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時間と金を無駄にしない超厳選フェティッシュ・サイト・ディレクトリ
フェティッシュなインターネットウェブサイトを徘徊して10年のエディターが、凡百というウェブサイトの中から厳選して紹介。有料サイトは基本的に却下。*j…日本語、*e…英語

Tokyo Kink Sciety*j 【トウキョウキンクソサエティ】
http://www.tksociety.com/

 TKS(Tokyo Kink ScietY)は、「SM好きや、ボンデージ、ドミネーションなどに興味をもつ、オープン・マインドな人々の集まり」。日本で唯一の国際的なBDSM非営利団体で、アメリカやヨーロッパの同じようなグループをモデルにしている。都内で不定期的にイベントを開催。主なイベントはTHE GATE。2008年秋THE GATE 5周年記念イベントJAPAN FETISH BALLにはALT-FETISH.comも出店。


TortureGarden Japan*j 【トーチャーガーデンジャパン】
http://www.torturegarden-japan.com/

 このサイトは英国トーチャーガーデンを日本に引っ張ってきて主催している音楽レーベル、ディスコキング社による、トーチャーガーデンジャパンのサイト。ALT-FETISH.com市川も2008年から取材させていただいており、お世話になっている。


Kinky Style*e 【キンキースタイル】
http://www.kinkystyle.net/

 このサイトは「マルチメディアエンジニア」という仕事をしているベルギーのパトリックさんという人が完全に無料で、純粋に好きでやっているフェティッシュサイト(kinkystyle.comとは無関係)。ラテックス、PVC、ボンデージ、レザーを着たセクシーな女性に対して健全な関心をもっている人向け(for people with a healthy interest in sexy women, preferably in latex, PVC, bondage, leather, etc)としている。ゲームの素材などのために仕事でキンキーファッションの女性を撮影する機会が多く、たくさんの写真が溜まった。それらをひとりで抱え込んでいても仕方ないので、世界中のフェティシストにささやかながら貢献したいと考え、自分でサイトを作って公開することにしたという。何とも素晴らしい志。モデルの質もよく、着こなしもおしゃれで素晴らしい。この人のように、撮影技術+機材+ウェブ技術+わずかな才能があれば、世界はもっとよくなる。


Senze magazine*e 【センズマガジン】
http://senze.se/index.html

 ウェブのみのフェティッシュマガジン。なんとこのジャンルで初めてのオンラインフリーペーパーだ。無料なのにもかかわらず、この雑誌には貧乏くささ、インチキ臭さがまったくない。写真は一流のクリエーターのコラボレーションが見事に結実した見応えのある作品ばかりで驚くべきクオリティだ。美しいモデルがラバーファッションに身を包んでいる。成長を続けるフェティッシュクローズ市場と、印刷する雑誌にくらべてはるかに安価にできるウェブのテクノロジーがあわさり、いま、ここにラバーフェティシズムの歴史に新しい一ページが加わった。Libidex、Skintight、Sinskin、Torture Gardenなど世界の名だたるラバーファッションブランドが広告主になっている。


Rubber Restaurant*j 【ラバーレストラン】
http://members.jcom.home.ne.jp/rubber-restaurant/

「レストランのように(ラバーフェチの)みんなが集まり、好きな物を食べて好きな話をする。」素敵な主宰者の思いから出発したサイト。みなさんの活動の様子が写真などで拝見できる。


Tokyo Perve*j 【トウキョウパーブ】
http://www.tokyoperve.or.tv

 2000年10月、完全ドレスコード制を敷き、告知は口コミのみ、一切の取材やカメラを遮断してのシークレット・パーティとして始まった超ホットなイベントTokyo Perveのサイト。日本有数のFetishFashionイベントに成長している。


ZOOM BIZARRE fetish fashion lifestyle*e 【ズームビザール】
http://www.zoom-bizarre.com/index.htm

