ラバーフェティシストのためのセレクトショップ オルタフェティッシュ |
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撮影などでいろいろな汚れが付いたり、あるいはずっと保管しておいて白っぽくなってしまったラバー製品を、黒ピカのほぼ新品状態にまで回復するとっておきの方法をご案内します。中国製のALT-FETISH.comオリジナルラバーキャットスーツも、届いた当初は新品でもツヤがない場合が多いので、この方法を使うとあっという間に(表面だけ)高級ヨーロッパ製スーツに早替わり! この方法は、ALT-FETISH.comが長年にわたって、ラバー製品をケアしてきた実践の中で生み出した、もっとも合理的で確実なものです。皆さんに自信を持っておすすめします。 準備編 用意するものは次の通りです。
そしてもちろん、こんなふうになってしまったラバーです(下写真、左)。ちなみに、このキャットスーツは、ALT-FETISH.comオリジナルラバーキャットスーツ0.8mm新品です。こういうふうに新品でも、製造から時間が経つと白っぽくなったり固くなりますから、ここで説明する方法で、クリーニングしてあげます。 まずは洗剤で洗う はじめに、ひとつのバケツに大さじ1杯くらいの台所用中性洗剤を入れて、水10リットルくらいを入れ、よく混ぜて泡立てます。なおこの作業ではすべてグローブをはめて行って下さい。 この中に、処理したいラバー製品を入れて、裏表よく、洗剤の水がなじむように混ぜたりもみ洗いします。グローブなど袋状のものは裏表それぞれ水をくぐらせます。固い固形物が付いている場合は、石けんやたわしを使って落として下さい。 もう1個の方のバケツに水を張り、洗剤が着いたラバー製品を移します。ここですすぎを行い、洗剤を落として下さい。 Wash & Shine 希釈液に漬ける 空いた方のバケツの中の洗剤や汚れた水を捨ててキレイにしてから、Wash & Shineをおよそ大さじ2杯ほど(30ml程度)入れ、そこへ水を6リットルほど注ぎ入れます。写真のように、水の表面に油が浮いた状態になると思います。よく水を、バケツの底からかき混ぜて下さい。一見、ちょっとしかシリコン剤が入っていないと思いますが、大丈夫です。入れすぎは絶対にやめてください。無駄ですし拭き取りの手間が面倒です。溶剤は少なく、水は多めです。 Wash & Shine水溶液にラバースーツを入れるまで なお、貼り合わせ部分から、Wash & Shine のワックス成分が乳化して白くはみ出たみたいに見えます。これはラバー製品を保護する成分ですので、あとで拭き取れば問題ありません。 乾かしたあと、拭き取る よくジャブジャブと溶剤が全体に馴染んだら、水から引き上げてハンガーに掛けて一昼夜陰干しします(裏表それぞれ)。そのあいだに、水分だけ蒸発して、シリコンワックス成分だけがラバー製品に定着します。 処理したラバー製品の生地の性質によっては、表面がなめらかにならず、油浮きや白っぽい乳化成分がムラ状にこびりついて見えることがあります。これは、表面にもともとパウダーが付いていたのが洗浄段階でよく落ちずにシリコン剤と反応したり、貼り合わせ部分に残っていたクリーナーとシリコン剤が反応して白くなったものなどです。これらの症状が出た場合(下写真参照)、キッチンペーパーで拭き取ります。
まず、床に、45リットルのビニール袋をハサミで、2長辺を切り裂いて広げます。その上にラバースーツを置いて、片面をまずキッチンペーパーで表面をこすって拭き取ります。この作業はキツイですが、頑張ってください。キッチンペーパーが黒っぽく汚れますが、この汚れはラバーの静電気で空気中からラバーに吸い寄せられたチリ汚れです。この際拭き取りましょう。 元もと価格が高いラバー製品(たとえば4Dラバー社製のラテックスシートを使って製造されたBLACKSTYLEスーツなど)の場合は、この拭き取りプロセスを経なくても問題ない場合があります(下写真参照)。また、1度この処理をすれば、2度目以降、やはり拭き取りしないでもキレイに仕上がることが多いです。 まるで別のもののように仕上がる 下の仕上がり写真をご覧ください。キッチンペーパーでキレイに拭き取ったあとの様子です(分かりにくいのだが、高いラバー製品ではなく、中国製のALT-FETISH.comオリジナルラバースーツでこの仕上がり)。まるで別物ですよね。安いキャットスーツは、元々ツヤがなく、新品なのになんじゃこれって思う人もいると思います。ですので、届いたらすぐこの処理をすると、新品以上に美しくなりますし、もちろん表面にシリコンワックス成分が皮膜を形成しますので、長持ちして硬化や退色(白っぽくなること)を防ぎます。
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