テレビがネットにのみ込まれることは絶対にない

 毎日やることといったら、子育て、近所の主婦との会話、家事、雑事ばかりである。毎日変わる事なんてひとつもない。せいぜい風邪をひいたり治ったり、程度のものだ。そんな私の日常ではテレビ、それも他人のとっておきの不幸をおもしろおかしく教えてくれる民放だけが心の支えとなる───こういう専業主婦っていると思う、多くはないだろうが。テレビを見てるヤツってバカか暇人しかいないと思う。バカか暇人がネットなんて小難しいことができるわけがない。だから日枝のいうとおり、テレビがネットに飲み込まれることは絶対にない。バカ&暇人向けに消費財・サービスを売りたい企業が、媒体価値をテレビに見いだし続ける限りテレビは不滅だ。消費財市場が不滅な以上、テレビもまた、不滅だろう。
 雑誌で、IT企業のサラリーマンの某氏は年収2200万円、金融資産4800万円というのを見て驚愕した。私から見るととてつもない金持ちである。しかも年はあまり変わらない。すごいなあ。奥さんは専業主婦だって。そういう奥さんていったい何なんだろうと思う。たぶん私がもっとも嫌いなタイプに違いない。
 ホリエモンが結局フジを支配するというのはなくなったようで、つまらない。あの奇妙な日の丸メディアを、なんとかしてもらいたかったのだが。ホリエモンといえば、けっこう太っていると思う。ああいう太り方ってよくない。きっと、Alt-fetish.comのオリジナルキャットスーツは着られないと思う。着られてもすぐ剥がれそう。そういう点ではかわいそうに。肌もテカッているし。ラバピカは不要だな。
 私がああいう太り方をしないで済んでいるのはひとえに貧乏粗食くらしと毎日の家事労働のおかげである。
 まあ私のことはいいや。
 ラバピカだけれども、薬事法で勝手に輸入しちゃいけないことになっている化粧品に該当するといけないので、今度から「肌に直接塗る」用途があるということは書かないことにした。もちろん内容はいままでどおりだし、別に目的はラバーに光沢を与えるのがメインだからたいしたことはない。スベリをよくしたいんだったら、皮膚に塗らず、ラバーの裏側に塗ればいい話である。
 朝日がコラムを読むのに無料だが会員制にしやがった。個人情報目当ての乞食め。なんでどうでもいいコラム読むのに住所まで知らせないといかんのか。
 僕が朝日のコラムを読み出したら人生に倦んでいる証拠。会社員時代によく読んでいた。会社を辞めても、こうして読み出したということは……。しかしもう辞めるものはない。
 年収1億、家賃100万のマンションに住む漫画家ということで新城まやがテレビで紹介されていた。寝る時間は毎日2時間くらいなものらしい。
 なんか最近は、かわいい学生や、おそらく優秀なサラリーマンがそれなりにおもしろいブログを書くことが多くて私は疲れ気味だ。しかしchikaさんとフェチブログの双璧をなすべくがんばらねば。
 昔、ものごとを書いたりしゃべったりするのが大好きだった「素人」の私は、ある言葉の存在を知ってギョッとしたことがある。それは「床屋談義」という言葉。床屋の客とオヤジが交わすような陳腐でくだらない話題をさすんだと思う。私が常日頃語っていること、書いていることも床屋談義の域を出ないのだろうかと虚しくなった。
 ブログもほとんどは床屋談義だろう。もっともブログが床屋談義と違うのは読者がいること、時として社会的影響力を持つことカナ。それにほんものの床屋談義自体、いまはほとんど絶滅しているはずだ。しゃべる床屋ほどウザイものはないからね。あー、床屋は放送禁止用語だったね。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com
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