 「フェティッシュ・ファッション・ライフスタイル」をテーマとするコミュニティサイト。多くの非営利のギャラリーが楽しめる。「zoom in our bizarre world of lycra, leather & latex」という文字がindex.html(いわゆるトップページ)に大書きされていて、これはまさしくAlt-fetish.comが主眼をおいているフェティッシュカテゴリーと同一である。ビザールな素材を扱いながら、たいへんファッション性が高く、感性を刺激される写真が見られるサイトは貴重で珍しい。about usでは「あそびにこそ人間の活動の価値がある、そのことに気付くべきだ。そして笑おう。笑いが恐怖をうち消すんだから」とある作家の言葉を引用。「ズームビザールとはなにか? 私たちは世の中でもっとも美しいものを求め、それをさらに刺激的でワクワクするものに変えようとする個人の集まりだ。私たちはオープンマインドで寛容さを持っている。唯一の限界は、私たちの想像力にしかない。ここにはフェティシズムによって創造的になることに大いなる喜びを感じることができるさまざまなバックグラウンドや職業を持つ男女が集まっている。私たちは、人生における喜びをビザールに求める。地理的制約は問わず、世界中から仲間の参加を求める」とこう書いてある。さらにphilosophyには「ボンデージは誤解されている。本当は慈悲深くロマンチックな性愛の前戯であり、ハッピーエンドで終わるもの」「女性を不当に束縛するようなものではない」とある。まさにすばらしい、私ら日本のフェティシストにとっても普遍性を十分に有する基本理念といえよう。


九条の会オフィシャルサイト*j 【きゅうじょうのかい】
http://www.9-jo.jp/index.html

 そもそも戦争になったらフェチどころではないですから。絶対に変えちゃいけません、九条。戦後60年たって、新しい世紀が幕を開け、まもなくこのAlt-fetish.comははじまったわけだが、ちょうど同じ頃、日本国憲法を変えようという気運が盛り上がってきた。そのことに危機感を抱いた奥平康弘、小田実、大江健三郎、加藤周一、鶴見俊介ら有識者が2004.6月に結成した「九条の会」のオフィシャルサイト。Alt-fetish.comとしては一貫して平和主義をうたっており九条の会を支持する。


EMILIA FETISH*i 【エミリアフェティッシュ】
http://www.emiliafetish.com/index.htm

 イタリアンラバードール、エミリアのサイト。全身キャットスーツ、ラバーマスク、そして上からガスマスクのショットが多くいったいどんな顔か分からないけれど、女性だろう。とにかくラバーが好きらしく、パートナーやお友達とラバープレイをしている様子をさまざまなバリエーションで写真やビデオ撮影し、きれいにサイトにまとめている。全部無料で見られる(04.9.25現在)。


RUBBER rub*j 【ラバー・ラブ】
http://www10.plala.or.jp/rub/

 ラバリストrubさんのページ。rubさんは仕事もあり家族もいる、普通の市民である。自身のラバーキャットスーツ姿を公開するギャラリーや、投稿者のギャラリーは充実している。自己紹介のページからは、真摯なラバリストのrubさんの人柄が伝わってきてあたたかい。普通の人がラバーを楽しむ、そのDIY精神あふれるこのサイトへの信頼は厚く、BBS、LINKともによく吟味され見応えがある。


RUBBER ANGEL*j 【ラバーエンジェル】
http://www.geocities.co.jp/PowderRoom-Rose/6809/

 女の子のためのラバーファッションサイトを標榜する女性によるサイト。まだギャラリーの画像は少ないものの、女性として(ダンナにないしょにしてまで)ラバー道をまっとうしている点が感動を誘う。ぜひ今後ともがんばって欲しいところである。なお、ギャラリー内で彼女がかぶっている英国製S-10ガスマスクは、Alt-fetish.comのコスチュームディレクトリで販売中。


NOVWEB*j 【ノブウェブ】
http://www.geocities.jp/nw045/

 Nov氏の個人サイト。であるが個人のサイトにしてはあまりにもすばらしすぎるレザーおよびラバー関連の画像ストックと、リンクの充実。ちなみにゲイであるが、集められている画像はどれも美しく、ゲイであろうがなかろうがAlt-fetish.comの読者ならば抵抗はないだろう。


