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原題:HEAVY RUBBER FETISH MAGAZINE No.20雑誌 132p(オールカラー)MARQUIS2006年 ドイツ大きさ:A4修正個所あり
○巻頭言 かつてなくファンタスティックになってきた! ラバーシーンは、ヘヴィーラバーマガジンを創刊した10年前とは様変わりだ。MARQUISは初心者向けに、より間口の広いユーザー向けに出したのに対し、ヘヴィー・ラバーはそこからあふれたもっとコアなラバリスト向けの雑誌だった。ヘヴィー・ラバーには、当初クラシックなフェティシズム、たとえばガスマスクやチューブ、トータルエンクロージャー、半透明ラバーによる変態チックな外観、ディルドーやバットプラグ、あるいは工業ラバーともいうべき、ウェダーやプロテクションスーツ、ヘビーグローブなどの写真を掲載していた。 しかし近年、ヘヴィー・ラバーはフェティッシュトピック全般を示す、ありふれた言葉になってきたようだ。私たちはこの言葉のパテントを取得した。 ビザールファッションは発展し、多くのラバーウエア工房が技術を競っている。ラバーのカッティング、貼り合わせ、色、デザインのバリエーションによって、ほとんどのラバーの妄想は具現化され尽くそうとしている。今号でもたとえばRubber's Finestのデザインのキャットスーツやコルセットのように、恐るべきフェティッシュな妄想がファッションに結実した作品の数々を観ることができる。 冒頭のこのエディターズヴォイスに掲載されているのは日本のクリエーター、カリワンズの写真だ。私が知る限り究極のフェティッシュ狂であり、アーティストである。MARQUIS No.39でふたりのことを特集しているのでぜひ観て欲しい。 写真をメインに見せる贅沢な誌面構成、もちろんフルカラーでラバーをまとった美女の見応えあるビザールフォトグラフィーマガジン。今号では冒頭ピーターが書いているように、ラバーフェティッシュファッションの新しい潮流を象徴するかのようなカリワンズ、そしてラバーズファイネストの目を見張るような美しいビザールコスチュームが見物。もちろんエロティックな、ハードコアポルノ風のショットも。 ○ラバービューティーズ ビアンカ・ビショップ:カナダ出身のメジャーラバーフェティッシュモデル、ビアンカ・ビショップが全裸で、透明ラバーシートに包まれて恍惚。また、透明ラバーキャットスーツをアンダーウエア風に着た上に、赤のタンクトップ、ホットパンツ、ロンググローブ、ストッキングを合わせてエロティックにポージング。そのスタイルでバキュームベッドも。 ラバー・エバ:めずらしい、ブルーの半透明キャットスーツをベースに、コルセット、幾重にも巻いたボンデージベルト、黒のグローブにポニーブーツ、ポニーハーネスという出で立ちのエバ。ポニーハーネスで馬の気分。 クィニー・ラブ:乗馬パンツ風のデザインのボトムス、編み上げのピンヒールブーツ、赤のロンググローブ、黒×赤のビビットな色遣いのコルセットに透け透けのトップスのクィニーが、丸アキの股間に指を入れたりしてオナニーする。後半、全頭マスクもかぶって、イスに直立させた巨大ディルドーを股間に当てて恍惚。 ラバーレラ:アートスクールで学んだラバーレラは17年前からフェティッシュシーンに参加。今は世界でも有数のフェティッシュモデル、ミストレス、パーティープレゼンター、フェティッシュムービー俳優としてドイツ中心に活動。全身黒の、インフラタブルバストキャットスーツ、ハイヒール、フード一体型ガスマスク、コルセットの出で立ちがかっこいい。カメラアングルも素晴らしい。ほかにも赤いキャットスーツ、全裸にラバーストッキング、グローブ、ガスマスク、ブーツ(もちろんオールブラック)、透明キャットなどフォトバリエーション豊富に楽しませてくれる。 ビアンカトダンテ・ポッシュ:奇跡の体型の持ち主、ピーターの妻ビアンカはインフラタブルバストのキャットスーツに全頭マスク、グローブ、ハイヒールと抜かりなくキメキメ。ポッシュはスモークグレーの半透明キャットスーツにエプロンという謎のコーディネート。ビアンカのバストにハンドポンプが接続され、胸はパンパンにはち切れんばかりに膨らむ。 サマー・カミングス:巨乳が観たければこの人をおいてほかにはいないサマーカミングス。MARQUISのヘヴィーラバーDVDシリーズにも多数出演。今回は透明ラバーのトップスとボトム、コルセットというシンプルな出で立ち。 ○ラバーファッション ラバーズ・ファイネスト:マスクがメインのブランドだが、今号の写真を見ると分かるとおり、非常にデザインのディティールが凝ったワンピースやコルセット、ネックコルセット、マスクを出している。細い線が幾重にも施されたコルセットやワンピースはまるで別の生き物に変身させてくれる。仮面舞踏会などでよくありそうなマスクのモチーフ。日本人にはなじみがなく、それだけ異様さが引き立つ。 スリンキースキン:アベンジャーズのエマ・ピールでラバーに目覚めたのがスリンキースキン。黒のキャットスーツに全頭マスク、ガスマスク、それに上半身すべてを包んでしまうバルーンなど。バストにバルーンが付いたものなど、インフラタブル系の誌上通販も行っている。 ○ラバー小説 ラバーブーツ信仰 マイク・ビッカーズ ○ラバーウエブサイト サイバーバンプ・ドット・コム:ラバーフェティッシュとハードコアアクションが売り物のネット。ラバーを着た美女が極太ディルドーを挿入していたり、股間だけあいた全身黒のキャットスーツの美女がこちらへ股を大きく拡げている(修正入ります)ポーズなど刺激的な写真を掲載。 フェティッシュアイ・ドット・コム:黒のラバーキャットスーツをベースにテーマプレイング。ヒモで縛るSM、ダイビングを楽しむレズ、ウエット&メッシー、ラバーレインコートを着てのお出かけ、生物化学兵器防護服を着て芝刈りなど。テーマが面白く、コスチュームもバリエーションが豊富。幅広いフェティシストの欲求に応えようとしている。 ○ラバーエクストラ 投稿、誌上通販、レギュラーイラスト。
©Marquis/Czernich