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原題:MARQUIS No.32雑誌 146p(オールカラー)MARQUIS2004年 ドイツ大きさ:A4変形修正個所あり
カナダ出身の世界的フェティッシュモデル、ビアンカ・ビショップ嬢が表紙をかざる。 【巻頭言】大きなニュースがふたつ。フランス版MARQUISが廃刊となることになった。 【フェティッシュ特集とインタビュー】 ■Woschofius ア・ライフ・フォー・SM……SMを人生の基本に据えている人たちのために作品を作っている。SMはエモーショナルで、愛にあふれた世界だ。SMに対する依然として存在する偏見を打ち壊すために、SMの美しい写真を撮り、物語を編み出し、SMサイトを運営し、イベントをオーガナイズするSM活動家のインタビュー。もちろんMARQUISがフューチャーするくらいだからラバーをスタイリッシュにSMに取り込むインスピレーションあふれる写真が目立つ。 ■ビッグ・イン・アメリカ……アメリカのフェティッシュシーンの報告。今回は、サンディエゴで行われたアメリカ最大規模のコミックの展示会イベント、コミック・コンについて。フェティッシュな要素がますます拡大。前号の表紙を飾ったマスミ・マックスも、トップ・コウ・プロダクションのブースに登場。トップ・コウ社はベストセラーコミック、ウィッチブレードの版元。 ■ハーロット・フロム・ヘル……トライバルと近未来SFのメタリックなテイストをセンスよく組み合わせたコスチューム工房の紹介。熱帯地方の原住民の衣装をフェティッシュコスチュームデザインに取り入れるという斬新で驚きあふれる試み。 【フェティッシュ・ファッション】 ■AMFコルセット……まるで生命体のような、生々しいエネルギーを放つ濃いデザインが光る革製のコルセットブランド。身に着ければ強くかっこよく変身できる。もともとデザイナーは身体改造とかモダンプリミティブの世界と深い関わりがあり、コルセットに身体改造手段としての意義を見いだした。身に着ければまるで身体そのものの一部になり、身体に大きな変容をもたらすエロティックなフェティッシュコルセットの写真に釘付け。 ■世界のフェティッシュデザイナー集合……2004/8月に、ハンブルグのプライベートパーティーで行われた世界の主要フェティッシュデザイナーによるファッションショーの模様をピーターが撮り下ろしてレポート。ハウス・オブ・ハーロット、ファニー・スキン、リビデックス、ボンディネージ、アブソルート・デイニー、ヴェックス・クロージング、HWデザイン、トーチャーガーデン。トーチャーガーデンのキルビルライダースーツ、マスミマックスの分厚い「人造」くちびるが印象的。 【フェティッシュ・アート】 ■スペースガール……2037年の宇宙の物語。ラバースーツを宇宙服としてまとったビザールイラストとあやしげなSFストーリーが掲載されているオンラインコミックサイトの紹介。デザインがかわいい。 ■ビザール・ギャラリー……ガーノットの妄想極まるイラスト。コルセットでウエストを絞り込んだ、透明ラバーをまとったビザール嬢。 ■フェティッシュ・ファッション・ファンタジー……ワーナー氏のイラスト。サイトもあるようで、たくさんみたい人はそちらも。わりと写実系のざっくりしたSMイラスト。 【フェティッシュ・フォト】 ■ビアンカ・ビューチャンプ……フェティッシュフォトをサイト上で発表しはじめて6年、プロとして活動をはじめて3年になる、いまや押しも押されもせぬフェティッシュモデルとなったビアンカ。巨乳という身体的特徴もさることながら、イタズラっぽい表情が似合うキュートなフェイス、そして何より、必ずラバーコスチュームを着て登場するラバーモデルとしての真摯な取り組みが高評価。今回はマトリックス、キャットウーマンといった映画のコスチュームプレイが見物。目も口も開いていないラバーマスクをかぶって、ラバーのグローブをはめた手で頭を抱えるショットがいい。この無機質なラバーの下に、生命感あふれるエロイビアンカがいると思うとかなり萌える。写真はすべて、最初からのパートナーであるマーティンによる。マーティンこそビアンカという逸材を世界に羽ばたかせた張本人といえる。楽しむというのがモットーというがやはりすぐれたパートナーとの出会いがあってこそだろう。 ■オードラ、千変万化……シカゴ出身のフェティッシュモデル、オードラ。小さい頃から風船いじりが好き。匂いをかいだり、手でこすったり、指で突き破ったり。オトナになった今は、ウィークエンドは非営利の団体で働き、夜と週末はラバーフェティッシュモデル。美形だがちょっとニューハーフっぽい。 ■イブ・エリス、リローディッド……しばらくシーンから消えていたイブが戻ってきた。最新の撮り下ろし。縛り、くつわといったボンデージ系の写真。 ■ナディア・レヴ……モスクワ出身で、フィラデルフィアののテンプル大学でマルチメディアを学んだ21歳の若いカメラマン、ナディア。今回は、「ヘア・縛り」というタイトルで、髪の毛を麻縄で縛ったユニークな作品。ラバーコスチュームの撮り方もよく分かっていらっしゃる。 ■マーキスビューティーズ……MARQUISピーターの新商売、MARQUISスタジオでピーターに写真を撮られたい人募集、ときた。メイクアップアーティスト、アシスタント、スタジオレンタルフィー、消耗品費などすべてカバーし、ピーターが一日かけてあなたを撮り下ろします。価格は999ユーロ。こんな感じに写るということで、何人かのケースが紹介されている。MARQUIS社にある膨大なフェティッシュコスチュームを着たい放題というからドイツまで行く価値はあるというもの?! 【フェティッシュ・ファンタジー】 小説 【コラム&セクション】 ■ビッツ&ピース……お知らせ ■メイルボックス……読者からの投稿 ■フェティッシュ・デポ……世界中のマーキス取扱店リスト ■オンライン・ニュース……最新フェティッシュウェブ情報。 ■フォーラム&コンタクツ……個人広告のページ。返信用の封筒と、一ドル紙幣または一ユーロコイン、英国第一スタンプを送れば転送してもらえる。しかしメールアドレスも併記してあるが……。 ■ローカル・ニュース ■ビザール・バザール……マーキスの最新の服、雑誌・本・ビデオの誌上通販。 【フェティッシュ・アート&メディア】 ■フェティッシュな本、雑誌、ビデオ、カタログを紹介。 【フェティッシュパーティー&アクション】 ■世界各国で開催されたパーティーイベント、出来事を豊富なカラー写真とともに現地リポーターが報告。
©Marquis/Czernich