携帯で普通にネット見られる時代へ

DDIポケット、Opera搭載「AH-K3001V」を発表。コンテンツビジネス終焉の槌音が聞こえてきた。
 携帯電話でインターネットが見られる、やれ定額制だ、速いと騒いだところで、家で見るPC経由のネットに較べたらとても割高だった。
 それが、このようにPHSで普通にネットが見られてしまうのである。筆者など出先でネットが見られないためにいつもどんなに悔しい思いをしてきたことか知れない。
 ずっとドコモのPHSのユーザだったが、こっちに変えちゃおうかな。
 ところで、私の名前「市川哲也」ですが、競艇選手や経営ノウハウを売っている人ではありません。同姓同名でそういう人がいますが誤解無きよう。
Text by Tetsuya Ichikawa
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西日本のラバーボンデージ少女Vol.2

西日本のラバーボンデージ少女晃子さん。キャットスーツを着た感想を寄せてくれたあとに、ラバーマスクをお買い求めになられた。その商品が晃子さんのお手元に届いたと思われた頃、編集部には以下のようなメールが晃子さんから寄せられたのである。
「ふと我に還ると、私は暗闇の中を漂っていました。視界は完全に遮断され、聴覚が捕らえるのは自分の呼吸音のみ、他は全くの無音の世界。僅かに外気に接しているのは、両の鼻孔と口唇だけ。指も乳房も生殖器も、躯中一分の隙間も無く人工の皮膚に覆い尽くされ、纏わり付き、締め付けられ、何処までも吸い付いて離れない第二の皮膚。押し寄せては退いていく、甘美な陶酔の波に何度も放り上げられては失速。たまらずにあげた微かな愉悦の声だけが、生身の証明の様。
 きっと第三者が目にすれば、思わずギョッとする異様な光景に違い有りません。横たわりうごめく私は、オブジェクトか人外生物としか認識出来ないでしょう。しかしこの異様な姿こそ、私の真に望む姿なのです。
 私は名も性別も年齢も無い、一個の無機物に成り果ててしまいたいのです。
 顔面までラバーに拘束され、しかしながら嗅覚が捕らえるのは、何故か甘いチョコレートの香り。ラバーとチョコレート。不思議なミスマッチ。自由にならない口元に僅かに浮かぶ少女めいた微笑。しかし今の私は、身体のシルエットでのみ女と識別出来るだけの、人型をした無機物なのです。
 両の眼腔も、外気に曝されているのがもどかしくて、マスクの上から黒く塗ったゴーグルで覆ってしまいました。その間も絶え間無くキャットスーツに愛撫され続け、エナメルのロングブーツとコルセットに締め上げられ、艶やかな光沢を放ちながら、歓喜に軟体動物の様にのたうつ私の身体。
 さらには、前もって念入りに剃毛・浣腸処置を施した股間の双穴に埋め込まれたディルドとバルーン・プラグ。薄い肉壁を隔てて、互いに押し合い、擦れ合い、一滴の愛液すら零すことも出来ず、震え続ける秘部。
 思えば、私はコレが堪らなく嫌いでした。私の脚の間に当然の様に居座って、時期が来れば紅い血を流す汚らしいスリットが。
 だから覆ってしまいたいのです。艶やかに輝くラバーやPVCで。そこには何も無かった様に、私は誰でも幾つでも、男でも女でも無いように。私は覆い尽くすのです。快楽に悶えながら。
 脳裏を過ぎる様々なビジョン。マーキスのビデオやグラビアの一場面、椅子や台座に固定され、苦悩と悦楽に同時に苛まれ、どうする事も出来ずに感じ続ける美しいモデルは何時しか自分に変わっています。少女期の記憶。13歳、初めて履いたピンヒールのサンダル。何故か違和感無く、軽やかに歩けた。14歳、人知れず黒い下着で登校した。Tバックが微妙に心地良かった。
 15歳、男を知った。愛していたけど性的快感は解らなかった。未だ未熟だったのか?
 16歳、思い出したく無い。17歳、初めてガーターベルトを着ける。パンストが、途方も無く野暮ったく見えた。
 18歳、古本屋で「O」を見付る。ラバーの下着とPVCのレオタードを 着けた。何かが目覚めた気がした。
……そして現在、虚無の空間を漂っています。誰でも無い、性の無い物体と化して……。それでも、人工の皮膚の下に存在するのは生身の私です。感覚も意識も備わった、人間の女の自分。
 こうしている間にも、再び訪れる瞬間。私は息を殺して待つ。やがて意識が白濁……。
 私ハ誰……私ハ誰デモ無イ……私ハ私……私ハ壊レテイルノニ……兄サン……コンナ私ガ好キナノ……? ドウシテモ好キナノ……?  一瞬脳裏に浮かんだ面影。掻き消すように押し寄せる快楽の波。  夜は未だ明けない。」
 これを書いているのは、ネカマとか市川哲也ではなく、正真正銘の、この日本に実在する、女性である。お知り合いにラバリストの女性がいらっしゃる方ならまだしも、多くの男性読者から見て晃子さんがいかに貴重な存在であろうか。
 晃子さん、ありがとう。
Text by Tetsuya Ichikawa
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日本の社会保障と高齢化

