試験対策のための暗記力、記憶力は重要である。普通15歳が記憶力のピークといわれている。これを過ぎるとあとは記憶力は衰えるだけのようだ。
しかし対象に興味関心を抱いたり、何度も訓練することにより、この記憶力の衰えはある程度カバーできる。
たとえば今日筆者が覚えなければならなかったのは(ここから先はうろ覚えなので違っているかも)国連の組織。総会。安全保障理事会。経済社会理事会。事務局。信託統治理事会。国際司法裁判所。そして経済社会理事会がその働きを調整する専門機関である国際通貨基金(IMF)、国際復興開発銀行(IBRD)、世界保健機構(WHO)、国連教育科学文化機構(UNECEF)あーあとなんかあった、わすれた。
あと総会が作ったのが国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際児童基金(UNESCO?)、国連パレスチナ難民救済事業機構(UNWRA?)、国際刑事裁判所(ICC)。
こういうのを、講義を聴いて、チェックペンでテキストを塗りたくって、テキストを読んで、チェックシートで隠して、ブツブツ言ったり書いたりして覚えて、という作業をして覚えた。
なんでこんなことを覚えているのかはそれは行政書士試験対策なんだけれども、このようにうろ覚えでも一度は「覚える」これが訓練だ。
いま非常にうろ覚えでも、2度目になるとあーそうだったーとなり、3回間違えればもう気も狂わんばかりの悔しさとなる。少なくとも3度目は理解度は1回目よりは進んでいるだろう。
やはり勉強はそれに従事する時間も(効率はもちろんのこと)重要な要素に違いない。なぜならこうした訓練はやらなければまったく意味がないからである。
やるには時間が必要だ。それ以上にモティベーションが……。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com