気分をぐんと盛り上げてくれるという意味でラバーはアクセルの役目を果たす。ラバーを着るとエロイ気分がとてつもなく盛り上がってしまう。そして不思議な感覚が男のお尻に訪れる。お尻がむずむずしてなにかを入れてみたくなるのである。
私はこれは中学時代にオナニーを覚えて1年か2年たった頃からである。当時はラバーなどないのでライダーみたいな格好をして、革のグローブをはめて、その感覚の誘うままお尻をあれこれいじってしたものだ。お尻が男の快楽に重要な役割を果たしていて、その覚醒にラバーコスチュームなどのビザール装が大きく寄与している、これはもう疑いようのない事実である───そう思いませんか?
ところで私はお尻はじつは最近、ずっと辞退している。いじりすぎのせいだろうか? 運動不足が祟ったのだろうか? いつからか慢性的な切れ痔になって、入れるたびにおびただしく出血するからだ。その血を見た瞬間、そして痛みで、さすがのラバーも役に立たないほどに萎える。これが残念でならない。いつか肛門科にいって、完治させたいと思っている。
ところで、読者からオリジナルブランドのラバーのキャットスーツはどうなってるんだという問い合わせがあったのでお答えしたい。独自のブランドを設立した日本人の、若いデザイナーの手による、日本人の体型を統計データから十分反映させたうちしか作れない形で5サイズ展開する予定だ。フロントとバックファスナーを選べる。Alt-fetish.comのブランドではなく、そのデザイナーのオリジナルブランドで、Alt-fetish.comはコラボで絡む予定である。とかいって、実際はホント2~3人で細々やってるんだけど。結局なにかが生まれるのは人間関係あってこそだ。
価格は当初は3万円を切るところを予定している。
私は何度も試着品を来ているが、BLACKSTYLEのものにくらべて私のようなナヨった日本人にはありがたい、上半身がピッタリくる。BLACKSTYLEのは、マッチョな欧米人のメーカーだけ合って、上半身がどうしてもだぶつくのである。そんなに鍛えてませんから、うちらは。ご飯だって大豆や魚が中心だし……。私以外にも何人か着てもらったが、おおむねそのフィット感に好感が集まっている。
問題の発売期日だけれども、早ければ今月中。おそくとも秋には間に合わせたい。欲しい人はあらかじめ自分の体のサイズを測っておくことをオススメしたい。Alt-fetish.comでは無料でメジャーを希望者へ配布している。
さてお尻に話を戻すけど、お尻に入れられなくなった私が最近はまっているのがローター。ちっちゃい、まゆ状のあれね。ドンキで1000円もしない安いものだが、かなりはまる。下手なバイブとかよりよほどいいかも。私はお尻に入れることができないけれども、おちんちんのまわりとか、もうたまりませんよ。これをラバーを着て、あるいはラバーの下に仕込んで……。
この歳(32)になるまでこの陳腐なアイテムのよさを知らなかったなんて、ホント反省。
ディスカバリーよかったなあ市川哲也
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