 Alt-fetish.comを利用する方の中には高齢者(65歳以上)の方もいる。
 しかしその割合は、全体に占める高齢者の数に比すると非常に少ない。フェティシズムはやはり若い人たちがメインで作り上げるカルチャーかも知れない。
 ところで、よく日本は「高齢化社会」だとか何とかいわれているけれども、それってどういう社会なのか。
 高齢化社会とは、全人口に占める高齢者(年齢65歳以上の人)の割合が14%以上の社会のこと。そして、もしそれが21%以上の社会は、超高齢化社会という。
 こういうふうに、きちんとパーセンテージは決まっている。
 日本は今、18.5%(2002年)なので高齢化社会ということになる。
 高齢化社会、超高齢化社会、つまり人工のなかで爺さん婆さんばかりが多くなり、子供や若者が少ない社会はどうして起こるのか。それは、合計特殊出生率という数字で見る。これは15歳~49歳までの女性が一生で産むと予想される子供の数の平均値である。日本は今、合計特殊出生率が1.32%である。
 2.08%を切った場合、人口は増えなくなる。日本はいま、静かにその島に乗せる人々の数を、自主的に減らしている状況なのである。
 先進国のなかで、この数字、じつはさほど珍しくない。日本よりも高く、人口が増える基調にあるのは、アメリカである。ドイツ、フランス、そしてイタリアにいたっては日本よりも、出生率が低いのだ。
 だから先進国は(アメリカ除いて)どこも人口減、高齢化社会になっているわけだが、日本の場合、ここまでの高齢化を迎えるスピードが、ほかの先進諸国を大きく上回っている。なんとフランスの4倍のスピードで高齢化が進んだ。
 女性が子供を産まなくなっている。それに尽きると思う。原因は、Alt-fetish.comのようなサイトが隆盛して女性が魅了され、ますますセックスの「子作り」という意義が薄れつつあるから、では、もちろんない。いろんな原因による晩婚化。女性の社会進出。子育て費用の増大(大学のみ私大、ほかはすべて公立でひとり1千万)。
 いまの状況で少子化が進むと、2050年には総人口は1億人、100年後には6400万人になるという。ちなみにすぐやってくる2030年には、3人に1人は65歳以上の高齢者となる。
 いま年金の問題が騒がしい。議員が払ってなかった問題が発覚しているが、彼らが払っていなかったのは国民年金のことである。
 年金にはそもそも国民年金、厚生年金など全部で5種類ある。会社に最初から入っている人とか、サラリーマンの奥さんで専業主婦の人とかなら問題ないけれど、転職したり、自営業者になったり、会社を設立したりした経営者は、一体どうしたらいいのかよく分からないのが普通だ(だから議員みたいに払ってないといったことになる)。
 国民年金は、1959年に制定された国民年金法によって、20歳以上60歳未満のすべての国民に加入義務がある年金保険である。サラリーマンも、厚生年金と国民年金両方に入っている。もし給料から厚生年金が天引きされている状態ではないひとはすべて市区町村役場へ行って、国民年金の手続きをする必要がある(対象年齢の人)。
 いま国民年金は、自営業者(1号)や無職の人、あるいはフリーターや、非正社員の人の奥さんは、場合によっては旦那の仕事を手伝って家事もする。そして国民年金保険料を負担する(13300円、月額)。それに対し、同じ「奥さん」の身分でも、サラリーマンの奥さんは、国民年金保険料の負担はない(3号被保険者の納付免除)。そしてもちろん年金はしっかりもらえる。
 サラリーマンの奥さんのほうが、自営業者(やその他サラリーマンではないひと)の奥さんよりも断然おいしく見える。それがけっこう問題になっている。
 じつはここに重要な問題が潜んでいる。社会保障は平等で公平でなければならないのに、このように職業によって扱いが違う。だから民主党は、職業を問わず全部報酬比例の積立年金にしてしまえといっている。
 これに対して自民党は、支持母体がそもそも自営業者とか高齢者である。サラリーマンに支持される民主党とは違う層である。どんな層かというと、あまり所得を国に詮索してほしくない、そういう層だ。
 結局、民主対自民というのは、サラリーマン対自営業者、あるいは、じじい対若者の闘いなのだ。
 その構図が重要だ。
 さてあなたは、年金払ってますか? 筆者は、もし払っていないのならば、払ったほうがいいですということに決めている。国民年金には、民間のたとえば生保とか損保にはまず不可能な、たいへん被保険者に有利な保険機能が盛り込まれている。給付の原資に税金が含まれる個人(私的)年金は、日本にはない。
 長い目で見ると、医療費とかもそうだが、給付の原資をどうやって税金で集めるか、という話となる。筆者は、次のような税(間接税)を導入するべきではないかと感じている。
【高齢者や社会的弱者を助けるための原資に充てるのにオススメの間接税 by市川哲也】
「超タバコ税」……もちろんいまもある。しかしこの額を死ぬほど高くする。
「高級自動車税」……たとえば600万円以上のクルマ。
「累進消費税」……たくさん買うと税率が上がる。
「外国製バック・靴税」……高いバッグ、靴。
「民放広告税」……テレビで広告宣伝されたものだけにかかる。買うときに消費者が商品価格に上乗せして支払い、メーカーが納税する。
「パチンコ税」……景品引き替えのときに控除される。
「携帯電話通話料税」……通話料に応じてかかる。
「サンプリング税」……サンプリングするとかかる(どうやって支払うかは?)
「ROE税」……企業の儲けにかける。一定率以上儲けたら。二重課税だよーん。
「ブログ税」……「……。」
「夜型税」……夜間の電力消費量で多いとかかる。夜は寝ましょう。
 いかがだろうか? 超高齢化社会に突入する日本を切り開く素晴らしいアイディア。みなさまからもフェチについてのコメント、どしどしお待ちしている。
Text by Tetsuya Ichikawa
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容姿や着こなし重視する70%

