【巻頭】ピーター・ツェルニヒの最新のコメントが読めるのがこの巻頭(EDITO)。恐ろしく金をかけた大作「ポニー・ガール」で素晴らしい写真が撮れたので、雑誌で掲載するほか、有料ウェブサイトでも見せる。ビデオ作品を撮ると、必ずスチールも撮っておいて(しかも写真家としては?な彼が!)、雑誌や写真集などにも小出しにネタを使い回すメディア王、ピーター・W・ツェルニヒ。アメリカのトップモデル、イヴ・エリス(「ラバー・ボンデージ」でおなじみ)、ルーバがフェティッシュ・モデルとして活躍している。ルーバは、デマスクのスティーブ・イングリッシュにフェチに開眼させられた。今ではこんなページも作っている。http://www.louva.net/index.htm
【ビザール・フォト】(すべて写真はピーター・W・ツェルニヒ)
パッツィー・プラスティック……黒のブラ、パンティー、ガーター、ストッキングをはいたモデルの上から、半透明ブラックのラバーキャットスーツ、全頭マスクをかぶせて、すけすけ状態を楽しむ。上着を着てレイヤー(重ね着)させ、さらに蒸れ度を高める。
ナターシャ・チューブ……半透明のあめ色ラバーキャットスーツ、ウエストニッパー(黒)、黒の大振りなグローブ、黒のラバーブーツ、アイグラス付きヘルメットマスクを装着したナターシャが、医療用チューブと戯れる。
バーン・ベイビー・バーン……これ以上ないくらいマーキスのオリジナルラバーマスクがアップで撮影されている。マスクを買いたい人は要チェック。透明ラバー×黒のロンググローブ、ラバーマスク×ガスマスクといった、重ね着ショットもエロティックでいい。
ラバー・スチーム・ルーム……伝説のビデオ「ホワイト・ルーム」シリーズ。1999年の全社改革以降続編が作られていないが、世界中の熱烈なファンからのリクエストに応え、「スチーム・ルーム」として同シリーズの続編を新たに制作することにした。その名もスチームルーム。次のフレーズはあまりにも頻出なので原文も載せる。「つま先から頭の先まで、ラバー製の衣服、全頭マスク、ラバーブーツ、ラバーコルセットに身を包んで all enclosed from head to toes in their heavy rubber outfits, with full masks, rubber boots and rubber corsets...、ラバードールたちが甘いセッションを楽しむ」訳がむずかしい、原文のほうが全然燃える(筆者註) このショットの見物は、全身キャットスーツに全頭マスクの美女4人のそれぞれのカラー。あめ色、ブラック、レッド、ホワイト勢揃いだ。
【ビザール・ストーリー】
リビドーメーター……露出狂の変態技術者が、女性にリビドーメーターをつけて、オルガズムに達する様子を観察する話
ザ・プレジャーズ・オブ・ルーム3……ある女性がラバーのキャットスーツをはじめマスク、カテーテル、グローブ、ベルトなどを使い、猛烈にボンデージされる話。
【ビザール・スペシャル】
ポニーガールズ……大作、ポニーガールからの撮り下ろし。モデルは、ナターシャ、ティン、ビアンカ(ピーターの奥さん)、ルーバ。
ナターシャの馬ぶり、ビアンカの若い女主人ぶりが何ともゴージャスで、一刻も早くビデオのほうを見たくなる。
【ビザール・アート】
ビザール・ギャラリー……ガーノットのイラスト。ラバーロングストッキング、パンツ、ビスチェ、グローブという出で立ちで、金具で緊縛された修道女の退廃的なイラスト。
ザ・ビザール・アート・オブ・ベンソン……ベンソンのイラスト。女性の身体を極端にデフォルメ。人間便器、フェラチオ装置などにされた女性たち。これでは村上○樹も真っ青だ。
【ビザール・ファッション】
ハウス・オブ・ハーロットからみごとなラバーコスチュームの登場。脚と腕の編み上げ、2重のマスク、いくつものベルト、複雑なカットなど、比類なき芸術作品。イギリスの得意客向けに、特注されたらしい。とにかく見ているだけでも圧迫されてくる。非売品なので、ホント、見れるだけ貴重だろう。
【ビザール・ウェブサイト】
ビザール・ファミリー……オーストリアの、カラフルでポップなラバーイメージのウェブサイト。URLは雑誌買ってみてね。