筆者は、マネージャーの命により、近々Alt-fetish.comで発売を始めるブラックスタイルのラバーキャットスーツの試着をさせられている。
いろいろなサイズのキャットスーツを着られる。先日着た最小サイズ、男性用のXSサイズを着たときは格別だった。
非常にきつくて、あらゆるところが少しずつラバーに引っ張られて身体に密着している。まっすぐに立つのもけっこう拘束感があって油断すると身体がすぐに曲がってしまう。そうするとどうだろう、股の部分についているファスナーをゆっくりと開けて指をつっこんでみたときの何ともいえない開放感。快感。誤解しないでほしいが、アナルに指を入れたわけではない。
不思議と自分は女で、とにかく誰かに入れてほしいという思いが強くわき起こった。しかし入れる穴と言えばアナルくらいしかないのが悲しい。入れるものは一切無く、欲求不満が募った。
そこで、今度はペニス付近から大量のローションを注入してみた。皮膚とラバースーツのあいだのわずかな間に挟まれたペニスはこれでローションまみれとなり、まるで女性の膣に挿入したときのような感覚だ。とにかくうずうずするほど気持ちがいい。
ジッパーを締めて、上からペニスを、コックを操作するみたいに、亀頭部分を指で上から押さえながら上下に動かしてみた。するともう最高に気持ちがいい。ラバーと皮膚のあいだのローションがねっとりとペニスにからみつく。ああこれ、全身コンドーム状態だと思った。
しかしそのうち、別の思いが頭の中に出てきた。いじっているのはクリトリスである。亀頭=クリトリスというのは高校の生物の授業で習った。
これは完全に、女のオナニーではないのか?ラバーの上からでは、陰茎を前後にしごくことができないから、押さえたりこすったりしかできない。
何ともいえず欲求不満のまま、甘美な時間だけが過ぎていく。女のオナニーはかなり変態度が高く、快感も長続きするなと思った。最後まで行かなくても、いろいろな楽しみ方がある。
ラバーキャットスーツの販売にあたっては、Alt-fetish.comはきわめて正確な採寸を可能にする独自のサイズチャートを作り、そのチャートを用いることにより、5サイズから最適なキャットスーツをお客様が選べる体制にする考えだ。
またラバーオナニーにぴったりのローションをドンキホーテより安く供給。脱いだり着たり、光沢を出すのに使える高機能ラバードレッシングエイド(光沢剤・潤滑剤)もニューリリースする予定。
ラバーキャットによるローションオナニーの実践により得られるこの快感は、ほかのいかなる人間の営為によっても得ることができない、まったく独自の新しい快感である。