資生堂が2月に首都圏に在住の20歳から59歳の日本人男性200人と同女性100人に実施したアンケートで、見た目や装いに気を遣うことが大事だと考える人の割合が7割と高かった。
同調査では、有能かどうかは顔に表れると思うか、という問いに対し、過半数が「そう思う」と回答。また、装いを大切にしている男性の多くが自分には自信を持っており、その割合は装いを軽視する男性よりも多かった。
就職活動でむかし筆者はさまざまな企業で働く現役サラリーマンと面接した。マスコミや大手企業の社員は、みんなかっこよかった。一方、筆者が内定した企業はじめ、無名で地味な中小企業で働いているオッサンたちは、筆者から見てかっこいいとは思えなかった。
もちろんかっこいいという基準については異論があろうが、電通とかフジテレビとか大手のマスコミの社員は、モデルのようにかっこいい男女がけっしてめずらしくないのである。
きのうガイアの夜明けという番組で産業再生機構がいかにダメ企業を「再生」するのか、その現場を取材していた。
つぶれそうなダメ会社へ、国から選ばれた超優秀な若者が出向いていくわけである。その「絵」は非常におもしろいものだった。ダメ会社にいる人間は、「装い」ももちろんダメ。酷ながら容姿においてもRCC側に負けていた。
「問題を指摘する、あげつらうことは誰にだって、簡単に出来る」「データベースとかって、作れますよね?」「もっとアグレッシブな数字がほしい」「改革のいちばんの敵は遠慮。会社にぶら下がりたいなどと考えている人には、去ってもらうほかない」こうした台詞を、自分の親とか爺ちゃんくらいの年齢の他人にばんばん言い放つRCCの社員。
怖い……。しかし、かっこいい。筆者がもしダメ社員の側だったら間違いなくこう思う。「そこそこうまくやってきたつもりなのになんでこんな若造に偉そうに言われなきゃならんのだろう。サラリーマンて悲しい。不運な人生だ。そもそも他人(=株主、オーナー一族など)の会社の「再生」のためになんで従業員の自分ががんばらなきゃならんのか?アホくさー。やめやめ」
ところでRCCについてちょっと勉強しておこう。どんなにダメ企業でも、何らかの優位を持つ経営資源はあるはず。それを磨いて伸ばして、何とか企業を再生し延命してやろうというのが、設立した国の狙い。
99年の産業活力再生特別措置法(産業再生法、2008年までの時限立法)の枠組みのなかで、預金保険機構が主務大臣(総理大臣、財務大臣、経済産業大臣)の許可を得て設立された株式会社、それがRCCである。株は預金保健機構がいつも半分は持っている。
RCCはダメ会社の債権を、金融機関からまず買い取る。そうすることで、ダメ会社の優良資産や人材が生かされ、また金融機関は不良債権がなくなるから一石二鳥なのだ。
RCCは本当にダメ会社はさっさと清算するかも知れない。いずれにしても国の金融システム秩序維持・健全化と、産業の再生のために竹中肝いりで設置された。
もちろん財務省など既得権益を持つ官僚らの横やりなどによって本当に関与すべき巨大ダメ会社はまだまな板に乗っていない。しかしこうした取り組みがうまくいくかどうかが日本経済再生のひとつのカギを握っているのはいうまでもない。
筆者のような、ダメ会社のダメ社員、まずぶら下がることしか考えていなかった従業員は首切られる前に辞めている。会社のためにがんばった人、純粋に会社に滅私奉公してきたおじさんたちがむしろ気の毒な、今日この頃だ。
Text by Tetsuya Ichikawa
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「私にとっての仕事」

「私にとっての仕事」というタイトルでasahi.comに養老孟司が仕事についてのコラムを寄せている。
筆者は諸般の事情から「仕事」とは何か、についてつねづね非常に関心があり、社会学的・哲学的考察を重ねている。
そもそも「仕事」に関心を持ったのは、思春期に塾通いのために初めて毎日のように体験することになった、ラッシュ時の通勤電車体験だ。
筆者高校時代(15年前)の、通勤電車体験とはこういうことである。つまり、いい年をした大人が、みんなスーツを着てきちんとした身なりで、ぎゅうぎゅう詰めで電車に乗っている。スーツはグシャグシャ、口臭、体臭で社内はひどい臭い。こんな非人間的な、憲法が保証するそれ以下であることは間違いないような生活品質が現実にあるというのは、筆者にとって信じられない驚きであった。
筆者は、その当時から変なエリート選民意識があったために、まさか自分が大人になったときはこんな「痛勤」はしないで済むはずだと思っていた。
ところが大学を出て就職して結婚してみたところ、見事なまでに痛勤にハマっていたのである。都心にある会社と、郊外の自宅(賃貸マンション)との往復。
仕事内容は仕事内容で、基本的にはつまらない。その上、定年近くまでずっとこの混雑した電車に揺られ続けるのかと思うとこれはもう絶対にいやだった。囚人になった気分である。
というわけで、筆者の二十代というのは、この痛勤人生からいかに逃れるかに焦点が絞られていた気がする。結果として、逃れることに成功した。
仕事に就くというふうにいった場合、仕事内容そのものよりも、最近では仕事をするために付随するすべての「経験」を総合的にとらえる必要があるだろう。
Text by Tetsuya Ichikawa
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ドクター中松のセックス方程式

