自分は小さい頃から人が窒息気味になってもがき苦しんでいるのを見ると異常に興奮って違ーーーーーーーーう! 私は窒息フェチの前上容疑者とは断じて違うぞ。このページの「当サイトが力を入れる10のカテゴリー[イメージの方針]」を見よ! サイト創設来変えていないこの憲法が何よりの証拠だ───って何を言い訳してるのやら。
chikaさんが最近のブログで「「性犯罪」が、大ぴらに一般市民の隠された性倒錯スィートライフに急接近しているような感じがしませんか?」といっているのを読んで首肯。まったくその通り、そんな感じがする。もちろん、苦しい様子が興奮するから実際に殺した変態男は給与所得者6000万人いるうちの1人だから確率的にはどうなんだろう、統計的には無視されるくらいに小さな小さな事件である。しかしメディアがこの小さな事件を6000万倍くらいに報じるから、こっちも考え込んじゃうじゃないか。
chikaさんのこの表現「一般市民の隠された性倒錯スィートライフ」、最高だ。何しろ私もそうしたスイートライフを日々楽しんでいる口なので。ひひひ。いや、涎垂らして笑ってる場合じゃない。
私はフェティシストであることは間違いない。フェティシストはそうでない人は性的興奮をきたさないような対象を見て興奮する。対象こそ大きく異なれど、変態と正常というカテゴライズからいえば、前上容疑者と同じ変態の属性に入れられてしまう。
そこで、自分は果たして頭がおかしいのかどうか、調べてみることにした。頭がおかしい=脳のどっかに異常があるということでいろいろ文献にあたったけれども、残念ながらフェティシストの脳をその他の脳とくらべて調べた研究はないようだ。
近いところで、同性愛者の脳と異性愛者の脳の違いを調べた研究というのはあった。1991年にアメリカのサイエンス誌に発表された大脳解剖学者サイモンルベイ先生の研究によれば、同性愛者の大脳視床下部の神経の束の一部が、異性愛者のそれとくらべると小さい、ということが分かったらしい。この部分はもともと男性より女性の方が小さい。つまり男性の同性愛者はこの神経の束の一部分において女性化していたということである。
なるほど、こうした研究があればフェティシストの脳にも何らかの違いが見られるのかも知れない。しかし現状ではそうしたのがない。それに、同性愛者の脳に関するこの研究についてもさまざまな反論がなされており、これをもって同性愛者であると結論づけることは科学的にはまだできていない。また差別を引き起こすなど倫理的な問題もあり研究はなかなか進まなさそうだ。
同性愛者と異性愛者の違いですらこうなのだから、フェチと非フェチの研究などあと何十年待たねばならないのか見当もつかない。そんな研究ある意味世界の潮流から見るとどーでもいいっつーか、そんなんに金を出す国や機関はないんだろうね。
まあ今日はそんなところで、変態脳はあるのか、どうなのか、結論は分かりませんとそういうお話しでした!
最近やたらガスマスクのチューブが売れるのはなぜ?市川哲也
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