女装とフェチの痛快な遊び場ABAB

この投稿は、取材リポート的なもので、お店の宣伝や、詳細をお伝えする目的で書いたものではございません。

 はじめに、勘違いなさる読者(実は私も、行く前まではちょっとそうだった)がいるとよくないのでここだけは強調しておきますが、ABABは風俗店ではありません(したがって、書類上の女性はいないし入れません)。
 アブアブは毎日決まった場所でやっている、入場料金がかかるスペース、ということになります。そして、入場料を払って入室する男性には、ある共通の目的があるのです。どういうことを目的に、そこに人が集まるのかは、ABABさんの公式ツイートや、ウェブサイトに詳しいので、関心のある方はご覧ください。
 今日私は、ラバーの伝導のために、アブアブさんにお邪魔しました。アブアブさんは、場所を公開していないので、建物の特徴などはここではかけませんが、3部屋ある感じです。シャワーやトイレ、洗面設備などもあります。ひと部屋は、プレイ前の談話や、大きな柱と横桟で構成される、何かを吊るすことができそうな筐体のある、約12畳程度の大部屋。ローソファーがいくつもおいてあって、テレビもあり、ほの暗い室内で、飲み物やお菓子、つまみを、痛快なマンたちがくつろぎ楽しんでいます。とにかく雰囲気はゆるいです。
 二部屋目は、6畳程度で区画でゆるく区切られていて、そこには床にやわらかいものが敷いてあり、より没入感にひたれる、痛快な部屋となっています。3部屋目は、更衣室兼メイクスペース、衣装置き場となっております。
 トイレや、シャワールームは、呆れるほどきれいに清掃されており、頻繁にマンたちが使っているとは思えないほど痛快です。
 話は遡ること、数日前。古くからの友人との深夜の雑談がキッカケで、アブアブに行くことになりました。今日、指定された通りの場所から、店のHPに書いてある携帯電話にかけるときの気分たるや、スタンリー・キューブリックの遺作である『アイズワイドシャット』(1999年)の主人公ニューヨークの開業医ビルが例の恐ろしすぎる乱交パーティー会場へ入るときに合言葉FEDELIOを言うシーンが脳裏に浮かびかなりドキドキでした。
 オルタフェティッシュのおみせにはじめて来る人の多くは、「非常に緊張した」とおっしゃるわけですが、今日私はその気持がよーくわかりました。今日から、もうちょっと緊張しないように、なにか工夫をしていきたいと思っています(笑)。
 入室するとまず最初に入場料金を払ったあと、店主の指示に従い、入り口の洗面所でうがいと手洗い、もちろん体温測定を行います。問題なく入室したあとは、痛快でナイスなマンなら思い思いの格好に着替えることができます。また、女装の方は奥の更衣室兼メイクルームで、あれこれととのえることができる設えとなっています。
 料金が、女(この後突然、筆者がADHD発作を発症して、執筆が終わってしまいました)。

 あなたが女装子に興味をお持ちの漢(おとこ)なら、実際に、アブアブにでかけてみてはいかがでしょうか?