ドクター中松はフロッピーディスクの発明者として有名な発明家である。東大を卒業し、発明件数はエジソンを抜いて世界一。一般人というよりも変人(ビザール人)である。そんな彼が、じつは「セックス方程式」というのを発明していたことを知った。
セックス方程式とは、次にあげる要素を項に持ち、これらをかけたり二乗したり割ったりして最終的に性感:Iを出す。
・男から女への愛情
・女から男への愛情
・顔の美しさ
・顔のマズさ
・身体の形の良さ
・形の悪さ
・女の感じる場所のムード
・前戯の仕事量
・性感密着度
・挿入後の運動時間
・挿入後の物理的刺激度
・皮膚感覚のあや
・性経験の長さ
セックス方程式を開発したのは、要するにどうすれば気持ちよくなるのかを普遍的に明らかにしたかったかららしい。そして最終的にはインポやセックスの悩みを持つ人の人生をバラ色にしてあげたいと思ったという。
さらに発明はこれだけではなかった。少子化が進むと日本は滅亡すると嘆き、我が国を救う発明として「ドクター中松ラブジェット」を発明。このラブジェットを使えば、どんな人でも前戯なしで挿入可能で女性も痛くなく、お肌はぴかぴかになりなぜか記憶力も向上するという。(参考文献『リボディ』ドクター・中松著)
残念ながら中松先生の方程式もラブジェットも、キャットスーツやラバーのグッズなどで著しく興奮が高まるわたしたちフェティシストには役立たずなようだ。
むしろ、そのほうがよかった。
Text by Tetsuya Ichikawa
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お台場から世界を考げえる

お台場にあるホテル日航東京へ骨休めへ。ウィークデーなので安い上に非常に空いており、快適そのものだった。近くの大江戸温泉物語へも入る。ここへは、ゴールデンウィーク中の5日間で約3万人が訪れたという。こんな狭い施設にそんな押し寄せたのだったら、一体どんな「地獄」が展開していたかと思うと、空恐ろしくなった。
地獄といえば、イラクでイラク人を虐待する様子が写真で各紙に報じられ、一躍有名になったアメリカ人女性兵士。監獄を「地獄にするのが私の仕事」と、熱心に「虐待」に興じた模様だ。
彼女の年齢はなんと26歳である。将来、気象学関連に進むための学費を手っ取り早く予備役で稼ごうと入隊したのが運の尽きのようだ。
それはいいのだが、この女性兵士の写真一枚で国防長官も大統領も必死に謝っている。イラク人に。イラク人との関係は不明なアルカイダが国連事務総長を殺すと表明しているそうだ。
アメリカという国が国際社会でいまだいぶ厳しい状態にはまりこんでいるわけだが、これは歴史的に見るとアメリカという国は何様であったか、そして今後はどうなるのかがうっすらと見えてくる。
古いところでは自分(ウィルソン)で言い出した国際連盟には入らない(上院の反対で)から始まり、包括的核実験禁止条約(CTBT)はシカトする、弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約は勝手にやめ、ロシアとの戦略兵器削減条約(START2)を破談させる、この時世に対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)は署名すらしないといったことから、世界の平和協調には一貫して「ふてくされた態度」をとり続けている。
一方では軍事支出を圧倒的世界最高水準で拡大しまくって今、イラクでこのザマだ。
もちろんアメリカといえば民主主義、自由、今の世界の繁栄と富のモデルケースでもある。良識ある人々も大勢住んでいる。しかしこのアメリカが仕切る世界情勢がこれほどの混乱とめちゃめちゃ状態になっているところを見ると、どうもこれからはアメリカ一国主義は通用しないと言わざるを得ない。
先進国共通の問題として、政府(行政=お上)が巨大化しすぎである。日本が民間や地方に権限を委譲して、行政のスリム化を図る行政改革を進めているように、アメリカもまた、自分たちのやりたいことをもっとNGOとかに委譲して任せたほうがいい。
具体的には、世界的に元気なブランド企業をどんどんイラクに投資させ、マクドナルドや吉牛もイラクでやる。医療ミスのネットワークでの開示もまずイラクでやる。平和、安全のあと投資ではなく、まず投資して雇用も創出する。そうすると自ずと平和安全がやってくる。
インターネットカフェもコンビニももちろんやる。するとアルカイダも利用するようになる。防犯カメラにばんばん写る。プロバイダの記録にどんどん残る。そのうちビンラディンも写るかもしれない。
お台場は平和だった。マックも、大戸屋も、とんかつの和幸も、フジテレビもじつに平和に営業。夕闇の中、等間隔で渚に座り肩を抱き合うカップルの列。海辺で、小さな犬を散歩させるなぜか平日なのに私服の30代男性。
地雷は今、世界で1億個埋まっている。その除去に、米軍など中心となって世界中で取り組んでいる。少なくともお台場には地雷はない。そうだ、イラクも、外資の前に地雷除去だ。
わざと、子供とかが遊ぶようななんの変哲もない空き地に、地雷は埋められる。それも、即死するほどの威力はもともと備わっておらず、戦意喪失のために身体が損傷する程度の爆発力を持つのが最近の特徴という。
というか、地雷の原因になる戦争をやめないと、お台場的平和は来ない。お台場とは、埋め立てゴミの上に作られた資本主義のモデル都市。埋まっているのはゴミであるほうがいい。少なくとも地雷より。
パレットタウンにある大きな観覧車から、大江戸温泉物語方向を見やると、さらにその向こうに島が見える。その島は地図で見ると廃棄物処分場となっている。きっと数年後には、そこにまた平和が作られるに違いない。
Text by Tetsuya Ichikawa
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※ドルフィーに生地の色は移りません。

