市川さま、はじめまして。私は地方在住の26歳の女、独身です。仕事は歯科衛生士をしています。職場の上司も同僚も患者さんも誰も知らない私の趣味のことを書きたいと思って、メールしました。
　その趣味はバイクと、ラバーです。ラバーフェチの市川さんは、小さい頃、バイクに乗った革ツナギの女性を見てフェチになったといっていましたが、私を見てください。私をもし、小さい頃みていたら、もっとすごいラバーフェチになっていたのではないでしょうか？　私は1�oにも満たない薄いラバーのスーツを全身にまとって、バイクに乗るのが大好きです。市川さんはいつもメルマガやブログで、ラバーフェチに女はいないといっていますが、私はご覧のように、紛れもないラバーフェチです。
　なにしろラバー無しで過ごすことは三日も出来ない身体です。ラバーを着るときは、全身にぴったりするスーツを好んできます。特に、腕や脚がぴったりする感じが好きです。むっちりとした腕やもも、ヒップのまわりの様子は、黒光りするラバーに包まれると、動物的な感じとプラスティックのような無機質な感じが混ざって、何とも言えない美しさです。
　顔は可もなく不可もない感じですが、ラバーを着るときはメークが面倒なので、顔が全部隠れる全頭マスクをいつも付けています。最近では、市川さんに注文して取り寄せてもらった、Rubber's Finestのリアルマウスギャグ付き全頭ラバーマスクを嵌めています。口全体にいっぱいに広がるラバーの感触、しばらくするとヨダレが止めどなくあふれて、顔の下半分がベチョベチョになる感じ。一度体験するともうこれ無しでのラバーはあり得ません。
　ブーツの下には、ラバーソックスを履いています。グローブとソックスをすれば、体液の出口がないので、いつまでもラバーの内側が濡れた感じになり、気持ちいいです。
　口にラバーのマウスフューチャーを入れるだけではなく、アナルにはアナルプラグを必ず入れるようにしているんです。バイクに跨ったときに、アナルプラグ越しに震動が下半身全身に広がって、何度も運転中にイッてしまいます。
　ヘルメットはフリップアップできるタイプです。たまにガスマスクを付けて乗るので、この方が都合がいいし、気分次第でこの「人口の口」を外に出して視線を集めたいんです。前面を閉じたときは、厚手のラバーマスクとヘルメットで外界から完全に遮断されて、否応なくたかまります。
　街乗りしているとたまに超エロイ格好のバイカーを目撃します。そういう日は、思い出してその夜必ずオナニーしてしまいます。妹もバイクが好きだけれど、写真のようにアメリカンな感じで少しテイストが違います。でも、ぴったりした革パンを買ってあげたら、ずっとそれをはいているのでなかなか、筋はいいと思いいます。私のことを変態だって思っているに違いありません。妹の軽蔑に満ちたまなざしが妙に心地いいのは、私に生来のMっ気があるからだと思います。
　私が、この格好でバイクに乗っていると、ほとんどのほかの車のドライバーが仰天して私をみます。信号待ちをしているときは、歩行者が私の写メを撮ります。どんどん、私の姿を見て、みんな変態のラバーフェチになってくれればいいと思っているんです。自分がこうやってみられるのも最高に気持ちいいし、仲間も増えるわけだから、一石二鳥ですよね。
　これからも、ラバーを着てバイクに乗って、楽しんでいきたいです。今度東京に行ったときはぜひ、ショールームにも行きたいです。