴風吹き荒れるなか、閑散としていた店内も、ある典型的な「層」の人たちが続々と蝟集をはじめ、混みだした。
 駐車場に高級外車で乗り付けるその人たちは、やや生活にゆとりのある(と思われる)子連れの専業主婦の方々である。なぜ私がそういう層(リッチ層)だとその子供連れの女性たちを推定したかというと、平日昼間、子供を連れて、複数の外車をそれぞれが運転してサンマルクにやってきたからだ(なぜか知り合い)。で、リッチの証左たる外車だが、外車を購入・維持するのにいくらお金がかかるか知ってます? 推定だが月々10万円は軽く超えるだろう(外車がなんでダメ(割高)かというと、自動車にかかる税金が死ぬほど高いから。奥さんだけじゃなく、政府の扶養もさせられる。国を思うんだったらじぶんとこの市町村の税収になる軽自動車にしたらと思う)。リッチの証左はもう一つある。彼女たちの時間だ。昼間働いていない。消費をしている。まさしくリッチである。
 で何が言いたいかというと、彼女たちの夫は、その時間、たぶん働いているだろうということだ(だっていないもん)。ダンナの所得でもって、その女性たちは外車を乗り回し、外食できる。
 さて、そのダンナさんたるみなさん。人生どうですか? もうあとは、扶養の責務を果たすのみ。会社にしがみつかなければ、クルマだって奥さんだって維持できません。うんざりしてきます。
 ここらで一息、女装くらい、いいじゃあありませんか。
 まあまじめに会社に勤めて、お金を奥さんとクルマと子供にもって行かれて。自分の楽しみ、何がありますか? なにかありますか。
そう、女装があります。私としては、そんなみなさんにこそ、さわやかな女装をお勧めする次第です。
 人生いろいろ、会社に入って、奥さんと子供養って、ベンツも買って、そして女装もする。多様性がなきゃいけない。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com

また見つけた女装マン” への1件のフィードバック

  1. いつも興味を持って拝見させていただいております。
    ま、私の主とする分野とはかけ離れている?かと思うのですが
    今回の文面を拝見しておりますと、ふと、そうでもないか・・
    なんて感動させられました。
    たしかに富があるにこしたことはありません、逆説的に言えば
    僕たち凡人には分からない世界があるのかもしれません・・
    が、とどのつまりこういった性癖は満たされる場所が、まだまだ
    難しいということですね。僕も賛同いたします!昔から裸の
    付き合いっていうじゃありませんか、もっと「ナチュラル」に
    陶酔&表現してみませんか?^^

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