文学とフェティシズムと女性

今日は西日本ボンデージ少女(勝手に命名)の晃子さんから村上龍のトパーズについて感想が寄せられた。文学作品が個人の変態にいかに寄与するかについて考えたい。それも真っ昼間から。
トパーズは筆者ももちろん既読だが、前回のブログで恥さらした(国連についての暗記だが間違いがやはりあった、いちいち書かないけど)ように、記憶力を読書時には働かせないので内容はほとんど覚えていない。ビデオも観たんだけどね。
そういう点では下記のように語る晃子さんの素晴らしい記憶力にはまず敬服してしまう。そしてこれだけのインパクトを晃子さんに与えたのだから、村上龍の文学世界というのはやはり個人の前頭葉にはっきりと変態の爪痕を残すのだろうと思った。
「村上龍と云えば、ヤッパ「トパーズ」ですよね。実は晃子は原作は読んで無いんですが、Videoで観ました。この作品も、私の変人度Upに大変効果が有りました。初めて観た時には、色んな意味でとてもShockを受けました」(晃子さん、以下カギかっこ内は同)
Vidoで観たというが、文字で読むよりも想像力を働かせる余地がなく、変態度への寄与は低そうである。しかし、晃子さんのように、イノセントな状態であるならば、想像しようにもネタがないので映像からはいるほかない。それでたいへんな衝撃を受けたということからもインパクトの大きさを物語っている。
「主人公の愛ちゃん(でしたよね)は風俗嬢だけど、まるでウブな少女の様。晃子は、個人的に彼女みたいな子は好感が持てます。叶わぬ恋と知りつつ、ストーカーまがいの行為までしてしまうのは美しく、哀しいです」
具体的なあらすじが記憶にないからあれだけれども、村上龍作品には割り切った、経験値の高い、すれたプロフェッショナルの女性たちが登場する。筆者にとってはそれが衝撃であったことは覚えている。筆者が読んだのは学生時代だったので、同年代、あるいはもっと若い女性が、こんな体験をしている世界があるのかという驚きである。
「それからサキ女王様や、気違いゴス夫人もイイ味出してて存在感抜群です。サキ様の「勝手にイッたら殺すわよ」この台詞、ゾクッとします」
うーん、この台詞は確かによい。男としては「女にもっとも言われてみたい言葉ベスト1」にしてもいい。筆者はM基調であるから読者諸兄はご承知置きを。
「それから、愛ちゃんに絡むS&M男達も個性が有って面白いです」
きっとこのブログの読者のみなさま、Alt-fetish.comのお客様、ほとんどが男性だが、みなさん個性があって素敵な御歴々にちがいない。そもそも貴族の遊びに由来するSMというのはブルーカラーよりもホワイトカラーのお遊戯として存在した経緯がある。缶コーヒーを買って飲むのではなく、家でお湯をわかし豆をひいてドリップして飲む、そういうような「文化の香り」がSMにはある。そこには作法があり、知恵と歴史が凝縮されている。
「愛ちゃんとサキ様の絡みは、凄くHだけど綺麗。ノンケの晃子でも目が釘付けです。愛ちゃんの可憐さと淫らさ、複雑な心理を旨く表現しています。晃子は愛ちゃんの気持ちが、自分の事の様に解ります。サキ様もゴス夫人も自分の分身みたいにも見えます」
村上一流の筆致(というかこの場合はビデオなので世界観)にうっとりとハマる女性の晃子さん。男性として、このようにフェティシストの女性が文学作品の世界に拘泥するさまを見るのは、どうだろう、不思議と心地よい気がするものだ。
結局私たち男性フェティシストは、女性にも変態であってほしいというけっして叶わない願望を共有しているのではないだろうか?
筆者は早稲田の文学部という、ちょっと頭がいかれ気味の人、ジャンキーとかもめずらしくないようなタイプの学部に在籍していた。ある日、学内に貼られたサークル部員募集のポスターに、目が釘付けになった。
「SMサークル部員募集」と、書いてあった。見たこともないくらい美しくヴァンプな、女王様が、男を足蹴にするイラスト。それはほかの、凡百の、たとえばテニスサークル部員募集などのポスターを圧倒していた。破れかけて、風に震えるその一枚の紙こそ、筆者にとって世界の中心であるようにすら見えた。
のちに、筆者がそのサークル部員募集ポスターを貼った張本人から聞いた言葉は忘れられない。
「A子は、縛って、動けなくして激しくクンニすると、びっくりするくらいの大声を出して、死ぬかと思うほど何度もオーガスムに達する」
「A子」とは、そのポスターを見てサークルに入会した他大の「部員」であった。彼はそのたった一名の「部員」を獲得したのち、ポスターをはがしてサークルとしては活動を終えた。
Text by Tetsuya Ichikawa
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記憶力

