梅雨晴れは日毎に暑さを増している。夏がやってくる。夏こそラバーだ。夕方、エアコンをガンガンにつけて、ラバーを着る。ラバーにはなかなかこの季節手がでないものだが、気合いを入れて着れば素晴らしい体験があなたに訪れる。
夏こそラバーである。どんなに設定温度を下げても、着る前はぶるぶる震えるくらいであっても、ラバーを着て数分もたつと、皮膚とラバーのあいだにぴちゃぴちゃと汗が出たことを知らせる音が、あの甘美なる調べが聞こえてくるだろう。
ラバピカを塗りこめば塗り込むほどに、つやが出る美しいラバー。
ところで新品のラバースーツの場合は、いちばん最初にラバピカを塗ってはいけない。最初は、着たら表面にはラバピカを塗らず、そのままシャワーを浴びよう。新品のラバー表面についている「粉」を最初にシャワーで洗い流すためである。最近気が付いたのだが、ドイツから来るラバー製品(つまりAlt-fetish.comで扱うほとんどすべてのラバー製品)の表面には、静電気を抑えるために細かな粉がまぶしてある。その粉がついたままラバピカを塗ると片栗粉みたいになって白くよけいに汚くなってしまうのだ。
これはAlt-fetish.comがラバー製品を買ったお客様へ製品と同梱している取扱説明書にも書いていない最新情報である。何しろ昨日発見したのだ。
ラバーの表面についてくる粉の正体は私には正直よく分からないが、製造過程や、輸送過程で必要だからそういうものがついているのだろう。ラバーも工業製品だから、何らかの合理的理由があるはずだ。しかしこの粉は、エンドユーザの元に届いた以降はおそらくは不要なものである。
最初にラバーを洗う。
新鮮な野菜を、食べる前に洗うように。愛着を持って洗おう。長い付き合いになるのだから。
そしてラバピカを塗ってみれば、洗うと洗わないとではまるで光沢が違うのだ。
話を元に戻すが、夏のラバー。
とにかく膨大な量の、ビックリするほどの汗が出る。それは、はめていたグローブを外すときやふと体を動かしたときに分かる。びちょびちょと汗がしたたり落ちる。暑い、という感覚がないのに出る汗だ。
汗の効能か、ラバープレイを終えたあとのすがすがしさは筆舌に尽くしがたい。私のように日頃スポーツをやる習慣が一切ない者にとって、ラバープレイは貴重な体を動かす機会、新陳代謝を盛んにし、身体にたまった老廃物を出す格好の機会だ。
スポーツと同じような効能を得られるばかりか、私たちラバリストは性的な興奮も得られるのである。本当によかった、ラバリストで。
※市川哲也着用済みのキャットスーツ3点(BLACKSTYLEのS、XS、マスク、ストッキング、グローブ付きのS)、ブーツ3点、ドルフィードリーム(人形)を出品中です。
※ビデオ全品大幅値下げ処分→販売終了タイトルが続出
ラバー万歳、市川哲也
Alt-fetish.com
info@alt-fetish.com