Booty Beauty Slaves Museum *j 【ブーティー・ビューティー・スレーブ・ミュージアム】

http://www.nn.iij4u.or.jp/~kfe02262/topindex.htm

 主催者Fam氏がブーツフェチから始まって、いかにして自分がフェティシストになったかを告白しているInfomationが非常に共感できた。まさに私もそうだからだ。「ジャッカー電撃隊」「ゴレンジャー」など特撮ヒーローものに出てくる女戦士の、汚れた白のロングブーツ。70年代、80年代のアグレッシブで挑発的なタレントのファッション。影響は計り知れない。画像はオリジナルも充実。準備中の部分も多いが、今後の展開が楽しみだ。


Wax's Page *j 【ワックスズ・ページ】

http://jan.sakura.ne.jp/~wax/

 このサイトの趣旨を、トップページで管理人自らこう紹介している。「当サイトは、1960年代から80年代のブーツ、レザーコスチュームが大好きな私(Wax)が、同じ嗜好の方たちと、情報交換の場を作りたく思いホームページを立ち上げました。」 ──この年代のテレビや映画で見られるフェティッシュシーンを集めた貴重なアーカイブ。自らのフェティッシュに、メディアから大きな影響を受けていると改めて実感。


Garnot-Illustration*e 【ガーノット・イラストレーション】
http://www.gernot-illustration.de/

 マーキスに連載、また、ヘヴィー・ラバー・マガジンではビザール小説のイラストを担当しているイラストレーター・フォトグラファーの、ガーノットの個人ページ。マクロメディア・フラッシュが必要。サイトの作りも秀逸。ダークな雰囲気の、質感のあるレザーやラバーアイテムの丹念な描き込みに脱帽。写真も彼は撮るようで、こちらも素晴らしい。


L.A.TEX*e 【ラテックス】
http://www.l-a-tex.com

 個人が、知り合いの女の子に頼み込んで、ラバーやらマスクやらを来てもらい、写真にとってウェブサイトに公開する──。しかも、山っ気を出して会員制にして金を取ったりせず、あくまで無料で見せて、更新も多頻度。よほどの熱意と忍耐力と人脈がない限り続かないモノです。しかしこのサイトはすごい。それが、何年も続いている。無料で、高品質。多頻度更新。フェティッシュサイトの鏡です。


MARQUIS*e 【マーキス】
http://www.marquis.de/onlineshop/

 弊社(Alt-fetish.comを主宰している)が日本の正規代理店をつとめているドイツの世界的フェティッシュブランド「MARQUIS」社。ここのオンラインショップで、最新の商品リリース情報をゲットしよう。もちろん直接頼むのもいいけれども、送料が割高になります。


CATWOMAN *e 【キャットウーマン】

http://www.geocities.com/catwomanjn/

 映画でおなじみキャットウーマン。愛くるしい有名女優演じる子猫ちゃんたちを、豊富な画像とともに紹介。


Gloves2000 *e 【グラブス2000】

http://hometown.aol.com/Gloves2000/index.html

 このサイトはヘンリーさんという人が制作。The mystery of fetishと題する文章はこのリンクページのやや下の方から行けるが、フェティシストならば涙せずにはいられない感動的な名論文だ。


Rubber Rose *j 【ラバー・ローズ】

http://www002.upp.so-net.ne.jp/rubber-rose/index2.html

 主催者智美氏はラバーキャットスーツを見事に着こなしている自らの写真を豊富に公開。美しいラバーのキャットスーツを着た女性を見れば、もちろん、男だってそうなりたいと思うのは当然。だがここまで実行し、クォリティ向上に努めているところも珍しい。「私のフェティッシュ・コレクション」では、マーキスの商品のレビューが私の知る限り日本で最も充実している。マーキスのビジュアルをこれだけ研究していれば、智美さんのセンスの良さにも納得。


 
 
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