試験対策のための暗記力、記憶力は重要である。普通15歳が記憶力のピークといわれている。これを過ぎるとあとは記憶力は衰えるだけのようだ。
しかし対象に興味関心を抱いたり、何度も訓練することにより、この記憶力の衰えはある程度カバーできる。
たとえば今日筆者が覚えなければならなかったのは(ここから先はうろ覚えなので違っているかも)国連の組織。総会。安全保障理事会。経済社会理事会。事務局。信託統治理事会。国際司法裁判所。そして経済社会理事会がその働きを調整する専門機関である国際通貨基金(IMF)、国際復興開発銀行(IBRD)、世界保健機構(WHO)、国連教育科学文化機構(UNECEF)あーあとなんかあった、わすれた。
あと総会が作ったのが国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際児童基金(UNESCO?)、国連パレスチナ難民救済事業機構(UNWRA?)、国際刑事裁判所(ICC)。
こういうのを、講義を聴いて、チェックペンでテキストを塗りたくって、テキストを読んで、チェックシートで隠して、ブツブツ言ったり書いたりして覚えて、という作業をして覚えた。
なんでこんなことを覚えているのかはそれは行政書士試験対策なんだけれども、このようにうろ覚えでも一度は「覚える」これが訓練だ。
いま非常にうろ覚えでも、2度目になるとあーそうだったーとなり、3回間違えればもう気も狂わんばかりの悔しさとなる。少なくとも3度目は理解度は1回目よりは進んでいるだろう。
やはり勉強はそれに従事する時間も(効率はもちろんのこと)重要な要素に違いない。なぜならこうした訓練はやらなければまったく意味がないからである。
やるには時間が必要だ。それ以上にモティベーションが……。
Text by Tetsuya Ichikawa
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小資本で「儲かる」自己啓発・経営指南ビジネスの事例

このジャンルでの有名人はその卓越したキャリアをほっぽりなげてこのジャンルにはまった神田昌典サン。ワクワクマーケティングとかいう、パソコン習いたてでうれしい田舎のおばちゃん、おじちゃんを相手にする通販手法で本を書いて食っている小坂裕司サン(アマゾンで探せばすぐ出る)。
そしてそれがたとえばどんなものなのかの典型事例がこれ、J・マーフィーの成功法則
ポイントは、
1.テキスト中心の読ませるシンプルなウェブサイトは、「個人情報収集」という明確な目的がある
2.無料ガイドブックに「すごいこと」「金持ちになれる5つの秘訣」などが具体的に書いてあるかのように見える。
3.集めた個人情報はあらゆるこの会社の販促にあなたが死ぬか断るまで使われる
4.ウェブ広告やメルマガなど廉価な広告手法。
5.読者やシンパ(信者)は、神田や小坂の著作を評価するときに「すごい」「興味深い」と印象批評。「戦略」という言葉が好き。
6.神田のキャリアに説得力を感じてしまう、非エリートが主な「カモ」
筆者もやりたい。神田ビデオに2万5000円払った口です、ハイ。本もけっこう読んで、自分のビジネスに適用してみたんだけれども、あまりおもしろくなかった。
彼らのいっていることを卑近な例でいうと、「雑巾がけしてご覧、床がぴかぴかになるから。ほら、きれいでしょ?こんなにピカピカ!雑巾がけみたいな嘘みたいな簡単なことでこんなにきれい……。」その本質がまるで楽しくない。
ほかの参考事例
有限会社エイドリバー
豆腐の盛田屋
Text by Tetsuya Ichikawa
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アダルトサイトの研究

筆者が一番興奮するのは、もちろん女性の裸とかではなく、フェチな格好をしたときである。ところがフェチな格好をするといっても、近年、自分の欲求が高度に複雑化するばかりで、時間と手間が非常にかかる。
妻子ある身ではなかなかそうした機会に恵まれず、鬱憤がたまる。そのうっぷんを晴らすには、普通のアダルトサイトの、ちょっとフェチっぽいのとか、オナニーものを愛用する。
筆者が日頃お世話になるサイトは、なんといっても安さが魅力のこのDMMサン。
この手のものに求めるものはもう決まっているから、これくらいまでに割り切った、しっかりしたサービスを提供してくれる業者さんがやはりいちばんだ。
しかし、同じアダルトサイトといっても、一見素人の女の子が自分でやってます、みたいなサイトが近年爆発的に増えている。
筆者がオススメなのはRYOKOさんのサイト。要するに下着とかを売っている業者(っぽくみえるが、実際は知らない)なんだけれども、無料で見られる画像のクォリティがいいし、フェチっぽいテイストがとてもいい。あとオナニーを毎日している「シスター」という設定も筆者には好ましかった。
筆者にとって好ましいのとは、ラバーやポリウレタンキャットスーツを着てオナニーをする女性である。それで自分を重ねて自分もオナニーできるからである。
もちろん、タダで海外のモロミエ画像というのはいくらでも見られるご時世だが、もうクリックするのすら面倒くさい筆者のような忙しい人間には、今回紹介したようなさいとが意外に重宝するのである。
Text by Tetsuya Ichikawa
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ゴスロリとAlt-fetish.comその2

ゴスロリ少女の多くはAlt-fetish.comのキャットスーツに無関心であったという事実。
互いにフェチで結ばれてはいるものの、そもそもの目的がゴスロリとAlt-fetish.comでは異なっている気がする。
フェチを通じて表現したいのが、ゴスロリはあくまでファッションやスタイルなのに対し、Alt-fetish.comは、別にフェチで何かを表現したいとは思わないのである。
むしろフェチは手段ではなく目的である。ここで目的化されるフェチとは、ゴムやキャットスーツと皮膚とのあいだに出来るわずかなすき間をうごめく汗や分泌物の感触。顔面を締め付けるラバーマスクの容赦ない拘束感。肛門やペニスを容易に想起させ、身体内への鋭利な性欲望を刺激してやまないブーツの鋭くとがった爪先。
フェチはAlt-fetish.comにとって、体験そのものである。
こうして、ゴスロリを見るときに感じる一抹の空虚さの根拠が現れてくる。
ゴスロリのフェチでは物足りないのである。それにどこか違うベクトルにエネルギーの多くが注がれている気がしてならない。
そもそもボークスの人形は、ゴスロリ雑誌にボークスが出稿していることからも明らかなように、ゴスロリの人たちがメインの商品だ。
サイトではボークス向けキャットスーツはほとんど売れないという事実もまた、Alt-fetish.comとゴスロリとで目的が異なることを証明している。
ではなぜ、Alt-fetish.comはボークスの人形にこだわるのかというならば、昨日の「その1」でも明らかにしたように、ゴスロリ少女、ゴスロリに関心を持つ若い人たちが、ひとりでも多く、より身体感覚にこだわるAlt-fetish.comのフェチに目覚めてほしいという伝導の心意気からである。
ゴスロリの人たちが、フェチと自分の性的な快楽を重ねるようになるのかどうか。筆者は楽観している。せいぜい必要なのは、時間くらいなものだろう。
ラバーや拘束具が身体にもたらすインパクトは、それだけたいへんなものだと思う。
最後にちょっと緩くなってしまった本論を締めたいが、ゴスロリ少女の人たちは、国民年金は払っているのだろうか? ぜひ払うようにFPとして強く推奨したい。
議員が年金払わないのに腹を立てている人たちがいるが筋違いだ。議員、特に鳩山などは何億も資産があり年金など不要なので払わなくても片腹痛くない。むしろ払わないのが当たり前だ。
金持ちに保険は不要なのだ。マスコミは年金のことをネタに悪く言うけれども、マスコミの人種は年収1000万を30歳で超えるのが一般的なサラリーマンの勝ち組だ。彼らにしたって年金は大した問題じゃないから本当にどうでもいい。
ところが、年間所得ゼロ円(かマイナス)の筆者に代表される貧乏な私ら一般庶民にとっては年金は非常に重要なのである。というか、もうそれしか選択の余地はない。もらえる年80万弱はそもそも大金である。それに障害者になったときに面倒見てくれるのも、この国民年金だ。年金の保険機能は損得勘定抜きで入るべきだと強く主張して終わろう。
ゴスロリが金持ちに見えないと言っているわけではありません。あしからず。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com

ゴスロリとAlt-fetish.comのフェティシズムその1

ゴスロリというのがすっかり定着してきた日本のサブカルチャーシーン。
フェチのエバンジェリスト市川としては、ゴスロリがフェティシズムの要素をよく取り入れている以上、ゴスロリを論じないわけには行かない。
2夜にわたってゴスロリについて考えてみたい。なおこの文章を書くきっかけになったのは、Alt-fetish.comのトップページでフェティッシュ・アカデミー2のレビューを書いてくれている、そしてこのページではキャットスーツに酔いしれている晃子さんが送ってくれた『KERAマニアックス』と、『ゴシック&ロリータバイブル』という二つの雑誌である。
ゴスロリとAlt-fetish.comのフェチ、すなわちユーロボンデージの流れをくむ峰不二子系ツルピタブラックフェチの共通点は、黒、ブーツ、コルセット、異素材、そして広い意味でのフェティシズムへの志向があげられる。
ゴスロリが向かうフェティシズムは、ピアスやタトゥーといった身体改造へ向かうのに対し、Alt-fetish.comのそれは身体への働きかけよりもむしろ、あるがままの身体の存在感を際だたせることにある。
またゴスロリが、ヒラヒラのフリルアイテムを愛好するが、Alt-fetish.comはそうしたアイテムは無効で、むしろ身体にぴったりと張り付く第二の皮膚感覚を重視する。
このようにゴスロリとAlt-fetish.comとでは同じフェチというカテゴリーで共通点を持ちながら、その細部では対極と言っていいほどの差違が存在する。
しかし筆者はゴスロリを歓迎している。というのも、ゴスロリを契機に、Alt-fetish.comの方法論によって身体から欲望を引き出し充足する世界があることに、気がつく若い女性が増えるのではないだろうかと思うからだ。
まずはゴスロリの人たちの前に、Alt-fetish.comの世界観の象徴であるキャットスーツを露出させるのがなによりも重要と考えるため、今日行われたホームタウンドルパに参加してみた。
キャットスーツを初めて見るゴスロリ少女たちは、ヒラヒラフリルであふれる会場内でまるで冷蔵庫の奥底のように冷えて凍り付いたかのように味も素っ気もないAlt-fetish.comのブースで足を止める。
Alt-fetish.comのブースには、一体だけ、真っ黒のキャットスーツをピッチぴちにまとった人形がおかれている。
そして数十人に一名程度、並々ならぬ関心をこのキャットスーツなるものに注ぎ、こういうのが好きだと声をかけてくれる人が現れる。
彼女の「好き」というのを具現化して示せたことがとてもうれしく、またAlt-fetish.comの収穫となることは間違いない。
しかし実際にはゴスロリ少女の多くはAlt-fetish.comのキャットスーツに無関心であるようだ。Alt-fetish.comのブースの前を足早に通り過ぎる人が多かった。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com

FP、民間資格の悲しさ、わびしさ

AFP(2級FP技能士)になって1ヶ月以上経過した。AFPとしての入金は今のところゼロ円である。知人に退職時の各種手続きについて説明したらうどんをもらった。
FPってなに?と訊かれて、これこれこういうサービスをする仕事だよと説明する。するとたいていヘエ。金をそれで取れるのか?と訊かれる。筆者はFPとしてフィーをもらったことがない(うどんならある)から、難しいんじゃないかな。という。実際、筆者は、一消費者として、FPなるものに相談料を払うことが今後あり得るだろうかと訊かれると、ないと断言できる。なぜならFPが提供する知識やサービスは、FPならずとも自分でまかなえるからだ。
FPジャーナルというのが毎月、FPの協会から送られてくる。それを読むと分かるが、AFPなり、CFPなりとして、「認定」されるためには、「継続教育」を受けて所定の単位を取得しなければならない。単位は2年間でAは15単位、Cは30単位である。
こうした単位を得るために、FPジャーナルに掲載される継続教育テスト(無料)を受けるか、またはFP協会またはFP協会が認定する団体が主催するセミナーを受講しなければならない。その受講料は、Aの15単位取るのにだいたい2~3万、Cはその倍くらいだ。
もちろんこの受講料とは別に、年間1万いくらかの会費が、FP協会によって徴収される。つまりこうした出費なくして、この食えない資格であるAFPというのは、AFPであることすら認められないのである(なんのためのAFPか?協会を肥やすため?)
食えない資格なのに、FP協会には確実に金が入る仕組みがみえてきた(継続教育テストよりもセミナーのほうが、ただ金を払って座っていればいい分、単位取得手段として人気が高いことが予想される)。
無料で単位が取れる仕組みがある分良心的といえる。ただこの継続教育テストは、合格しないと単位として認められない。
有料セミナーの多くはCFPや税理士など有資格者が講師を務める。こうした人たちは、本業より講師業で食っている人たちである可能性が濃厚である。
なんかいやな感じ。
ちなみに、国家資格であるFP技能士のほうはこうしたからくり(有資格の状態を維持するために金がかかる仕組み)は今のところ無いようだ。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com

珈琲メーカーVSドリッパー

物欲を刺激するアイテムにコーヒーメーカーがある。メリタとか、デロンギから、デザインも美しい、値段も手頃なものがいろいろでている。
ところが、武蔵境にある筆者行きつけのコーヒー豆屋の親父は言った。
「手で入れた方が、全然おいしい」
どんなに高い機械を買っても、お湯を沸かし、手でドリップしたものにはかなわないと言う。コーヒーメーカーだと、じゃぶじゃぶと高熱のお湯を一方的にかけるばかりで、どうしても濃くでるかららしい。
そうした会話を交わすだけで、家に飛んでかえって、手でコーヒーを入れたくなるのだから不思議だ。実際そうして入れたコーヒーは実においしい。
機械よりおいしいと言えば、炊飯ジャーに物欲を刺激されている人も多かろう。ご飯も、炊飯ジャーよりもおいしい炊き方がある。圧力鍋(活力鍋)を使うのだ。活力鍋でご飯を炊くのは、以外にも炊飯ジャーの半分以下の時間しかかからない。水道光熱費の節約になる。仰天するほどおいしいご飯、もううちは、炊飯ジャーを使うことは二度とないだろう。
コーヒーメーカーも、炊飯ジャーも、どんなに安くても数千円はする。ドリッパー※は数百円、活力鍋はけっして安くはないけれど(2万くらいした)、高級な炊飯ジャーよりは安い。安くてエネルギー消費も少ない二つのアイテム、GWに突入の我が家でも大活躍が期待される。
※リンクは筆者が使っている商品です。
Text by Tetsuya Ichikawa
Alt-fetish.com